So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

Cartola

2010年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

廃盤なのか、数日前amazonでチェックしたときには

あと少しで桁が変わりそうなお値段に、あっさりあきらめてしまったの。

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ところが、昨日西荻ついでにふらりとAparecidaをのぞいたら、

お店の扉を開けたとたん、なんと

↑ のカルトーラが「いらっしゃーい」って。  たしかに私には聞こえた

しかも1400円。Aparecida来るといつも何かしらいいことがあるわ~。

才能がありながらも世に出る機会に恵まれずに、65歳にして初めてアルバムを発表したカルトーラ。

来月は命日の月です。

この味わい深い歌たちの日本語訳、こつこつと挑戦してみよ。


今日はのんびり

2010年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

何かとアタフタしていた先週。

トドメの昨日聖歌隊コンサートが無事終わって、

きちんと日本酒で打ち上げてきまして、すっきり一区切りです。

第一部バッハ、モーツァルト、第二部ロッシーニ、フォーレなど。

よく響くホールで、パイプオルガンの伴奏でとても気持ち良い。

フォーレのレクイエムからは「サンクトゥス」「ピエ・イエズ」「リベラメ」を。

「ピエ・イエズ」のソプラノ独唱部分、特訓の甲斐あり何とか足を引っ張らずにすんだみたい。ほっっ。

ご一緒した本物のソプラノの方の体の使い方が、見ていてすごく勉強になりました。

やっぱりオペラ歌手もラテン系、オトコマエな素敵なお姉さんですっかり意気投合してしまいました。

「リベラメ」にはバリトン独唱も入るのですが、

ゲストバリトンソリストでみえた水野さんは、学生の頃よくレッスンで顔を合わせた方。

師匠は同じでも学校が違ったのでそのまま疎遠になってしまい、今回は10年ぶりの再会でした。

うれしかった。

今は某大手オペラ団体の団員さんとして活躍されているとのこと。

変わらない気品のある声で、美しいバリトン独唱でした。

ここ最近、新しい出会いというよりも

古い仲間や師匠や先輩との「再会」が増えたような気がする。

これもまた「出会いなおし」みたいで楽しいものだわ。

それにしても、

フォーレってなんて美しい曲を書くのでしょう。

ブラジルのピシンギーニャやヴィラ=ロボスより少し前の時代。

なるほど。

こういうクラシックの影響も受けて、

ブラジルではショーロやサンバが大きく花開いていったんだなぁと改めて納得。

思い切り歌えて(&飲めて)気持ちの良い1日でした。

今日はのんびりとパンデイロ練習会 in 西荻Copo do Dia です♪


とにかく明日までがんばる~

2010年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

お手伝いに行っている歌の団体の本番が明日ありまして(あ、もう今日だ・・・)

なぜか急きょソプラノの方と二人でフォーレのレクイエム、ソロパートをやることになってしまって、

もう直前だけどぎりぎりでリハーサルを兼ねたレッスンに行って、

今日はもう、祈るような気持ちで寝ちゃおうかと思います 

マイクを使う歌と、使わない歌って、やっぱり全然違うわ。

午後音楽教室でやった「Nella Fantasia」 

キーを高くしてクラシカルなスタイルで昔よく歌っていたけれど、

みんなで力強く歌ったらゴスペルみたいだった。

あ、そういえばこのクラスは一応ゴスペルコーラスという名前だったのだわ。

ちゃんとゴスペルらしくなった~ 

これはこれでカッコいいし、楽しい。

良いと思うようにやればいいのよね~


リハ&ブラジル映画祭2010

2010年10月14日 | 日記・エッセイ・コラム

夏に戻ったようなお日様のもと、

31日のオータムミュージックフェスタ「ボサノヴァ・ラテンの夜」のリハーサルのため赤坂Keiへ。

ミュージシャンの方々本当に素晴らしくて、良いステージになりそうです

いろいろと勉強になりました。

ケイさんは、サンドイッチ作ってくださったりコーヒーをいれてくださったり、

気さくで細やかな方です。

ラテン系美女。いったい何歳なんだろ~?なんて

リハ後には、ちょうど渋谷で開催中のブラジル映画祭へ。

運良く15時と17時からの音楽ドキュメンタリー2本続けて観ることができました。

「魔法じかけの言葉」

ポルトガル語のリズムや音色やイントネーションから、ブラジル音楽の歴史をみていく美しい作品でした。

伝統的なサンバから、ジョアンが様々なものをそぎ落としてエッセンスだけを集めてボサノヴァの形にした、

ブラジル音楽の大きな転換期の説明のあたり、とても興味深かった。

それから

「パウ・ブラジル」

2本続けてドキュメンタリー映画って飽きちゃうかな~と思ったけど、

これがなかなか。飽きるひまなどないくらい素晴らしかった。

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弦楽器の弓に使われるブラジルの歴史そのものと言っても良い木、「パウ・ブラジル」。

これが伐採により現在絶滅の危機にさらされているという。

パウ・ブラジルから作られた弓がどれだけ演奏家にとって大切なものなのか、ということを

有名なチェリストやバイオリニスト、ウィーンのコンサートマスターなどが、

これでもかってくらい熱く語る。

お恥ずかしい話ですが、弓って直接弦にあたる毛の部分が大切だとばかり思ってたんだけど、

音は、木の部分のしなり具合いや共鳴に大きく左右されるのね。

パウ・ブラジルの弓じゃなきゃ作れないサウンドがあるってみんな口々に言ってました。

お値段もそれなりですが 

そしてこの道何十年の弓職人や研究者たちの言葉。

音楽と自然、次の世代を思う気持ち、人と人とのつながり・・・そんなものが見えてくる。

音楽もすばらしすぎる素敵な作品でした。

弦楽器奏者は特に必見です

他にも観てみたい映画はたくさんあったけど、

今回はこの真面目なドキュメンタリー2本だけ。

ブラジル映画祭、東京の部は渋谷・ユーロスペースにて15日までです


二日目

2010年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム

ブラジルの代表的な家庭料理、フェイジョアーダ。

黒豆だけに、煮詰まってあんこのようになってます。

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そんなかわいそうな2日目のフェイジョアーダ、サワークリームを一緒に添えたらワインに合うおいしい料理になった!しかもサワークリーム(¥218)は今日スーパーで半額だったの。

100円でこんな幸せが手に入るのかぁ

あぁそんな発見をした自分が大好きになってしまいそう・・・

はっっ違うんだった。

こんなことを書きたいんじゃなくて、明日のLiveの宣伝をしたかったのです。

10月14日(木) 舵輪 20時~ 3ステージ

Musicチャージ 男性¥2,000  女性¥1,000
東京都台東区浅草2-1-17-2F
TEL/FAX 03-3843-3789
地下鉄銀座線、浅草駅 A-7(松屋)出口、東武線、浅草駅北口より、徒歩1分。

この一年と少し、試行錯誤を繰り返しながらも

とても楽しく面白くなってきた赤堀さん(piano)と白井くん(Pandeiro etc.)とのトリオで

秋らしく、

愛情あふれた切ないサンバをやりたいと思います

秋の夜長音楽とともに、どうぞのんびりしたひと時を