So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

エスペトブラジルでした。11/29

2016年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム
エスペトブラジル来てくださいましたみなさまありがとうございます!
巡り合わせやタイミングが絶妙で、見えない糸で操られているみたいに別々に知っている方々が
同じ場所に集まって再会したり繋がっていったりするのはなんとも素敵ですね。
聞いたところによると、自分の結婚披露宴の時って友達や家族やオン・オフの関係者が一堂に会し
とても不思議な気持ちになるのですって。
昨夜はなんだか少しだけその気持ちが分かったような。

町田さんが、合いそうだから歌ってみたらと言ってくれた矢野顕子さんの『prayer』という曲
とても好きになりました。難しかったけど!
先日読み終えた本、医師の関寛斎の妻あいの視点で描かれた高田郁さんの小説「あい-永遠に在り-」の最後のシーンが
ふわっと思い浮かぶような歌でした。
小説の中に出てくる「人たるもの本分眼前にあらずして永遠にあり」という言葉が、勇気をくれます。
心がきれいになる小説そして歌。

このトリオは全員にとってアウェイな状況なのですが、
町田さんと長岡さんみてますとジャンルから出た時に人の本領発揮されるんだなぁといつも思います。

いただきましたお写真。ありがとうございます。


Photo by T女史。かけてくれる一言一言に感謝です。響いております。


Photo by サモスココスで一緒のMしゃん。忙しい中ありがとう。きれいな声で笑ってばっかり!そしてこのポーズ(笑)ミュージカルか!


Photo by 優しいF氏。去年の舵輪ゴスペル以来お目にかかれて嬉しかったです!

学生の頃からの20年来の友人も、錦糸町の生徒さんも、家族みたいにさせてもらってる方々も。
そしてなんと恩師の折江先生ご夫妻も!あわあわしました。容易に想像できると思いますが。
折江忠道先生はそれはそれは素晴らしいバリトン歌手で現在藤原歌劇団の総監督という責任ある立場になられお忙しくされている中、温かく聴いてくださって。
1/3 NHKニューイヤーオペラコンサートに出演されるそうなので、皆様よろしければ1/3の夜(たしか19:00)ぜひテレビをご覧くださいませ。

そしてそして終演後にかけつけてくださいました方も!みんなで乾杯できて良かった。お忙しい中感謝です。
なんだかもう死んじゃうのではないかと思うような夜でした。が、ちゃんと生きていて帰り道に近所のラーメン屋さんで日本酒飲んで帰りました。
うーん、私ってほんとむずかしい。

プレゼントというか拾い物というか

2016年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
3週間ぶりにサンバのレッスンへ。
聞いてほしいことがたくさんあって師匠の顔を見るなり、だーっと話したら、
「昨日相談に来たブラジル人のパーカッショ二ストと同じこと言ってる」と笑いながら私の頭の中を整理してくださった。
途中何度もまた「昨日のブラジル人と一緒だ」と言うので、そのブラジル人パーカッショ二ストと友達になりたいと思ったくらい。
自分の考えてることが伝わっていて理解してもらえているという安心。
レッスンなんだかセラピーなんだかね。

しばらくライブをしない(できない)と決めたけど、声をかけていただいたのを断る時にやっぱりポロリと心が泣いてしまう。
もう声かからないだろうな、やる気ないと思われたかな、とか。
病んでるの?とか、疲れてるんじゃない?とか、根性が足らんとか。そう思われていても仕方ないけれど。なんせ説明が超ヘタなもので。

ライブのための練習じゃなくて、音楽のための音楽の練習ってなんだろうとない頭で一生懸命考えながら毎日バッハを弾いていると、
今まで見えなかったものが見える・聴こえる・感じる。澄んでくる。
でもこれって逃げなんですかねと話したら、
そういうのも全部まかせちゃったらいいんじゃないかと言われて、気が軽くなりました。
大事なのは何をしなきゃいけないかということ。
今やらなきゃいけないと思っているのは勉強なんでしょう? …はい。
やるべきことをやって、あとはまかせちゃったらいい。
誰にまかせるんだろうと思ったけど、なんとなく暗黙の了解的に神さまあるいは天にかな?と。

昨日はカラーの正反対な二曲「Folhas secas」「Quantas lagrimas」を。
サンバの練習はほとんどできていなかったんだけど、バッハが功を奏したのか、すごく良くなったと言ってくださった。
ギターもパーカッションもメロディラインの対旋律ラインを作っているそうだから、それがバッハの音楽の構造と似ているのかもしれない。

