エンディングノート

まだ早いよって言われるけど、
1年くらい前からエンディングノート書いてあります。
専用のノートが売ってて、ただ空欄を埋めていくだけなので簡単。

銀行口座、もしもの時に知らせてほしい人、知らせないでほしい人、臓器提供についての意思、葬儀について、
などなど。
普段考えもしないことを考える良い機会で、
いろいろ整理されてさっぱり。
こういうひとに限って長生きしちゃうんだよね。
生命線手首まであるし。

昨夜は、知人のピアニストのお通夜へ。
電車で、タクシーで、会場で、
あまり共通の友人知人に会わなかったから、
ずっと心の中で1対1で対話できたような気がする。
なんだか現実になるのが嫌でお通夜行くのよそうかなと何度も思ったけれど、
セレモニーは残された人間のためにあるのかもしれないなと帰り道思いました。

最寄り駅に戻ってきたら、10年以上前にアルバイト先のお店によく来てくれていた方にばったり。
手を取り合って再会を喜びました。
なんか不思議。





梅酒瓶詰めも完了。

はつもの

3月くらいにいろいろボロボロの時、南高梅5kg予約したことをすっかり忘れて
また今月5kg予約して、計10kg注文しちゃったのだけど、
近所の八百屋さんで「今日初めて入った」なんて聞いたら、ついつい青梅1kg買っちゃった。
なんでこんなに梅が好きなんでしょう。　

早速梅酒になります！
ただいまアク抜き中。

去年は発育が悪くてはらはらしましたが、今年は豊作のようですよ！
梅干し作り3年生です。

気が付くと

ついつい考えているのは一昨日の訃報のこと。
以前ライブで共演した明るくて優しいピアニストがご家族に見守られながら天国へ行ってしまいました。
１度会うと誰もが好きになってしまうような女性で、
どうしてあんなに明るかったんだろう、優しかったんだろう、前向きだったんだろう
と、そんなことばかりが心にわいてきます。
表に出さない辛いことがたくさんあったでしょうと胸が痛いですが、
闘病の苦しみから解放されたと思うことだけが、残された者の心の支えです。
どうぞ安らかにと祈るばかりです。
まだ全然信じられないけど、来週お通夜に行けば少しは現実感が出てくるのかな。

読書

子どものころに流行った映画の「マディソン郡の橋」を小説で読み終わったところ。
映画だとただのラブストーリーだけど、小説はもっともっと深くて素敵だった。
人の生き方、組織や文明によって失ったもの、私たちの祖先のそのまた祖先そして人類の未来、
芸術、文化、そんなものがたっぷり詰まっていて、
とても考えさせられるそして勇気をもらえる小説でした。

大きくニュースに出てこなくても小さな「洗脳」を私たちは日常的に伴って生きているのだと思います。
親から学校から地域の習慣から対人関係から、
そもそも日本人に生まれたというだけで背負うもののなんと大きいことかと思います。
協調すること、目上の人を敬うこと、和を乱さない、礼儀などなど。
それらが悪いということではなくて、すべてバランスだから、同じくらい自分自身の感覚をもっともっと信じても良いんじゃないかなとあらためて思う最近です。
自分以外の人の期待に応えるために生きるなんてことはしなくていいと思うのです。
でも、すごく難しいことですね。


「マディソン郡の橋」のローバート・キンケイドのような人になりたいわー。
今ここがすべてじゃなくて、自分の存在は大昔から続いていて何代も先の未来につながっていく
なんてたまには考えてみてもいいかもしれない。
と、夜中にグアテマラのラムとほんとに良い香りの美味しいチョコいただきながら、思ってみるのでした。

アフターアワーズライブでした

高円寺アフターアワーズライブ、おかげさまで無事に終わりました。
みなさまありがとうございましたm(_ _)m

決めておいたエンディングの繰り返し回数が合わない…ということが
当日リハで発覚したのがアクシデントといえばアクシデント（4日前のリハでは合っていたのに！）。
あとはみなさんのおかげで和やかなアフターアワーズでした。

ここ数か月の波乱の日々を支えてくれたDorival Caymmiのやさしく美しく楽しい音楽に向き合えてよかったです。
初演が多くてきんちょーしましたが、少しずつ曲に近づけているようでうれしい。

そしてアンコールのあの一体感！
違うお店のお客さんまでドアの外から。
みんな好きな曲だよねー笑


いつもかっこいい店長の圭介さんといつもかっこいいギターの岩谷さんと。


ありがとうございました。