So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

ギタートリオってすき

2018年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は久しぶりにライブハウスへ音楽を聴きに行きました。
春くらいからかな、なんかねー疲れやすい身体になっちゃってね、
お酒もそんなに飲めなくなったし。
去年の今頃は元気いっぱい朝から夜中までいっぱいバイトしたりしてたんですけど。 
自分自身の感覚がすごく変わったみたいです。
最近は疲れないように疲れないように生きてる。

そんなわけで聴くのは一年半ぶりくらいの
大大尊敬しているギタリストと先輩ドラマーと音色もゆったりしたグルーヴもすばらしい若手ベーシストの本当に素晴らしいトリオでした。

ギタートリオって難しいイメージが強くて、曲もマニアックでもっとツウの人が聴くものだと思ってたから、
聴くようになったのはほんのここ3~4年くらい。
でも、何が起きてるかさっぱり分からなくても純粋に音が美しくてあっという間に1セット終わってしまいます。

曲名なんて一つも知らないけど、その方が出す音を聴いているとだんだん自分の気持ちが整理されてきて、道が見えてくるんです。
だから心の中ではこのギタリストの方を師匠と呼んでる。
今度セッションにいらっしゃいと言ってくださるけれど、
いつも予定が合わないのと、何もできないだろうという怖さが勝ってまだ一度もうかがえず。
弱虫です。
音楽を続けていくのって孤独だなぁなんて気持ちになると、いつもこの心の師匠の演奏が聴きたくなって、
その研究し続ける姿や音からいっぱい教わってひっそり帰ってきます。

←(パソコンだと見えるかも)のライブスケジュールを数ヵ月ぶりに更新しました。
よろしければどうぞいらしてください。


一昨日のいかくん。

バラに降る雨

2018年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム
いまJobimのChovendo na roseira(バラに降る雨)という曲を練習しているところなんですが、
季節はずれかなーと思いきや、
歌詞の中のumida(湿気の多い)とかmolhado(湿った)とか、そんな単語がしっくりくるこの日本の晩夏。
軽やかなワルツで1箇所だけ変拍子になっていて、
優雅でエスプリが効いて芸術性の高いJobimの作品だなぁと思います。
サティの曲みたい。

譜面を作るために何度も聴くんですが、
まだ長年のクセで耳がメロディばかりキャッチしてしまうんです。
耳というのは自分勝手なものだなぁ。
いえ、耳じゃなくて私の脳が自分勝手なのかも。
人の話もこうやって聴きたいところだけしか聞いてないのかもね、、、、。
7割くらい譜面できてきたので、完成する頃には私もちゃんと人の話を全部聞ける人になってるハズ。
耳のチャンネルを違う周波数に合わせていく訓練って、自転車に乗る練習みたいなものみたい。
一度聴こえるとそれ以降はもうずっと聴こえるんです。
コピーとは奥が深い。

Ahh, voce e' de ninguem! (あなたは誰のものでもない)
歌詞のなかで一番気に入っているところ。

爽やかな気持ちになる曲。


梅酒解禁

2018年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム
暑いから冷たいものばかり飲んじゃいますが、
本当は温かいものを飲んだほうが良いんだってね。
そうは言ってもいつも冷凍庫バタバタ開けてしまいます。暑いです。むりです。

あっという間に8月も終わり。

来月はVocal Showcaseがあります。やっと。
セッションみたいにその場でわっとやるのも良いけれど、
何か月も前に曲を決めて、その曲をきらいになりそうなくらい向き合って、
アレンジも決まっていて、リハーサルもして
という状態で迎える本番って一人一人にまた違う学びがあると思うんです。

私も、昔ジャズヴォーカルの丸山繁雄ジャズヴォーカル教室発表会(生徒が100人くらい出るから3週連続だった!)で歌った曲はどんなに時間がたっても歌詞をしっかり覚えてるし、
ひそかに十八番ですよ。
自分と曲の間にできる絆って、ほかの人には分からない自分だけのものです。
1つの曲と出会ってそんな絆を持てるということはすごく豊かなことだと思ってます。




本当は9月に解禁予定だった梅酒、フライングしてしまいました。
梅のパワーがすごい。

最終日 身も心も音楽

2018年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム
最終日湿度89%。
飛行機は夜の23:50発羽田行き。
香港は市街から空港が近いので気が楽です。

15:30のJonathan Kreisbergトリオのライブを聴くという予定のみ。
12:00にホテルをチェックアウトしてスーツケースだけ預けて、ChiHoのスタジオへ。
このスタジオに岩谷さんと笠原くんが泊っているそうで、駅まで笠原くんが迎えに来てくれた。
こんなところに音楽スタジオがあるとは思えないディープなところ。
ここですよと言われたビルも麻薬組織のアジトみたいですごいエレベータがついていて、
なんだか映画の一場面に迷いこんでしまったみたいな気分。
それでこんな写真撮ってしまいました。笑
香港映画っぽいでしょう?





