~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/12/21(金)平成30年第4回定例会最終日でした

2018年12月21日 | 議員
今日は、
平成30年第4回定例会の最終日で、
各議案の採決が行われました。
大体の議案は、
総務事業水道と厚生文教の各常任委員会で話し合われているので、
そのまま承認されるのですが、
「平成22年以前の病院会計の未収金の債権の放棄について」だけは、
大阪維新の会の渡辺議員から動議が出され、
「継続審議」が提案されました。


私も、
300万を越える未収金に対し、
権利を放棄するというのは納得いかないので、
継続審議に賛成しましたが、
賛成少数(起立6名/浅井・岩室議員・渡辺議員・角野議員・大脇議員・河合議員)で、否決されました。

この間の職員の仕事時間と経費に対する費用対効果を考えるとやむなし、という意見もありますが、
問題は違うと思いました。
時間をかけて調べたからもういいだろうではなく、
調べ方がまだ足りなかったのでは?
真面目に払っている市民は納得するのか?ということなのです。
もうこの件で審議することはないわけで、残念です。

議案がすべて可決されたあと、
当日の議案として、
「職員の給与の減額」の提案がありました。
特別職だけでなく、管理職も対象の削減で、現状を踏まえた提案に向け、頑張られた成果と感じました。


全会一致で賛成のあと、
議員報酬カットの提案が、
議員間で調整できずに、
●10%カット案


●5%カット案


の2案のまま提案されました。

10%削減案は、もともとは14%削減で提案されていたものですが、
私は、14%の根拠がよく理解できなかったので、
さまざまな市の事業が10%削減となっていることを根拠に、
10%削減案を提案したので、
10%削減案に賛成しました。
提案の中に、
今後は、毎年9月議会で、議員報酬についての見直しを義務化していることも賛成理由です。

5%カットでは、
市民のさまざまな活動へのしわ寄せを解決する金額にはならないし、
期間も任期中となっていて、
今後の市の財政状況への関わりが見えないことなど、
議員に期待している市民の声に応える案としても弱いと感じました。

結果は、
10%削減案は賛成4(浅井・岩室議員・渡辺議員・角野議員)
5%削減案は賛成6(上甲議員・中谷議員・中村議員・二神議員・山本議員・福田議員)
となり、どちらも否決されました。

結局、議員報酬カットはないという結果で、モヤモヤが残りました。

話し合いを丁寧にして、10%で調整できなかったのか?
とりあえず、報酬カット案だけ決めることはできなかったか?など、
さまざまな思いが頭の中を回ります。

議案の最後は、
国への意見書の提出について
●「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」
➡私は、わざわざ意見書を提出してまで、今すぐ進めることを求めなくもいいと考えて反対(全体では賛成多数で可決)

●2019年10月の消費税増税中止を求める意見書
➡いろいろな課題が解決されないままの見切り発車だと感じていたので賛成(全体では、反対多数で否決)

●認知症施策の推進を求める意見書
➡これは大きな課題なので、賛成(全会一致で可決)

以上が報告です。

議員報酬カットの件だけ、心残りです。
次の全員協議会までの大きな宿題ができました。

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