手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

清徳丸と衝突したイージス護衛艦「あたご」の事件は、吉川海上幕僚長更迭で一件落着?

2008-02-22 18:41:56 | 社会
2月19日午前4時ごろ、マグロはえ縄漁船「清徳丸」と海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」が衝突した事件では、石破茂防衛相は同日夕、「あたご」が「清徳丸」を発見したのは、衝突2分前で全速後進などの回避行動を始めたのは、衝突のわずか1分前だったと明らかにした。
ところが、その後、防衛省などの調べで、あたごの見張り員が事故12分前に清徳丸のものと見られる灯火を視認した後、衝突するまで完全に見失っていた疑いがあることがわかった、など、など、いろいろな情報が発表されて、国民一般人からみれば、どれが本当の情報なのか、さっぱりわからない状況になっている。こうなると、ますます国民は政治不信になり、現在の福田内閣も支持率が下がるのも当然の成り行きだ。
今や、この事件に関して、吉川海上幕僚長が更迭される見通しだそうだが、政府は、これで事件を幕引きにするつもりだろうか?それとも更に、石破茂防衛相も辞任して幕引きとするのか?
私には、吉川海上幕僚長や石破茂防衛相が辞任したとしても、この事件は、一件落着とすべきではない、と思う。第一、事件の真相がどうなのか、政府は国民に明らかにすべきなのだ。事件の真相は、護衛艦「あたご」の見張り要員などの現場にいた乗組員たちが、誰よりもよく承知しているハズであるから、どうして彼らの生の真相を、公表できないのか?。こういったことは、政府や省庁のお役人が、従来から行ってきている隠蔽体質そのものとしか思えない。
政府や防衛省のお役人は、幕僚長や防衛相を切って、今回の事件をウヤムヤのまま、逃げ切ろう、と思っているようだが、実に腹立たしい限りである。
このようなことを繰り返している政府や省庁のお役人を、お上、としていることを意識するたび、バカバカしくなる、と思うのはおそらく私ばかりではない、と思う。

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