So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

レイドバックかモタっているのか

2018年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム
違いを言葉で明確に表すとしたらどうしたら良いのでしょう。
「ゆったり」と「もたつく」の違いってなんなんだろう??

ある人は「音符通りに」「ビートに忠実に」と言う。
ある人は「音符通りじゃだめ、もっと歌って」「もっとゆったり」「歌には楽譜に書き表せない間がある」と言う。

「楽譜通りじゃだめ」というのは、
何十時間もメトロノームでビートの訓練をした人の言葉かもしれない。
メロディを音符通りに徹底的に身体に入れた人の言葉かもしれない。


と思います。


いや、すごく身につまされちゃったのです。
遅れグセがつくと物理的にも心理的にもアンサンブルがとても難しい。
と、あらためて確信しました。
自分の練習も今まで歌ってきた曲、メトローノームで一番細かい音符に分解して(といっても普通に16分ですけど)
機械に合わせて文字通り機械的に歌うのに切り替えました。
今さらながら目から鱗の発見がいっぱいあります。

サンバの師匠もね、
もっとゆったりとか、楽譜には書けないいわゆる「なまり」
というようなことをよくおっしゃいますが、
その前にメトロノームの訓練を膨大な時間をかけてしてます。人間の形をしたメトロノームですよ。
そう、型から出られるのはこういう人だけなんだと思います。

楽譜通りに歌う歌の中に出てきてしまうものが個性やその人の味だ
ってよく言われます。


発表会リハーサル

2018年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム
修了。
よかったよかった。
12名24曲。
みなさんお疲れさまでした!

極力めんどくさいことから逃げ続けてきた人生、
普段絶対しないプロデュース役は荷が重いと多少憂鬱になりそうになったけど、ここは年貢の納め時。
もうやるしかないのでがんばる。

みんながやりたいことを的確に譜面に書いたりミュージシャンに伝えたりするのが私の任務。
これで伝わるかなー、
みんな生バンドで歌うの楽しいと思ってくれるかなー、と
なんか一人でどきどきしてました。

けど、リハーサル始まってきたら、それはもうゴキゲンな音楽で楽しくなってきちゃいました。
そうだ、ギターの岩谷さんもピアノの宮前さんも、百戦錬磨の人たちだった。
フランス語のシャンソンからポップス、ジャズスタンダード、日本語の歌まで
どんな曲も譜面見て即座に構成を理解して、隅々まで細やかに歌いやすいように、
そして随所にカッコいいフレーズが入ってきたり、
なんて仕事ができる人達なんだーー。
渡した譜面にはいつの間に書いたのかイントロ、アウトロ、キメ、などなどいろんな書き込みが。


みんなも多少いつもより緊張の面持ちでスタジオに着いたけど、帰りは朗らかに楽しい安心の顔になってました。
よかったよかった。
やっぱり良い演奏で歌うのはぐーんとステージが上がって、見える景色が違ってきますよね。
私もあんなふうにピアノが弾けたらなぁ。

後から「すごくいい経験だった」「楽しかった」「やっぱりプロのミュージシャンってすごいですね」
「ギターとピアノで音の広がりが素晴らしかった」「ピアノの人が合わせるから大丈夫ですよと言ってくれた」「他の人と仲良くなれて嬉しかった。みんなでお茶して帰りました。」
などなどメッセージが届いて、よかったよかったと、もう本番終わったような気持ち。
結局、なにもしてないのに一番満足度が高いのは私でした。
よかったよかった。

使用したのは新宿三丁目のスタジオ「オトレン」さんでした。
初めてだったけど、お部屋が広くてきれいでリーズナブル。
音大生用の練習室とか、レッスン用の部屋が多く、大音量の楽器が禁止されているのでとても快適な環境でリハーサルできました。
おすすめ。
良い一日だったので駅のインテリアショップ「アクタス」のセール品をつい衝動買い。
またコップ。笑


宮前さんと岩谷さんと太く短く打ち上げた後は、学生の頃からの20年来の友達玲ちゃんと数年ぶりに会ってごはん。
玲ちゃんはクラシックのピアニストで、色が白くて細くてずーっと練習している記憶しかなく、昔からストイックなイメージ。
もう俗世間とか興味ないのかと思っていたら、秋になんと結婚決まったと!
こちらもよかったよかった。
ダンナさまもお互い40歳過ぎまで自宅生活だから、家事の分担とかいろいろと最初が肝心なのだそうです。
なんか次々と良い一日でした。
コップをもっと買いたくなっちゃう。

アフターアワーズありがとうございました!

