手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

おふくろさんを田舎の「おづねさん」宅に連れていきました

2013-06-12 18:02:39 | 家族
去る6月9日の日曜日に、玲子の運転する車に、私とおふくろさんが同乗して、「おづねさん」宅に行ってきた。私は、おふくろさんから、かねてから、彼女のすぐ下の妹である「おづねさん」の所に連れて行ってほしい、と頼まれていて、この日、行ってみることにしたのだ。
「おづねさん」は、おふくろさんを含む6人姉妹の下から2番目の女性で、「常子」さんというのが正式な名前だ。92歳の我がおふくろさんは、下から3番目、上から数えると4番目の女性で、現在は6人姉妹のうち、上から2番目の「きみさん」と我がおふくろさん、それに「おづねさん」の3人が生存している。
自宅を正午少し前に出発し、40分ぐらいで、一人で住む「おづねさん」の家に到着した。「おづねさん」は、すぐに私たち3人を、炬燵の部屋に通して、私たちのために、炊いたばかりのお赤飯を昼食として振舞ってくれた。それに、「おづねさん」手作りの”ふきの煮付け”とか、しその葉の漬物とか、の他、ジュース類も出してくれた。それと、また、「おづねさん」の家の近くに住む、長女のヨウ子さんが、これまた、私たちのために、刺身の盛り合わせを取り寄せていただくなど、歓待していただいた。もちろん、これらのごちそうは到底食べきれなかったので、私たちが帰宅する際には、お赤飯など沢山のものを持たせてくれた。その他、「おづねさん」が当日急いで畑で掘りおこしたばかりの、じゃがいもも、車に積んでくれた。
さて、おそらく、お互い10年以上は、会ってない、「おづねさん」とおふくろさんは、久しぶりの再会で、いろんな話題で花が咲いたのは言うまでもない。まわりで聞いていて、すぐに気がついたのは、おふくろさんとは比べものにならないほど、「おづねさん」の話題の豊富なこと、弁舌の達者なことだ。「おづねさん」は、若い頃、会社に勤めるなど、いろんな社会経験を味わったり、今でも、趣味の詩吟とかカラオケなどを通した仲間と交流もしているだけあって、話題が明るく、前向き、プラス思考の性分が十二分に伝わってくる。
なお、「おづねさん」は、おふくろさんよりも大きく前かがみに腰が曲がっているのだが、それでも、外出したり、畑にじゃがいもを掘りに行ったり、するなど、足腰が強い。これに対して、部屋の中でやっと立ち上がり、大きくふらつきながら、やっとこさ数歩を歩くおふくろさんを見て、「おづねさん」は、この日、急遽、日頃から彼女なりに実践している足腰の鍛え方を、おふくろさんに実技指導をしてくれたのである。
夕方、6時近くになって、私たちは、「おづねさん」と、娘のヨウ子さんの見送りを受けて、我が家に向けて出発した。帰宅後、久しぶりの妹との再会で、おふくろさんの表情からは、十分満足感が見て取れた。