~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/9/15(土)子どもの育ちに目を向けた施策への思い

2018年09月16日 | 議員
改めて、
平成29年度一般会計の決算審議を振り返りました。

子育てに関する補助金のほとんどは、
施設の新設や補修、
子育て総合支援センターや放課後児童会、保健センターの母子保健に関する維持管理費としての予算として使われ、
事業を通してどんな子どもに、
どんなおとなになることを期待し、
どんなまちづくりに繋げようとしているのかが見えなかったこと、
公園や施設は、
管理・整備の予算だけで、
そこに、子どもたちがあそび、育つ場としての視点で予算をつける姿勢は感じられなかったことなど、
阪南市が目指す目標として掲げた
「産みたい」「育てたい」「住み続けたい」まちづくりの視点とはかけ離れているなあと感じました。

これは、
就学前の子どものことはこども家庭課、
幼稚園と学童期の子どものことは教育委員会、
妊娠期や保健福祉は健康増進課、
という縦割り行政で、
しかも、それぞれは、
施設管理や日々の支援に関する業務も担っていて、
現実の事業内容の振り返りや成果を検討し、夢や理想を語る、十分な時間がないことも、
大きな要因だと思います。

本来、
今年度新設されたこども未来部が、
阪南市の子どもたちの育ちに関する方針を明確化していくべきだと思いますが、
なかなかそこに行き着かない現状があります。

来年2019年は、
子どもの権利条約が国連で採択されてから30年、
日本が批准してから25年の節目の年です。
今、関西では、
「子ども条例」を制定するまちが増えています。
阪南市でも、
継続的で安定した子ども支援の施策をめざし、
考えてみてはどうかと考えます。

この9月から始まる「子ども条例のつくり方」の連続講座、
とりあえず参加申し込みしました。





「子どもにやさしいまちは、誰にとってもやさしいまち」に、共感します。





18/9/14(金)日常の困りごとに寄り添いあうこと

2018年09月14日 | まちづくり・市民活動
雨がぱらつく1日でした。
屋根が心配なご家庭では、
気が休まらない天気だったでしょう。

今回の台風では、
1人暮らしの女性の方から、
災害ごみを出したくても、
重いし、大量だし、
指定された場所に運びきれない、
という声をお聞きしました。
そのうち何名かの方には、
社会福祉協議会の災害ボランティア活動への依頼を、
紹介させていただきました。

1人暮らしでも、
さほど高齢でもない、
障がいをお持ちでもないという方は、
なかなか支援の声が届かなかったようで、
「ごみの集積場まで持っていくのもむずかしい」という声を
誰に発していいか、わからなかったということでした。

市のFacebookやホームページで、
新しい情報が次々に更新されても、
見る環境にない方々には届かず、
防災無線で、たくさんの呼びかけをしていただいても、
1人暮らしで人手がない方には、
役立つ情報にならなかったという現実があります。

結局は、
日常の困りごとに寄り添う人が誰なのか、
ということになると思います。

自分自身が、
ご近所との付き合い、
声をかけ合う友人、
誰かと「いっしょ」の時間を持つなど、
さまざまな関わりを持つこととともに、
他の人も、
周りに対し関心を持つ、
関わりのある方と声をかけ合う
何かの団体に所属してみるなど、
一歩踏み出す関わりを持つことが必要になってくるということだと思います。

災害は、
思わぬつながりが見えたり、
意外につながりがなかったことに気づいたりの機会になります。

大切なのはこれから。

「助けてほしい」
「何かできることはない?」
という声かけ合う市民同士の支援が広がるといいなあと願います。

一昨日の事務所開放日は、
一人帰られるとまた一人と、
面接会場のような日でした。

来週水曜日も、
午後5時半~8時半まで、開いています。




















18/9/13(木)平成29年度決算審査特別委員会、反省いっぱい

2018年09月13日 | 議員
尾崎駅前の駐輪場に、
自転車が戻ってきました。


今日は、
10時から、平成29年度決算審査特別委員会でした。




いろいろ考えていったのに、
最初の質問を、
その担当課の質問ではないときにしてしまって、
??……となってしまったら、
(担当課がちがうということにさえ、気づきませんでした。)
あとの質問をいつすればいい
のかわからなくなって、
??のまま、その時間が終了。

