So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

舵輪&三のお酉様でした。

2015年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム
浅草、鳳(おおとり)神社の酉の市。三の酉の前日のライブでした。
いらしてくださった皆様心から感謝申し上げます。
ライブは聴いてくださる方々と、お店と、演奏者、まさに三位一体で成り立ってます
ということを強く感じます。
ギターは岩谷耕資郎さん、パーカッション&ドラムス長岡敬二郎さん。
耕資郎氏と敬二郎氏は、はじめましてでしたが、
フライヤーを作ったとき、二人の写真を並べてみて「あ、これは」という予感がしてました。雰囲気が。
こういう予感は当たる。
祝初共演、そして意気投合!みたいな。
カウンターで高血圧と痛風の話で盛り上がってました(笑)

パンデイロ競演してくれたU子氏もありがとう。

1st、2nd、3rdとだんだんと集中力が高まり楽しい演奏できました。
いつも課題なのだけど、3ステージあるとどうしても立ち上がりが遅れる私。
民謡大好きなので、「黒い瞳」ポルカとか、「グリーンスリーブス」とか岩谷さんのギターがこれまた民謡に合う。美しい。
パンデリスタ長岡さんは、今宵はドラムも。うれしくなってソウルの曲もやってしまいました。



ヴォ-カルというのは、いつもお客さんに見えるほうしか気にしてませんが、
長岡さんに後ろ姿がアスリートだと言われ、これからはちゃんと後ろ姿も気にしようと思いました。


photo by 舵輪マスターの井ノ口さん。thank you so much!!!

終演後、井ノ口さんからあと一時間くらいで三の市のお酉様だよと言われ、
意味がよくわからなかったのですが(笑)ついて行きました。
浅草の鳳神社の酉の市。
今年の感謝と、来年への祈りをこめて、小さな小さな(私の手の方がでかい)熊手を買いました。

すごい活気。
よし来年絶対良い年にしてやるぞという、良い気が集まった人混みな気がしました。

舵輪、次回は12月22日(火)ゴスペルナイト!年明けは1月30日(土)with 加々美皓太(gt)、長岡敬二郎(per)
そして、耕資郎氏と敬二郎氏と一緒の次回liveは、年明け1月19日(火)エリス・レジーナの命日に、
西荻窪ブラジル音楽&カルチャー発信地アパレシーダにて!
アパレシーダは、ブラジル料理もほんとに美味しく、ブラジル人が「ここはブラジルだ」というような雰囲気のお店です。私はとっても落ち着いちゃいます。

予定変更になり、年明け早々大好きなG&voの方との共演が大塚エスペト・ブラジルで叶いそうです。
詳細はっきりしましたら、またあらためてご案内させていただきます!

11月28日(土)浅草舵輪ライブです。

2015年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム
ギターの岩谷耕資郎さんとパンデイロ&パーカッションの長岡敬二郎さんという、
なんかゴージャスな
11月28日(土)20時~ 舵輪(浅草)
MC2000円(+order)3stages
銀座線浅草駅松屋出口が一番近いです。2分くらい。
tel:03-3843-3789
http://live-darling.com/map/index.html(トップページは派手な音楽流れます。)



今日は一段と冷えました。これから冬の本番。
先日近所の花屋で買った木イチゴの葉が紅葉してヒラヒラ散ったと思ったら、
なんと新芽(?)が生えてきました。
青々とした葉っぱも。

帰りに花屋さんの前を通ったとき、ちらと寄ってそんな報告をしたら、
店長さんはびっくりしてました。
私もびっくりなんですけど、、、。
めずらしくユーカリが残ってたので数本と、小さなマーガレットを2本。
常にチビチビとした買い物だけど、いつも快く包んでくれる。
いつか両手いっぱい抱えるくらい花を買って帰りたい。といつも思う。たぶんずーっとそう思い続けるんでしょうけど。

なんの話の流れだったか、
「実は母が倒れちゃってね」と店長さん。
まだ70代で元気で気丈な方で、前日まで趣味で作っている畑の仕事をしていたし、
毎朝6時にはしゃきっと雨戸を開けて散歩を欠かさなかったのに、突然の半身麻痺。
言葉が出なかったです。
本当に明日はどうなるか、何があるか分からないと愕然となります。
週に3回、1時間ほど離れた病院へお見舞いに行って手をさすってあげているのだとか。
うち実は母子家庭でずいぶん苦労かけて、やっと好きなことができるようになったのに。
でも、母が倒れなかったら一生手をとってさすってあげることなんてなかっただろうから、
なんだか不思議ですね。
と話してくださった。

季節を忘れて元気に生えてきた木イチゴの新しい葉っぱが、
どんな状況でも力強く前向きな気持ちになる希望の兆しだったらいいなと思わずにいられません。

季節忘れついでに、木イチゴの実もついてくれたらすごく嬉しい。
それはないか。

京都の秋

2015年11月22日 | 日記・エッセイ・コラム
不思議なことに、最近京都によくご縁をいただく。
連休中日の日曜で、京都駅は朝からめちゃ混みでした。
トイレに行くにも、コーヒー買うのも行列。恐るべし京都の秋。
仕事は14時~だったので、神社で後厄のお祓いでもと思って市バスに乗ってふと天井広告を見上げたら、
京都市美術館のポスターが。
『フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち』
ジャスト会期中。
がぜん、ときめいた。
早速行き先変更。
乗ったバスは上賀茂神社行きだったけど、途中下車してGoogleマップを頼りに40分くらい歩いて無事美術館に。
世界遺産上賀茂神社には心の中でお参りしました。 
途中でであった川沿いの美しい水鳥たち。