スタジオは、広くてピアノとドラムがあってレッスン室も別にあって
今日は朝から中国から来ているエリックのレッスンをしているところでした。
レッスン終わるの待って、みんなでランチ。
ビルの1階にあるメニューみただけでは全然何が出てくるかわからないディープなローカル食堂。
42香港ドル(600円くらい)ですごく美味しい炒め物とご飯のセットでした。
どっさりレモンのレモンティつき。

中国も香港もご飯が本当に美味しかったです。
グルメとかそういうのじゃなくて、普通の人が食べる普通のものがどれも本当に美味しい。
だからみんな元気なのかな。

ChiHoがウーバー(タクシー)を呼んでくれて
みんなで湾仔(ワンチャイ丸の内みたいなところ)のライブハウスへ。
ChiHoは歩くのがめちゃくちゃ速い。
ビーサン一つでものすごいスピードで歩くからついていくのが大変。
ぜーぜー小走りで追いかけながらも岩谷さんが「あいつのは電動アシストサンダルだ」「ナショナルだ」とうるさいので、
みんなで笑っちゃってもっとついてくのが大変でした。

Jonathan Kreisbergトリオはすごかった。
オルガン、ドラム、ギターのトリオの音のなんと柔らかくて気持ちいいこと。
リズムも音使いも魔術師でした。
アンコールは「Body and Soul」。
ギターのテーマからもう美しすぎた。ドラムも信じられないくらい繊細。
Body and Soul(身も心も)音楽に捧げるってこういうことかって思いました。
最後に素晴らしい音楽聴けてこの旅の良い締めくくりでした。
また日本で全身全霊音楽するエネルギーがいっぱい。




ライブ後、記念撮影して岩谷さんやみんなと別れ、北條さんと香港一美味しい海老ワンタン麺を食べ、
スターフェリーで8分ほど香港島から尖沙咀(チムサーチョイと読みます。原宿と赤レンガ倉庫を足して2で割ったようなところ。ようするにおしゃれ)に戻り、
そこから地下鉄でホテルに行き、スーツケースを受け取りまた空港方面へ。





空港で地図が読める北條さんとジャンクフード&ビール。
北條さんいなかったらどこかで迷子になってましたよ。いろいろありがとう。
岩谷さんのご縁でいろんな人に出会えたし、思い出ができてとても感謝です。
また行きたいな、ていうかマカオに住みたい!
人生なにがあるか分からないからポルトガル語しっかり勉強しておこう。
というのを今回の旅の学びにして、


3日目きれいでおしゃれな香港

2018年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム
ディズニーランドへ行こうかなんて話してたのだけど、
なんだかぼーっとしたくなって、別行動もいいかもと提案。
夕方くらいにどこかで待ち合わせかな、午後だからアフタヌーンティで待ち合わせなんて素敵
なんて思いながら寝て、
朝起きたら北條さんが「アフタヌーンティ行こうか」と、以心伝心でした。

地下鉄乗り換えを助けてくれた女性が教えてくれたオーシャンパークを見て、
ペニンシュラのアフタヌーンティへ行って、
ホテルに戻って休んでから中環(セントロ、おしゃれな街で香港の中心部)
にChi Hoと岩谷さんのカルテットを聴きに行くという予定に決定。

オーシャンパークは駅まで行ったけれど土砂降りで断念。
お腹すいてきてアフタヌーンティの前に飲茶へ行こうということになり、
地図が読める北條さんが地球の歩き方に載ってた飲茶屋さんを見つけてくれました。
雰囲気的には、昭和のデパートの大食堂。
だだっぴろい広間にテーブルがたくさんあって、地元のおじさんやおばさん(なぜか若い人が皆無)が
ワゴンで運ばれてくる点心やお粥なんかを食べてる。
それはそれは圧巻。
席に着くとまずお茶を入れてくれて、紙に注文を書いて渡す。
ワゴンで運ばれてくる熱々点心は食べた分だけ伝票に書いてくれる
というシステムのよう。
お茶はティーポットの蓋をあけておくとお湯を足してくれるらしい。
チャーハン、春巻き、エビ餃子、大根餅、などなど。お腹いっぱい。




このあたりは観光地で人もお店も多い。100メートルおきに同じ宝石屋がある。
通りの出店をひやかしながら歩いてペニンシュラホテルに着いたのが15時くらい。
ロビーのアフタヌーンティはすでに大行列でした。びっくり。
1時間くらい並んで、銀のポットでアールグレイを淹れてもらって
粉もののお菓子やら小さいサンドイッチやらたらふくいただいて。
観光客がほぼ100%ですね。
泊っているホテルはゴミ置き場が目の前の工業地帯だし、
深夜の中華大会でNo more海老ワンタン麺な気分だったし、
「きれいで涼しいところでおしゃれに贅沢する」という目的をしっかりと果たせました。
東京のペニンシュラには近くで働いていた頃、よくご褒美マンゴープリンを買いに行ってましたが
600円でこんな幸せが手に入るものを他に知りません。
「ペニンシュラのマンゴープリン」と呪文を唱えただけで優しい気持ちになれます。
香港では食べませんでしたが。




一旦ホテルに戻って汗ドロドロの服を着替えて再度セントロのライブハウスへ。
ここもまたわっかりにくい裏路地にあったのだけど、地図が読める北條さんがいるから大丈夫。
おしゃれな大人なお店でした。
テナー、2ギター、ベース、ドラムのカルテット。
ベースとドラムの音がむちゃくちゃ大きくて、わー助けて頭痛いと涙流してました。
香港の人はこういう感じが好きなんだろうか。
岩谷さんすごいなって思うのは、こういうやりにくそうなバンドでも
平気で遊んでるし(演奏で)、バッキングもソロも自分の役割をきっちり果たしている。
夜も更けてきて、アフターライブの後はChi Hoの生徒さんや友達がたくさん来ていてジャムセッション始まり始まり。
Chi Hoも連日疲れているでしょうに、気を使ってくれてちょこちょこ呼んでくれて歌わせてくれました。
香港に住んでいる日本の方ともお話できて嬉しかったです!




楽しくセッション終わり、2:00am。
そこからまたお約束の深夜のチンタオビール大中華大会。
絶対地元じゃないと行かなそうな裏路地の小さなお店でした。すごーく美味しかったんです。
お開きになったの3:30過ぎだったでしょうか。
タクシーでホテルまで。
ホテルに着く前にタクシーの中で撃沈。