職員の方の入れ換えがあって初めて、
自分が何が間違っていたのかに気づきました。

私は、
質問箇所に付箋を貼って、
自分の中のランキングで、
質問順番を決め、
付箋をつけていましたが、
対象となる課ごとに、
付箋の色を変えるなどしておかなければならなかった、と思いました。


まったく準備&勉強不足でした💧

遅ればせながらの質問は、
①「子育て支援なんとか」という名称の補助金・交付金は、10ほどあり、総額で2億4千万円余りあるが、その使い方は?
➡こども家庭課……子育て総合支援センター、地域子育て支援関連、つどいのひろば、ファミリーサポートセンター事業などや、医療費支援など
➡生涯学習推進室……留守家庭児童会関係
➡保健センター……子育て包括支援センター設立準備等
などなど、複数の課にまたがるたくさんの事業費に使っている。

②「アウトリーチ型家庭教育支援」とはどんな支援か
➡学校に来にくい、就労できずにいるなどの悩みを持つ家庭を訪問し、支援する、国のモデル事業をしている。
3年間の補助事業で、毎年報告もしている。

③中学校給食の栄養士さんがいるのか?(賃金が発生していたので)
➡栄養士が献立を考え、それを配食してもらっている。

④給食センターの修繕費が900万円ほどかかっているが、これは単年度だけなのか?
➡毎年、なんらかの修繕や補充をしながら運営しており、修繕費用を計上している。

⑤進路支援相談を委託しているが、教育委員会でしているのではないのか?
➡人権推進課で、人権協会に委託している。

⑥公園清掃、公園管理の委託事業者は同じところか?
➡シルバー人材センターに委託している。

⑦わんぱく王国の指定管理料(1400
万)と借地料(270万)、駐車場借地料(270万)を足すと、2000万円ほどになる。もっと季節ごとのイベントなど力を入れてもらえるようにしてはどうか?
➡次の選定の際には検討する

⑧鳥取ノ荘の駐輪場も借地料(255万)が発生しているが、駐輪料金とのプラスマイナスはどうか?
➡鳥取ノ荘の駐輪場代金は年間465万円ほどである。4ヶ所の駐輪場の委託料(3500万)を考えると、マイナスである。

などでした。
本当に聞きたかった、
まちの活力創造課関係や
地域まちづくり支援課関係の質問ができなかったことが悔やまれますが、
後日、質問だけはして、
納得できるようにしたいです。

初めての決算に関する審議は、
反省だらけですが、
次回、
予算審議では、
しっかり準備して臨もうと思います。

数字が苦手なのですが、
なんとか克服していきたいなあとも思いました。








18/9/12(水)厚生文教常任委員会&子育て拠点整備特別委員会

2018年09月12日 | 議員
午前中は、厚生文教常任委員会でした。
30年度予算の補正について、
厚生文教常任委員会に付託された項目についての質疑がありました。

2点ほど質問を考えていたのですが、
先に質問された議員と同じ項目だったので、
解決しました。




●委託については、
32年度に見直す、子ども・子育て支援事業計画策定のための、ニーズ調査の事業委託とのことでした。
●給食調理員給料は、調理員リーダーという役職で募集するための賃金だそうです。

他に、
泉南阪南共立火葬場について、
条例の一部を改正する議案が、
泉南市議会に上程されているという報告と、
平成22年度以前の病院会計の未回収金への対応の、
その後の報告がありました。


午後からは、
子育て拠点整備特別委員会でした。
市からの提案は、これ⬇


私の質問は、
●朝日幼稚園が、いつまであるのかは、早く決めて知らせてほしい。
また、9月の広報とかで、ぎりぎり知るようなことはしないでほしいが?
➡できるだけ早く検討する