鴨も群れをなして。

かなり歩いて無事美術館に。
古い建物で、ギシギシ鳴る床の展示室。

偶然、最近読んだ須賀敦子の『トリエステの坂道』に出てきた作者違いの『マタイの召命』。こちらはヤン・ファン・ベイレルト。
メイン展示であろう、フェルメールの『水差しを持つ女』。
小さな絵ですが、上賀茂神社に匹敵する清涼感、静けさ、落ち着き。
お参りあきらめて来て良かったと思えてしまう。
呼ばれましたね、フェルメールに。
私の後厄はフェルメールとレンブラントが祓ってくれました。

京都好きです。
最初は来るだけでビビってた。目的地のスタジオ以外を訪ねるなんて気にもならなかったけど。

周辺の宿は本日すべて満室とのこと。
紅葉みたかったなー。
帰りの車中にて。

ナリワイをつくる

2015年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム
伊藤洋志(東京書籍)



大正時代の調査によると、当時の職業はなんと3万5000職種。
現在の厚生労働省の「日本標準職業分類」によれば、いまや2167種だそうです。
日本の高度経済成長とともに、この日本社会での職業の多様性がざくっと絞られたことが、
現在の行き詰まりにつながっているのではという冒頭から、
ナリワイとはなにか、ナリワイを自分の力でどう作っていくか、ナリワイとともに仲間を作っていくこと。
などなど。
読んでいて気持ちにぴったりくるものがありました。

百姓というのは、百の姓(かばね)=百の職業(生業)を持つ者。
というのが本来の意味なのだそうです。
オペラでも、床屋さんは医者だったり、薬屋だったり、社交の場(今でいうカフェというか)の提供者だったりしますものね。

ライフワークをするためにライスワーク(いわゆる生活のための仕事)をするという考え方の危険性については、
とても納得した。
生活のためだからとたかをくくって働く感覚がしみつくのはコワイことだ。
やはり都会で自活していくのは結構お金がかかるから、
ライスワークと思って情熱もなく働いてお金もらうときもあって、でもやっぱりその感覚は自分をエラそうにさせるなと思う。
どんな仕事でも、その仕事に対して失礼だという気がしてきた。
24時間、働いていても、ご飯作っていても、掃除してても、ピアノの練習してても(あんまりしないケド)、
すべての自分を神様は見てる。

常に複業の私としては、この状態をもうちょとナリワイ的に整備していこうという気になりました。
自分で作ったナリワイではなく単なる雇われの掛け持ちというだけだけなので、もっと日常生活で創造力を働かせたい。
確かに、現代では何かというと「あなたプロなの?」という風潮だけど、
プロ(=専業)の限界というものを客観的に把握すべきだし、その上で自分がその仕事に大してどうしていきたいかを考えなくては。そして、やはり本に書いてあるように床張りもできるようにならないとな。
と思って、衝動的に床張りできる知人に電話してしまった^^;留守でよかった。

働き方、生き方を考えさせてくれる本でした。
主観的な紹介しかできないので、よかったら実際に読んでみてくださいな。
ちょこっと引用させていただきます。

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ちょっと偉い人の話で恐縮だが、「暮しの手帖」を創刊した花森安治氏は、
「生活をおろそかにした結果として戦争がおこった、だから自分は生活を大事にするための雑誌をつくった」
という趣旨のことを述べていたという。
まともな判断能力を保つためにも、経済戦争下においても生活をおろそかにしすぎない、という意味で、
ナリワイを持つ、つくる、ということが大きな力になると思う。
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というわけでして、今年は自分で靴下を編もうと思って!
図書館で靴下の編み方本を借りてきたんだけど、、、毛糸と針がなかった。
自分で毛糸を紡ぐツワモノの友人がいるので、弟子入りしようと思います。次の冬に間に合えばいいや。

♪♪地味に左側のサイドバー(パソコン用画面のみ)のライブスケジュールを更新しましたっ。年明けは菊川のなーじゅから。♪♪

リハなどなど

2015年11月16日 | 日記・エッセイ・コラム
12月22日の舵輪ゴスペルナイト。
コーラス曲が大半というプログラムなので、必然的にリハが多い。
頻繁に2時間または3時間の時間を確保するのは各自にとってハードなんだけれど、
集まって練習するたびに絆が生まれてくる感覚が良いです。
基本的に私はだらしないので、あんまり人と長い時間一緒にいるとバレてしまって恥ずかしいのですが。
コーラスメンバーの郁子さんも友紀さんも大人な人達なので、あきらめてくれてるところがありがたいです。あと一ヶ月。がんばろー。
日曜の夜リハ後は初めてみんな次の予定なしだったので、ちょい遅めの時間からリハ打ち上げを。
メスがオスを食べちゃう昆虫の話や、オスがメスの体の一部になっていく深海魚の話で盛り上がる。おそろしい女子会。

友紀さんとは金曜から続けて3daysでした。
土曜の夜は、平井という初上陸の街にあるホッとするお店「あじさい」さんでの彼女のライブに馳せ参じ、数曲ジョイン。
床の間のある畳の部屋に美しいジャズやポップスの名曲が響きました。
平井の方達があんまり温かかったものだから、楽しくなって泥酔してしまいました。すみません。この場を借りまして。
ちゃぶ台があって、囲みながら会話を交わしたり、山菜の煮物や日本酒なんか飲んだり。人に不可欠なコミュニティがある場所でした。

コミュニティというのは、なんだか最近気になるキーワード。