~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/12/26(水)放課後児童クラブの規制緩和の方向性に思う

2018年12月26日 | 教育
いったい、子どものことをどう考えているのか、と言いたくなる話 

国の放課後児童クラブへの見解

待機児童の問題と、
働く家庭への支援ということで、
さまざまな保育環境で、
少しずつ制度の規制が緩和されている現状があります。

今回は、
地方分権改革の対応として、
自治体の自由裁量を拡大するということでの方針ですが、
まず大切なのは、
①「子どもたちのあそびや学び、関係づくりが保証され、安心できる場所であること」
さらに、
②「そこで働く人が安心して仕事ができる環境の確保」だと思います。

阪南市の放課後児童クラブ(ちびっこホーム)は、
8つの小学校すべてに併設され、
運営には、
指定管理者制度が導入されています。

阪南市では、
指導員の数は適正に考えられていると思いますが、
現場で働く方からは、
人手は十分でない日があることや、
「ケガをさせないこと」が重要で、
なかなか子どもたちがしたいあそびや運動ができない現状をお聞きします。

指導員の数は、
子どもにとっても、見守る指導員にとっても、
「安心・安全」の保証です。

事故や事件が起きてからでは遅いわけですし、
何よりも、
子どもたちの放課後の居場所として、
心豊かに育つ場所であってほしいと思います。

指導員の資格についても規制緩和がありますが、
資格の有無よりも、
子どもの権利を学び、子どもの育ちや心の発達への理解を深める研修を義務づけ、
常に子どもたちの現状に寄り添う「資質」を重視してほしいものです。

行政の担当課は、
指定管理者との話し合いだけでなく、
直接現場の生の声も聴く機会を持ち、
子どもも、保護者も、見守る指導員も、
今後も、納得のいく(合意できる)、
市の子ども施策であってほしいと願います。


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