●尾崎幼稚園と尾崎保育所が、新しく認定こども園になる計画だが、なぜ民間?
阪南市に、5つも民間こども園が必要なのか?
●9ページ、11ページに、公立として認定こども園という選択肢を残す、と言っているのに、これでは、説明がつかない。




尾崎中学校の校舎を使って、再利用するなど工夫して、公立として運営できないか?
➡35年までにスタートさせようとするなら、公立では財政が持たない。

●もし、手をあげる私立がなかったらどうするのか?
➡この計画が伸びることになる。

●今度の台風で、尾崎幼稚園と保育所は、かなりの被害にあった。公立なら、この先5年待たなくても、今から着手できることがある、とは考えられないか?
➡そうならないように、私立を誘致する

何がなんでも、この案でいく、という答弁でした。

歴史ある中学校が、
こども園として生まれ変わるなら、
地域も納得するかもしれないけれど、
尾崎中学校、なくなっていいのだろうか?

広い敷地なのだから、
半分売却したお金で、
中学校をこども園に、というのは、
できない相談なのだろうか?

公立がまちにあることは、
十分まちの魅力になりうるとは思わないのだろうか?

がんばって、公立の認定こども園にしようとは、
誰も思わなかったのだろうか?

私立の幼稚園が2園、
認定こども園が4園ある阪南市に、
新しい私立を誘致する?

納得できない気持ちを、
どう納めていいかわからずにいます。








18/9/11(火)総務事業水道常任委員会の傍聴

2018年09月11日 | 議員
午前中は、
総務事業水道常任委員会でした。

議員の半数がこの常任委員会の委員で、
あと半数は、
厚生文教常任委員会に所属します。

私は厚生文教常任委員なので、
今日は傍聴しました。

10日の議会で付託された案件と、
「行財政構造改革について」が案件でしたが、
付託案件の30年度の予算補正については
とくに問題なく承認されました。

「行財政構造改革について」は、
行政から、
「阪南市行財政構造改革プラン(素案)」が提示され、
内容について、
各議員から質問が相次ぎました。




質問では、
「財政の一番のネックであるヤマダ電機跡地の売却について、いつまでに、価格はいくらで売却していくのかが見えない中での改革プランはどうなのか」
という内容の質問もあり、
本当にそうだと思いました。

答弁では、
いろいろ努力はしている、という
具体的行動も話されましたが、
議員はじめ、市民に見え、納得できないと、
改革プランはなかなか起動しないだろうと感じました。

まずは、やはり、
「ともに」が感じられる改革であることが大切です。

行政と市民が「対等に」あるべき協働で、
市民はパブリックコメントでしか意見が言えない現実。

ここは、
市民に向けて、しっかり、
「行政がすべきこと」
「市民ができること」
の意見交換をしてほしいと思いました。

明日は、
午前中は、厚生文教常任委員会
午後1時からは、子育て拠点整備特別委員会です。

子育て拠点整備特別委員会では、
やっとの感がありますが、
拠点整備の提案があります。


《尾崎駅の今日》
電車が停車してました!尾崎駅に‼
和歌山行きは山側から、
なんば行きは海側からしか乗れず、
まだまだ不便ではありますが、
まず1歩。
日常が戻る日は、
そう遠くないかも、と希望がもてます。


18/9/10(月)9月定例議会再開しました

2018年09月10日 | 議員
台風21号の影響で、連日災害対策本部を開設していたため、
休会を続けていた議会ですが、
今日、やっと再開しました。

遅れを取り戻すため、
今日は、4日以降に予定されていた、本会議2日目3日目の予定を
すべて1日でやりきるというスケジュールでした。

まずは、個人質問からで、
岩室議員、浅井、渡辺議員、河合議員、畑中議員の5人が質問しました。




私の今回の質問のテーマは、
1つはミッションの「子育て拠点整備について」で、
もう1つは、
「行政と市民の間の、感覚や意識のずれについて」でした。

財政が厳しい中、市民との協働はますます必要になってくると思うのですが、
行政が案を出し、市民はそれに協力する、という「協働」のイメージがあるので、
「市民も立案の時から」、
それが無理ならせめて、
「途中、まだ修正がきく段階での提案」になってほしいという思いで、
「教育」
「協働」
「情報発信」
の各部門への質問をしました。

