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昨日記140113月(底冷え? 弥生文化博物館「王の系譜」 2kwギャラリー )

2014年01月14日 12時40分05秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気 晴 0mm 7.2 1.1℃  59% 2.3.西

今朝は、大阪でも氷点下の気温になり、我が家の室温も6度台になった。
底冷えがするようで、昨夜は寝ていても自分の体温で布団が温まらない感じであった。
どうやら、マットとその下のアルミ箔付き断熱シートを重ねたものとの合わせた断熱(熱抵抗)だけでは、体温と床との温度差が更に広がったことにより、体から床に流れる熱量(輻射・伝導による熱流の量)が、体から発生する基礎代謝の熱量より大きくなり始めたようだ。
そのため、体から発生する熱が奪われ、冷え気味になり体に負担がかかるようになっているのかもしれない。
しかし、昨日の段階では、まだ冷えを感じてはいなかったが、布団の中が心地よい暖かさまではならなかったので、もう1-2度気温が下がり、底冷えが激しくなれば、冷えを感じるようになるに違いない。
もう1-2枚マットの下に敷く断熱シートを、増やしたほうがよさそうだ。

昨日は、昼からJR信太山から歩いて10分余りの池上遺跡にある大阪府立弥生文化博物館( http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/tokubetsu/index.html )
で講演会があるので、聞きに行った。
弥生博物館では「王の系譜」<稲作伝来から前方後円墳の成立>という大きなテーマで特別展をしている。
良く考えると、テーマの幅が広すぎて漠然としているが、出来るだけ多くの考古学ファンにアピールし集客するには効果的なネーミングである。

例によって、食事等の家事とブログに足を引っ張られ、出発するのが予定よりかなり遅くなった。
30分近く遅刻することも覚悟したが、7-8分程度の遅刻で会場に入ることができた。
会場は超満員であった。(多分4-500人以上?)

入口で渡されたレジュメには、「泉州における古墳文化の受容」<邪馬台国時代の大拠点集落>というタイトルがつけられ、堺市西区下田町に分布する下田遺跡の大量の発掘品や現場の測量図と遺物の計測図が入った本格的な学術的資料に近いものであった。
レジュメのまとめでは、下田遺跡と四ツ池遺跡との関係とその後の在地首長への可能性や石津川水系のと大阪湾の水運管理の可能性も注目し、古墳時代以降下田遺跡の在地首長がヤマト王権と結びつくことによる、陶邑窯跡群(すえむらようしぐん)や百舌鳥古墳群の造営への関与の可能性も指摘していた。

講演はレジュメに沿って行われ、発掘現場や遺物のスライドも交え行われた。
四ツ池や池上遺跡はよく知っていたが、下田遺跡のことは知らなかったので、非常に面白かった。
下田遺跡の、銅鐸の埋納は、弥生時代から古墳時代に移るときに、祭祀が全国一斉に変わる(銅鐸の祭りの廃絶と埋納)ことで注目されている現象である。
魏志倭人伝にある、倭国乱と四ツ池遺跡と下田遺跡の関係も興味深かった。
池上遺跡は一時廃絶し、近くの高地性集落(観音寺山遺跡)が出来た後、池上遺跡近辺に戻る(池浦遺跡も?)が四ツ池遺跡は、同じように一時廃絶したあと、どこに移ったか不明で、その後弥生時代後期から古墳時代初期に下田遺跡が栄えたという。


それ以外に、無料配布の平成25年度冬季企画展「王の系譜」のA4・7ページのパンフレットも素人に分かりやすいようにうまく概要を解説していた。

夕方5時からは大阪の靱公園横にある2kwギャラリーの3人展「せんすおぶなんせんす」の作家トークがあるので、それに間に合わせるため講演会の終わる少し前に会場を抜け出て、簡単に博物館の展示会場を見て廻った。
その後、JR信太山駅からJR天王寺駅まで行き、大阪地下鉄御堂筋線天王寺駅から大国町駅で四ツ橋線に乗り換え本町駅へ直行した。


2kwギャラリー( http://www.2kwgallery.com/2kw58_crrnt.html )に着いて、すぐに作家トークは始まった。
彫刻の北浦和也氏 平面のしまだそう氏 平面の田辺朋宣氏の3人で、北浦氏としまだ氏とは、何度か話したことがあった。
田辺氏とは、ワークスとか、神戸のCAPで話している可能性があったし作品も何度も見ているが、ワークスでの作品は思いだせなかったが、カエルだらけの作品はCAPで見た記憶があった。
その作品は、3枚あり、それぞれ模造紙一杯に、無数のカエルがいて、それぞれが連なって何かをして遊んでいて、その動作が別のカエルとつながっているのだ。(サインペン)
例えば、橋を渡したり、そこを渡ったり曲芸をしたりとにかく様々な遊びをしているカエルが無数に描かれているのだ。
それ以外に、坊主が模造紙のロール紙に無数に書かれていて、それぞれに言葉が添えられていたりする大作もある。

3人の作品は、それぞれある意味コンセプト云々でなく、ナンセンスや遊びを感じさせるグループ展だった。
作家トークの後は交流会が開かれた。
会場は超満員で特に若い人で一杯だった。

11-12-13日の3日間は催し物に出席して、それぞれ慌しい一日だった。

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