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昨日記130525土(28/18晴 子供の貧困 京都のぎゃらりー廻り)

2013年05月26日 16時12分09秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、朝8時45分ごろからNHKの「週間ニュース深読み」で「6人に1人! どうする"子どもの貧困"」http://www1.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2013/130525.htmlというテーマで放送していた。(5/29以降詳細番組HPで掲載)

子供の6人に一人が貧困状態で、遊び、勉強、進学に支障が出ているという。
大学への進学率も、家の家計状態にきれいに比例していて、所得が低い程大学への進学率は低い。
貧困家庭の子供は、授業料免除であっても、制服や学用品は買えず、スマートフォンやゲーム機も持っていないため、友達の仲間に入れないし、修学旅行やどこかに行くにも交通費が出せない等様々な問題がある。

この話を聞きながら、俺にも当てはまるところがある、と思った。
私の場合は、一般の人から見ればかなりの貧困状態であるが、だからといって、食事や住居に事欠くようにならない限り、人や行政に頼る積りもないし、貧困であってもそれなりの楽しみ方を身に着けているし、現に今の生活を人並みに楽しんでいると自分では思っている。

幸い、私の場合は、40歳で脱サラするまで貧困の苦しみを味わうこともなく、仕事人間で、むしろお金をため込むことに喜びを感じてて、株なんかもやっていた。
車やタバコやギャンブルやグルメや旅行には全く興味なく、山歩きやスキー程度にお金を使う程度で、最も大きい出費は、30代後半に付き合いでいくつかの飲み屋に通い、お店にボトルを置いたことぐらいだろう。
その場合でも、飲むだけで余分な酒のアテはほとんど注文しなかったので、テーブルチャージ+α程度で安く収めていた。(職場や古い友人が行くのでなんとなく週1回以上通っていたカウンターがメインのスナックだった。一人で行っても店の子と友達同様に話せる馴染みの店で、毎回7000円から1万円近く払っていた。<風俗ではない>)
車に関しては興味はなかったが、実用的に便利で行動範囲が広まることと、仕事に活かせる思い、30代の一時期、中古の軽乗用車を持っていたが、バッテリー上がりを防ぐため毎週休みの日に無駄な運転をすることに疑問を感じながら乗っていた。

50歳頃になって事業に失敗し自己破産するまで極貧に近い、貧困を経験したことで、貧困や弱者の苦しみが身にしみて分かるようになった。
一時期は、貧困と聞いただけで涙が出たこともあった。

私の場合は同じ貧困といっても、年金のお陰で、最低限生きて住むことができて、自分では生活を楽しんでいて、余り問題はないと思っている。
しかし、子供の場合は、住む世界も限られ、友達との遊びだ大切であるが、最近の遊びにはお金がかかるが、お金に関しては親が頼りでどうすることもできず、しぜんと孤立する可能性があり、外部からの助けが必要だろう。

午後から、久しぶりに京都三条界隈のギャラリーを廻った。
始めにFBで案内が来ていた作家の展覧会を見に行くために、JR京都駅構内のギャラリーに行った。
行くまで随分道に迷った。
その後、地下鉄で蹴上まで行き、ギャラリーSUZUKIから始まり、現代系の画廊を観て歩いた。
今回は、女性作家が多かった。

その中でギャラリー16に行こうとして、ビルの3Fに上がる前に2Fで怪しげなギャラリーらしき店がいつもは閉じているのに、昨日は開いていた。
珍しいので覗いていると、店主に招き入れられた。
この店は、ギャラリーとしているので誰でも自由に入っていいという。
そこは、広い空間に戦前の人体解剖模型や、古い機械や、様々な19世紀から戦前ぐらいまでのガラクタが何の脈絡もなく雑然とインスタレーションのように並べられていた。
店主はここを、カオスの部屋といっていた。
古きエログロの世界の香りもする。
怪しい店だが、現代作家と共通する側面も持っている面白い店だ。

その後、三条通東大路東入今小路町8Fのアートフォーラムジャルフォ(JARFO)に行った。
作品は、選抜されたもので、それぞれ個性があって面白かった。
その中で、彼岸此岸に関連した作品があったので見ていると、ギャラリー担当者から説明があった。
そのうちイタリア人作家が出てきた。
その作家や、ギャラリー担当者と「あわい」=間や「きわ」や縄文文化や弥生文化や日本文化の源流と間や空間のことについて語り合った。
この話に関連した話で、6月8日に中村孝平氏の「有在・無在」についての作家トーク(申し込み制)があるという。
ちょっと調子に乗って話し込んでしまい、予定より少し遅く帰ることになった。


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