行政的には、
市民の声は、パブリックコメントや各課で聴いている、というスタンスですが、
市民の側からしたら、
そんな方法では「意見が言えない」「言っても変わらない」と思ってしまう、という感覚が、
なかなかうまく説明できず、
空振り感でいっぱいです。

傍聴に来ていた友人は、
「伝えたいこと、よくわかった」と言ってくれたのですが、
伝わってほしいところにはなかなか伝わらないという現実は、
何度も体験しているので、
あきらめずに言い続けていくしかないと思いました。

市民と行政が、本当に対等にまちのことを考えられたら、
どんなに強くて魅力あるまちになれるでしょう……と思ったら、
あきらめるわけにはいかないです。

全国のどこにもない、まちづくりの組織ができたらと思います。
たぶん、市長の考えるまちづくりと同じなのですが、
市民の関わり、立ち位置のイメージが違うように感じています。

午後4時過ぎから、
議案についての案件になり、
終了は7時過ぎでした。

市長はじめ、各部の部長におかれましては、
災害対策本部での激務のあと、
1日、
本当にお疲れさまでした。


《明日からの議会》
●11日(火)10時~総務事業水道常任委員会

●12日(水)10時~厚生文教常任委員会

 13時~子育て拠点整備特別委員会

●13日(木)10時~平成29年度決算審査特別委員会

●26日(水)10時~本会議

となっています。





18/9/9(日)東鳥取公民館まつり&尾崎公民館講座

2018年09月09日 | まちづくり・市民活動
まだまだ台風のあと片づけが終わらない家庭も多いと思いますが、
午前中は、
東鳥取公民館まつりに行きました。


昨年は、
立候補の届け出をした直後で、
チラシをもって、
知り合いのお店を挨拶しながら回りました。

今年も、
知り合いが出しているお店を回って、
励まされたり、質問されたりでしたが、
本当にみなさん、素敵な方たちで、
こんな方々が集まるのが、
公民館だなあと思いました。

ちょっとしかいられなかったので、
ステージの発表は見ずに、
尾崎公民館に行きました。

「不登校・ひきこもり」がテーマの連続講座の3回目です。
1回目2回目も行きたかったのですが、
都合がつかず行けなかったので、
今回は時間がとれてよかったです。


「若者のひきこもり」がテーマで、
講師は大阪市内でフリースクール フォロを運営していらっしゃる山下耕平さんでした。

東京シューレや、不登校新聞にも関わっていらっしゃったとのことで、
ことばのひとつひとつが、
不登校や、ひきこもりの子どもたちのことばを代弁していると感じられ、
心が落ち着く講座でした。

参加者の方には、
お子さんがかつて、あるいは現在も不登校、ひきこもりという方が多く、
共感と、前に進む勇気をもらえたことと思います。


「『弱さ』の情報公開」「自分のことは自分だけで決めない」というフレーズが、
新鮮でした。

いつも思うのは、
こういった講座も、
学校の先生方の研修にしてほしいということ。
先生は先生でやっているのかもしれませんが、
機会は多ければ多いほど理解が深まります。
対象となる子どもへの理解がなければ、寄り添うことはできません。
当事者に近い人の話は、
本当に貴重です。

最後の講座は10月6日(土)午後2時~です。

今日も、
社会福祉協議会の災害ボランティアの活動は継続されていました。
助かっている方がたくさんいらっしゃると思います。
外から目線で申し訳ないのですが、
本当にご苦労さまです。




18/9/8(土)「子どもの声を聴くおとな養成講座 2018 」①

2018年09月08日 | 子ども・子育て
台風のあと、
まだまだ復旧作業は続いていて、
今日も、
市役所、防災コミュニティセンターの周りでは、
たくさんの職員の方々が動いていらっしゃいました。

そんな中、
子どもNPOはらっぱが主催する講座に参加しました。


半年以上前から決まっていた日程で、
今、社会福祉協議会さんが主導で動き始めた、
「子どもの居場所に関する情報交換会」の学習会という位置づけで、
共催で進めていた事業でした。
毎年、
第1回は、サラダホールさんにも共催いただいています。

