かつて土曜教室で、小学生たちに「頭がいい!ってどういうこと?」って尋ねたことがある。ほとんどの生徒からは"難しい問題が解けること"なんていう答えが返ってきて、中には"わからない"っていう生徒もいた。そして、4年生から6年生までの生徒の中に、私が期待するような答えを発言した生徒は一人もいなかった。
その後、私は生徒たちに私の考えを言い聞かせた。
「頭がいい!って言うのは、君たちが自分の未来のことを真剣に考えて、勉強の大切さを分かった人のこと、しかもその大切さに"早く"気がついた人のことでは、ないかな」って解説した。まだ、小学生の年頃では、お母さんやお父さんが"勉強しなさい"っていうから、とにかく、仕方なく勉強している、なんていう生徒が大部分だろう、とは思う。しかし、私としては、少年・少女たちに、できるだけ早い時期に、勉強することの大切さを理解してもらいたい、と思うのだ。勉強することは、彼らの無限の可能性を秘めた扉を開くものなのだ。そればかりでなく、現代の激烈な競争社会で、落ちこぼれ、落伍者にならないため、という観点でも意義のあることだ。
世の中には、勉強したくても、勉強する環境に恵まれていない子供たちがたくさんいる。例えば、開発途上国の多くの子供たちがそんな状況にあり、実に残念に思う。かつて私が出張で訪れたバングラデシュの子供たちの多くもそんな状況にあった。そして日本の国においてさえ、勉強したくても満足に勉強できないでいる子供たちがいる。ときどき、テレビで、両親が離婚するなどして、母親ひとり、あるいは、父親ひとりで育てられている家庭にいる子供たちのことが紹介されている。私はそれを見ていて、日夜頑張って働く親のひたむきな姿勢に心うたれ、そんな逆境の中にいる子供たちにこそ、温かい手を差し伸べてあげたい気になるし、ボランティアとして今すぐにでも応援したい、と思う。
地球上の子供たちみんなが平等に勉強できて、平和な生活を享受しあえるような世の中が一刻も早く到来してほしい、と願わずにいられない。
その後、私は生徒たちに私の考えを言い聞かせた。
「頭がいい!って言うのは、君たちが自分の未来のことを真剣に考えて、勉強の大切さを分かった人のこと、しかもその大切さに"早く"気がついた人のことでは、ないかな」って解説した。まだ、小学生の年頃では、お母さんやお父さんが"勉強しなさい"っていうから、とにかく、仕方なく勉強している、なんていう生徒が大部分だろう、とは思う。しかし、私としては、少年・少女たちに、できるだけ早い時期に、勉強することの大切さを理解してもらいたい、と思うのだ。勉強することは、彼らの無限の可能性を秘めた扉を開くものなのだ。そればかりでなく、現代の激烈な競争社会で、落ちこぼれ、落伍者にならないため、という観点でも意義のあることだ。
世の中には、勉強したくても、勉強する環境に恵まれていない子供たちがたくさんいる。例えば、開発途上国の多くの子供たちがそんな状況にあり、実に残念に思う。かつて私が出張で訪れたバングラデシュの子供たちの多くもそんな状況にあった。そして日本の国においてさえ、勉強したくても満足に勉強できないでいる子供たちがいる。ときどき、テレビで、両親が離婚するなどして、母親ひとり、あるいは、父親ひとりで育てられている家庭にいる子供たちのことが紹介されている。私はそれを見ていて、日夜頑張って働く親のひたむきな姿勢に心うたれ、そんな逆境の中にいる子供たちにこそ、温かい手を差し伸べてあげたい気になるし、ボランティアとして今すぐにでも応援したい、と思う。
地球上の子供たちみんなが平等に勉強できて、平和な生活を享受しあえるような世の中が一刻も早く到来してほしい、と願わずにいられない。