そして、こんなプレゼントも。

お稽古場所のマンションの一階に置いてあった陶器の漬物容器。
「どうぞ使ってください」との張り紙も。
これ、もらっていいですか?と師匠に(一応)聞いたら、いいんじゃない?とのことだったのでいただいてきてしまいました。
「いただきました」って張り紙しといたほうがいいですか?と聞いたら(こういうの初めてなので!)
それはいらないと思うと言われたので、そのままもらってしまいました。
ちなみにブラジルでは、粗大ごみ置くと一瞬でなくなるそうな。
すごく立派な容器でとても重い。
両手で抱えないと運べないくらいで、近くにあった白のビニールの風呂敷で包んで持って電車に乗ったらみんながジロジロ見るくらい大きい。
もしかしたら骨壷だと思われていたのかも。
たっぷり糠床を作りました。

初めての

2016年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
経験なのですが。
自宅にいながら、お客さんにおもてなしを受ける。
年は私のほうが10歳ほどとってるんだけれど、精神年齢はずっと上というKちゃんが
美味しい手料理を山ほど作って遊びに来てくれた。
終電時間を逃さないようにアラームをかけて。
デザートの栗がどっさりな手作りパウンドケーキまで。

人に作ってもらったご飯て美味しい&うれしい。
そして、ちゃんぽんフリーで炭水化物好きとご飯を食べるのは楽しい。
6年前、古楽の都留音楽祭で知り合ったとき、連日修学旅行みたいに夜通し意気投合してたのよね。
音楽祭の先生方のモノマネとかして。懐かしいなぁ。
先日木場のライブに来てくれて数年ぶりに再会。

ルチアやノルマの気持ちが本当に分かるからその演目に限ってオペラが歌いたいと彼女がいうのを聞いて、
前世というのはやっぱりあるんだぁとにまにま(にまにまできるような演目じゃないけど)してしまいました。
オペラを歌う人も女優だから、その役が乗り移るというか元々自分の中にそういう魂があるんだなぁと思って。
ぜひ歌ってほしいな。

11/29(火)エスペトブラジル

2016年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム
19:30~
大塚駅南口徒歩4分のエスペトブラジル
with 町田謙介(gt&vo)長岡敬二郎(perc)

町田さんと長岡さんとのライブは、3~4ヶ月に1度。
いつも悩み、そして直前にぐわーっと前進するという経路を過去3回たどっています。
もちろん準備はしているのだけど、直前にこれやりましょうという町田さんの広い音楽観が刺激的です。
開けてみないと分からないライブまでの道のりもまたライブ。



エスペトブラジルの正統派ブラジル料理とても美味しいです。
ブラジルのカクテル、お酒、ドリンクもいっぱい。
お気軽にふらりとお越しくださいませ。

勤労感謝の日

2016年11月24日 | 日記・エッセイ・コラム
農業国家日本の収穫物に感謝する国家行事の日が、戦後改められて勤労感謝の日となったそうです。
そんな日に、父が送ってくれたピカピカの柿と柚子が山梨から届きました。


ちょうど夕方にサモスココスで一緒だった仲間が3人(指揮・歌・バロックハープ・ピアノ)出演するコンサートがあったので、
小さな花束を3つ作りに行き、お花屋さんに柿と柚子をおすそ分け。
それから一緒に聴きに行ったメンバーのみんなにもおすそ分け。
柿って子どもの頃から秋になるとどこからともなく置いてあって、ありがたみがあんまりなかったのですが、
皆が喜んでくれるとあらためて秋の恵みだなぁと思います。
一年ぶりに食べた柿は甘くておいしかった。

コンサートは、丁寧な音楽作りと澄んだ音色と、絶妙な選曲で、久しぶりに音楽を聴いて思わず涙が出たくらい。
音楽って空気を変えますね。
たぶん本人たちは変えようなんて思ってなくてただただ音楽のために音楽してるだけなんだろうなと感じましたが。
人って生き物だからやっぱり敏感なんだと思います。
経歴とか肩書は技術を保証するものかもしれないけれど、一番大切なのはmoving、動かされるということだなぁと思いました。

美容師さんも本当に上手い人ほど淡々としていて、どう?良いでしょ?変わったでしょ?とか言わないし、写真撮らされたりもしないものです。
称賛や役に立った証拠を求めたくなったら、心がまだ子どものままなんだなと、自分に対しても思う時あります。
仕事にはまったく必要のない心。

話がそれたけど、音楽に関係あってもなくても、淡々と雑念なくやるべきことをしているものについ感動してしまう。
自分もそう見られるかもしれないと思うと本当にこわいですが。
だから、普段から接する人や聴く音楽などなど、当然のように涼しい顔して雑念なくいる人の中に
できるだけいさせてもらおうと思う。


ボケの花が可憐だったので自分用にも枝を一本。
全部咲き終わったら、この枝を炭にして絵を描こうと思っています。
空き缶を使った炭の作り方というのを本で見かけて。