今回は、
台風後で、社会福祉協議会さんは
災害ボランティアセンター開設の日で、
ほとんどご参加いただけず、
残念でした。

講座は、
「子どもの居場所ー理想と現状・展望」と題し、
「子ども食堂」をはじめとする、全国の「子どもの居場所」の現状と課題、
正解のない「関わりかた」の中から、
自分たちがどの立ち位置で、
何を選択していくかについて、
改めて、考えさせられる内容でした。

たとえば、
開催する居場所で、
「行儀が悪い」「言葉づかいが悪い」など、しつけ的な関わりをしたくなったとき、それはしてもいいか?
➡「正解はない」
●主催する居場所が、「家庭的なしつけや教育も目指しているなら、やさしく指導」もよし
●主催する居場所が、「子どもたちが安心して、気持ちをのびのびさせることを目的に開催しているなら、自由にさせるのもよし」


本来、「居場所」は、
「子どもたち自身が選んで決めるところ」という、
あるべき姿が見失われがちなところを突かれた感がありました。

「おとなにとっての安全の重視」「おとなにとってのしつけや善意の押し付け」について、
自分たちがどんな居場所を目指し、子どもたちとどんな関係を作りたいのか、
改めて課題だなあと思いました。





学びを生かし、
共有していきたいと思います。


《市の情報確認》
もう、みなさんご存じかと思いますが、
●南海尾崎駅は、11日(火)始発より利用できます。ただ、1番線、4番線に、海側、山側からそれぞれスロープをとおる形です。




●災害で出たゴミの持ち込みは、9日(日)の午後5時で終了です。それ以後は、一斉清掃時のゴミの集積所に置いておけば、後日収集してもらえるとのことです。

●重くて運べないときは、災害ボランティアに協力をお願いできます。

早く、日常が戻りますように。



18/9/7(金)台風のあと、バスの中で……

2018年09月07日 | はんなん話
台風後のその後、
あちこちで、
ブルーシートをかけた屋根が多いです。

雨だったので、
バスで市役所に行きました。
近くのバス停は、
1便はいつも数人の人が待っているのに、
今日はだれもいなくて、
一瞬休止?と思いました。
でも、ここ数日は、
ちゃんと市のホームページをチェックしていて、
たしか、コミュニティバスは平常どおり運行、と書いていたなあと思いながら、
いや変更になったかも、とか思っていたら、
2人、3人とバス待ちの方が見え、ホッとしました。

もともと、
利用が多いルートの上に、
尾崎駅が使えないので、鳥取の荘の駅に行く方もいたりで、
いつもの雨の日より、さらに込み合っていました。

そんな中、乗客のみなさんのやさしい会話に、
気持ちが和みました。

自分より高齢の方が乗り込んでくると、
席を順番に譲られたり、
譲っていただいた方は、傘を持ってあげたり、
(バスの中、傘は、降りる方の邪魔になったりします)
途中「尾崎駅に止まりますか?」と聞かれた方に、
「電車に乗るんやったら、鳥取ノ荘で降りなあかんよ」
「電車には乗らんけど・・」
「なら、止まるから、乗ったらいいよ」
など、運転手さんには聞こえないところで乗車の案内をしてくれていたり、
「まだ停電している」という方に、
「どこに住んではるん?冷蔵庫困るやろ。氷持っていこか?」
とか、
「カセットのボンベ、足りてるん?」とか、
知らない方同士が会話されていたり、
「ここは、バスが走ってくれてるからいいけど、泉南は、バスまだ走ってないから困るやろな」
「バスで尾崎駅まで行っていた人は、困るやろな。尾崎コース伸ばして、鳥取ノ荘まで来たったらいのに」など、
自分以外の方々を心配される方など、
市役所前まで、さまざまな人のさまざまな声を聴きました。

