探してみたら、出てきました。 |
パールバック「大地」全5巻。
これは断捨離しなかったみたい。意外とえらいぞ自分。
今日の読書は、
19世紀の終わり、中国の小さな農村の王龍が、
大地主の奴隷の阿蘭(ものすごい働き者)をお嫁にもらって少しずつお金持ちになったあと、
大飢饉にあって命からがら南へ移り住むあたりまで。
しみじみ読み直してみたら
パールバックはこの「大地」でピューリッツァー賞受賞。
その後女性で初のノーベル文学賞を受賞しているそうです。
主人公の王龍、どんなに困っても絶対に土地だけは売らない。
土地を耕して、土地から得た糧で自分と家族が生きてるんだという気持ちが半端ではない。
「地に足」とはよく言ったものだなって思う。
そう考えてみたら、
今の自分の生活って地に足ついたものからずいぶんかけ離れてるなぁぁ。