~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/12/8(土)提案と会議の進め方

2018年12月08日 | まちづくり・市民活動
チャイルドライン全国運営者会議に出席のため、東京に来ています。





今日は、12時から17時、
明日は、10時から16時
という、ハードな会議です。

チャイルドラインは、
18歳までの子どもからの電話を受ける民間の事業(行政と協働の団体もあり)で、
全国の40都道府県に、約70の実施団体があります。

電話は、
フリーダイヤルで、
子どもたちは、
全国どこからでも無料で、かけてくることができます。

かけた電話を、
全国どこのチャイルドラインが受けるかがわからないため、
どこの団体が受けても、
子どもたちが「聴いてもらえた」という気持ちになれるよう、
さまざまな条件をクリアしながら、
運営しています。

たとえば、
●ひと月の開設時間、日数
●ガイドラインに沿った運営
●子どもたちの声を聴き、社会に発信する体勢の確保
●養成講座や研修の義務
●全国運営者会議や総会への出席
など……

で、今回は、
電話に加えて、チャットの事業化に向けてのガイドラインや手引きの作成に向けての提案が出され、
意見交換となったのですが、
それぞれ独立した組織を持つ団体の中で、
意見をまとめていく難しさを感じました。

提案する側として、
提案に至るまでの経過や、
そこまでにどんな意見が交わされたのかを共有し、
どういう結果を求めているのか、
異なる意見をどこまでなら許容できるのか、が明確になっていないと、
会議が混乱するという体験をしました。
そして、
その提案が、
対象となる人(チャイルドラインでは、子どもたち)のためであることが、
明確であることが感じられるか、ということも、
大きなポイントです。

組織に関わるものとして、
市民と関わる議員として、
学びと気づきのある今日でした。