運転手さんも、
「ゆっくり乗り降りしてください」
「大丈夫、待ってますから」
「電車ご利用の方は、鳥取ノ荘で降りてください」
など、本当にやさしいアナウンスで、安心できました。
はじめて乗る方もいたので、
料金で手間取ったりしたのですが、
みんな暖かく接していました。

ついつい愚痴や、「もっと早く」という気持ちになりがちな災害時に、
こんな優しい会話を聞きながらバスに乗れたこと、
うれしかったです。

市役所3階の会派の部屋から、
駐輪場が見下ろせます。
寂しいですね・・・。




18/9/6(木)議会日程変更&市からの情報

2018年09月06日 | 議員
台風が過ぎてたった2日しか過ぎていないのに、
ずいぶん日がたったような気がします。

まだまだ停電が続いているご家庭もあるようです。
1日も早い日常の回復を、と願いますが、
お隣の泉南市で電柱が何本もなぎ倒されている写真を見ると、
限られた人員で復旧に当たられているみなさんの日常もまた、
気遣われます。

議会ですが、
今週いっぱい休会で、
再開は10日月曜日になります。


私の質問は、月曜日2人めで、11時ごろです。
日常を取り戻すことに頑張っておられるみなさんの声を届けたいところですが、
今回は、事前に通告してある内容でしか質問できないので、
間の抜けた発言になるかもしれません。

台風以来、市からは、エリアメールやFacebook等で、
さまざまな動きが伝えられています。
市長からのメッセージに集約されているので、ご覧いただければと思います。

社会福祉協議会では、
災害ボランティアセンターを立ち上げられます。

今後も、さまざまな災害時に役立っていくボランティアの仕組みを
いち早く取り入れられたこと、応援していきたいと思います。

社協さんのブログでは、
いろいろ情報発信されていますので、
またご覧ください。

私は、自転車で移動しているので、
いろいろな道を通っていくようにしています。
いつもより多くの方が外に出て、話されている姿が目につきました。
さまざま感じたことを、
また、まとめてみたいと思っています。

空は、うろこ雲で、秋の空でした。


18/9/5(水)台風21号からの学び

2018年09月05日 | はんなん話
それにしても、
びっくりするほどの被害でした。
「え?これが倒れる?」という倒壊、
なぎ倒された電柱、
バラバラ落ちて割れた瓦、
アンテナ、室外機は横転、
屋根が飛び、
どこのものかわからない飛来物が庭に落ちている……

泉州地域は、災害に強い地域なだけに、
今回の被害は、
予想を超えるものでした。

とはいえ、
近畿全体や他の地方に比べれば、
一般家庭での被害は、
場所によっては、
たいへんな状況の方もいるなか、
おおざっぱには言えないかもしれませんが、
これくらいですんでよかった、と言えそうです。

まだまだ停電が続き、
断水のところもあると聞くので、
あまり、楽観的なことばかりも言えませんが、


今回の被害で、
ご近所や友人の助けがうれしかったという声も、
多数聞きました。

停電で電気がつかず、
料理、洗濯、お風呂、
スマホの充電、テレビ、パソコンなど、
日常、どれだけ電気に依存しているかを改めて感じ、
暑いときに冷たいものがあったり、
お湯を沸かしたり、
テレビがついていることが、
どれだけ幸せかを考えた時間です。

また、
東日本や熊本、広島、山口など、
たくさんの被災地の方々の苦痛を、
ほんの少し、
体験できた気持ちになりました。

友人たちとのラインでは、
洗濯しに来ていいよ、
充電大丈夫?
お風呂も入りに来てね、
困ってない?
などのやりとりが飛び交いました。

停電で落ち込む気持ちを、
「私一人じゃない」と思ったらがんばれた、という人、
道路情報や開いている店情報も、
リアルに役に立ちました。 

私も、
借りている事務所のご近所さんと、
初めてゆっくり話しました。
日ごろの失礼をお詫びしたり、
新しく出店される方のお店を見せていただいたり、
自宅の被害を話したり、
こんなことでもなければ、
4人が顔を会わせて話す機会はなかったかもしれません。