2018年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム
少しだけ暑さがやわらいだ昨日の夜でした。
アフターアワーズに来てくださった親愛なるみなさまありがとうございました!m(__)m

Dona Ivone Lara の大メドレーと、
コード進行を大人にがらりと変えた「アルフォンシーナと海」
が自分の中でのメインイベントでした。
直前まで譜面書き直したりセロテープで止めたりしてました。
ライブがあるから一旦ゴールがあるのですが、また次のライブでも直前まで直したりしてると思います。


上手いというのとはほど遠い私の歌ですが、
感受性豊かなみなさんが深い感想くださって、
音楽って、自分のこと隠しようがなくバイブレーションとして出てしまうものなんだとあらためて思いました。
日々何を考えているか、
ライブでなにをしたいのか、
共演者とどこまで同じものを見ているか、
聴いてる人にはみんなわかるんだなと思いました。

安定の岩谷さんが弾くアルフォンシーナが民族音楽みたいですてきだった。
サンバはゴキゲン。
曲によってパターンというか刻みが微妙に違うのは卓越のセンスと膨大な引き出しのなせる瞬間技なのだと思います。
ご本人「よく分からない覚えてない」と言ってました笑

他人と自分は違う、
曲と自分は違う、
違うからアンサンブルになるまで歩み寄るということがライブでは身をもって学びになります。
まずは自立なんだと思う。
さらなる調和を目指して音楽的に自立していきたいと思います。

五感に美しいプレゼント、
勇気が出る言葉、
何よりお運びくださったこと、
心からありがとうございました!

何度も言ってもどうなるものでもないけど

2018年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム
言わずにいられない。
暑い!!
ベランダに干している梅干しに室外機の風が当たるのがいやでエアコンがまんしてましたが、
梅干しを避難させてエアコンONにしました。
もうあずきバーだけでは全然涼しくなれませんでした。
シロクマも食べないとだめです。

今日のYogi teaのお言葉はこれ。
What belong to you shall come to you.


belong to →所属する
あなたに属するものはあなたのもとに来るでしょう。

その心がよく分かりませんが。
なくしものでも見つかるのかもしれません。


今週はよみうりカルチャー火曜の部があって、リハがあって、ライブがあって、レッスンがあって、
日曜はついに発表会リハ。
うなされています。笑(ほんとです。)
無力な私です。
体力温存しながらなんとかのりきりましょう。
音楽のいいところは、こう言ったら身も蓋もないけど、時間が来れば終わるとこ!
むかしすごく緊張するステージの前に誰かが言ってくれたこの言葉、好きです。
人事を尽くして天命を待つって感じがします。


そうそうこちらの宣伝も!
7/26(木)アフターアワーズどうぞ来てくださいませませ。
高円寺北口から3分。20:00からです。

夏はラムが美味しい

2018年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム
あれよあれよという間に土用ですね。
3日3晩どころか、もう6日も梅干しを干し続けてまして、梅干しじゃなくて干し梅になってます。
でもびっくりするくらい美味しい。太陽の力ってすごい。

うなぎも元気出ますが、やっぱり土用はラム酒ですよ。

去年、雑誌で見てとても気になっていた大行列のサンドイッチ屋さんが行ってみないうちに閉店となって、
さみしいなと思っていたら家から歩いて行ける距離(20分くらい)で新しいお店をオープンするらしいと聞いて、
ずーっと待ってました。

先月オープンしたそうで、そこはサンドイッチ屋さんではなくて、なんとラム酒バー。
もちろんサンドイッチ屋さんの頃の人気メニューもたくさん残っていて、
ラム酒とプロヴァンスワインと美味しいおつまみ天国のお店でした。
幸。

お店のご主人は海外でもお店をしていたり、私でも名前聞いたことあるような有名なお店にいらしたりというプロフェッショナルで
サンドイッチ屋さんの前に10年間やっていたダイニングバーが都市開発のために閉店を余儀なくされ、
不動産屋さんに紹介された2坪の店舗でサンドイッチ屋さんを開いてそこが大人気になったのだそう。
その記事を読んだときに、発想の柔軟さに感動したし、今いる場所で最大限の力を発揮できる実力の裏の努力を感じたし、
とにかく心動かされぜひ行ってみようと思ってました。

もともとの専門分野であるバーとして再出発をと、
ラム酒とプロヴァンスワインのお店にしたんですよと穏やかな口調でお話してくれました。
そして店内には前のダイニングバーで使っていたピアノも。そのうち音楽とラム酒を一緒に楽しめるようになるかも。わくわく。


暑いときはラム酒を飲みましょう。