So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

ブラジル料理2つ

2022年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
一昨年バラの苗を選んだ時にふるさと納税というものを覚えてしまい、
その後ジャカランダの苗もふるさと納税でもらい、さらには最近食べ物までもらってます。
この間、北海道のとある町にほんの少しの寄付をしてお魚セットをもらいました。
採れたてを急速冷凍して送ってくれるそうで、スケトウダラが3尾、サバ2尾、ふくらぎ2尾、ニシン1尾、殻つきホタテ3つという豪華さ。
ニシンのお腹には白子もいて、新鮮なので解凍したらさっとグリルしてお塩のみでいただきました。
魚おろすなんてしたことないので、見よう見まねです。
スケトウダラはパスタにして、残りは思い切ってブラジル料理のムケッカに。
魚介をココナツミルクとトマトで煮込んだとっても美味しいシチューです。



もう一つ、カリオカ豆のフェジョン。
ブラジル映画とかでブラジル人がほぼ毎日食べてるやつです。
お豆を玉ねぎとニンニクで煮てご飯にかける。たまたま買ってきた手作りウインナーと近所の美味しいお肉屋さんのベーコンみじん切りと一緒に煮込みます。
ご飯とフェジョンと好きなもの何でも一緒に。




寒いのでね。
これ食べながらワールドカップを見ます。

コラール

2022年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム
学生の頃、和声もソルフェージュも真剣に勉強しないままだったので、今頃になってレッスン通いだしてます💦
当時は声を出すことばかり、オペラのアリアが歌えるようになることばかりに必死でした。
今思えば、いい声出すことばかり考えてる歌手の歌なんて絶対聴きなくないよなぁ、と精神の未熟さに赤面します。私の場合は、音楽を続けていくことで幼い内面も育てているようなところがあります。

数ヶ月前から作曲科の友人にお願いしているアレンジのレッスン、毎回短めの旋律に伴奏をつけるというのが宿題に出るのだけど、
苦戦している私に先生が用意してくれたのはコラール曲集でした。

コラールは、もともとは単旋律の讃美歌ですが17世紀頃に4声体になったそうで、
メロディ、ベース、内声というまとまった形の小さな曲がそれこそたくさん入ったこの曲集は作曲科の初歩で受験生必携なのだとか。
それを貸してくださって、家で何度も弾いているうちに頭が整理できるような感覚になりました。なので、私も同じ曲集をAmazonで即買い。
4声それぞれのメロディが絡み合って、それを縦割りするとコードネームがつくんだなと分かると曲の流れが見えて来る気がします。

メロディ抜いて内声だけ弾くとか、内声歌いながらベースだけ弾くとか、4声1つずつ歌いながら他のパート弾くとか、1曲で練習方法は無限大です。
練習というより遊んでる感じですが、それで良いかもです。

続けていればずっと自分のそばに音楽がいてくれて、さらに続けていくと音楽の聴こえかたや世界の見えかたが変わってくるというのが楽しいですね。

浅草でのグループレッスン、月2回のレッスンをほとんどみなさんお休みすることなく今年もあと数回です。しみじみ。
年の始めに決めたシーズンごとの課題曲には馴染みのないものも、難しいものもあったでしょうけれど、みんなでやれば歌える!全部で20曲ほどもあろうかという一年の成果です。私も知らない曲多くてとても勉強になったし、名曲に触れられて楽しかったです。


そして、ほったらかしの畑は寒さに負けず元気でした🎵ラディッシュの豊作。(ラディッシュはどんなところでもいつでも豊作の初心者向け野菜)



フェジョアーダ

2022年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム
ここ最近はお正月によく作っていたブラジル料理、フェジョアーダ。
日曜にたくさん作って(それはそれは何かのお祭りのような騒ぎでした)もう4日も食べてるけどなぜか全然飽きずに大好き。
よく行くお肉やさんから調達した美味しい豚肩ロースブロックを塩漬けに、あとお肉やさんのおじさんが丁寧に下ごしらえしてくれたスペアリブとベーコン。
スーパーの下茹で済み豚足と手作りソーセージ、そして主役のフェジョン(ブラジルの黒いんげん豆)。
にんにく、玉ねぎ、月桂樹の葉っぱ。
今回はスパイスもそれほど使わず基本塩コショウでシンプルです。
もう家中が美味しい匂いでいっぱい。
トータルすごい量になったお肉も4時間煮込んだら半分くらいの大きさになって豆に溶け込んでいきました。

まずは塩漬け肉に焦げ目をつけて、一度煮こぼした豆とひたすら煮込んでいきます。



途中でニンニクと玉ねぎのみじん切りを山ほど加えて。
もうこの匂いだけで薬のよう。


普通の鍋でしたので4時間ほど煮込んでやっとフェジョアーダらしくなってきました。
玉ねぎとトマトとキュウリの野菜ソースとご飯と一緒に。
本場はオレンジとかケールのニンニク炒めなんかも添えます。
そしてフェジョアーダの上にはキャッサバ芋の粉、ファロファをかけます。この粉が重要。美味しくて大好き。


不思議と元気いっぱいになる料理です。
タコス大会もたまにするけど、我々農耕民族にとって中南米料理を作るときのこのテンションの上がり具合はもうお祭りです。