地域や、お隣りさん同士が助け合うことが大切、とわかっていても、
ついつい、顔を会わせて話すことが億劫になっている今、
荒療治ではあるけれど、
「台風」の被害で、
改めて「大切なこと」を再認識できたことは、
大きな成果だと言えます。

今日は、市内の小中学校は、
「通学路の安全が確保できない」
ということで、一斉に休校でした。
通勤する人たちは、
朝は電車が動かず、
自宅待機でした。

明日からは、
また普通の生活に戻ります。
電車は、火災で消失した尾崎駅を通過する形で再開しています。
                         
日常の幸せを感じた子どもたちが、
どんな表情で登校していくのか、
楽しみです。

議会は、
今週は休会になりました。
一般質問の2日めは、
10日(月)からになります。







18/9/4(火)台風21号が、過ぎ去って……

2018年09月04日 | 議員
朝のうちは、
まだ余裕がありましたが、
1時から3時までの2時間、
風の音もこわかったですが、
モノが落ち、木が折れ、何かわからないけれど飛んでくる音を聞いているのも怖かったです。

台風であまり大きな被害に遭ったことがなく、
ただただ恐怖と、
過ぎ去ったあとの被害に驚いています。

軽くご近所を見回っただけでも、
アンテナが落ちていたり、
瓦が落ちていたり、
一番目についたのは、
カーポートの屋根がなくなっているところが多かったこと。

私の自宅も、屋根の瓦が落ちていたり、BSのアンテナが曲がったり、
事務所は、
情けない状態になっているようです。


庭に、どこの家のかわからない飛来物、
しかも何なのかもわからないということも多々耳にしました。

停電、断水という地域もあるようで、
少し涼しくなってからの被害で、
まだちょっと救われるものの、
どう過ごされるのだろうと思うと、
気持ちが沈みます。

尾崎駅が炎上している写真も、多くいただきました。
みなさん、
明日からの通勤、通学への不安を抱えていらっしゃいます。


とりあえず、ひとつひとつ、
困りごとを解決していくしかありません。

停電で、
暗く、信号もない国道を車で移動された方もいらっしゃるとのことで、
事故のないよう、祈ります。

明日は、
屋根に上ったり、
危険な修理に携わる方も多いと思います。

どうぞ、
怪我をされませんように、
お気をつけて作業に携わってください。

今日に予定されていた議会の2日めは、今日も休会になりました。

職員のみなさま、
復旧への作業、よろしくお願いいたします。

18/9/3(月)9月定例議会1日め。4日は台風のため、休会です。

2018年09月04日 | 議員
今日は、
阪南市議会第3回定例会1日目。

今日の一般質問は、
会派の代表質問が3会派3名(大阪維新の会、日本共産党、公明党)、
個人質問が1名(中村秀人議員)でした。




他の議員の一般質問は、
それぞれの会派や議員個人の関心がどこにあるかがわかり、
自分とは違う質問内容から、
知らなかったことがわかったりして、
メモをたくさんとります。

あとで見直してもわからないメモも多いのですが、
数値や数の情報は、
私の苦手な部分なので、勉強になります。

私の一般質問は、明日の予定でしたが、
大型の台風が近づいていて、
上陸という情報があるため、
明日の議会は休会となりました。

議会には、
各部長、教育長、副市長、市長が出席されているのですが、
みなさん、明日の早朝から、
避難所開設や災害対策本部に向けての準備があるそうです。

台風はもちろん、
大雨や暴風のたびに、
担当の職員の方々が
さまざまな準備や警戒、見守りをされていたことなど、
議員になるまで考えたこともなかったです。

議員として、
市民の声を届ける役割とともに、
行政の立場も伝える役割があることを改めて感じながら、
明後日の質問に立とうと思います。









18/9/2(日)六女の通う大学にて

2018年09月02日 | 教育
六女の通う大学で
「教育懇談会」があるというので、
行ってみました。


特に心配や相談があったわけではなく、
この春、新しく教育大学として
スタートを切った大学で、
学長は京大、阪大教授を歴任された方、
副学長は大阪府の教育委員会に長年おられ、教育長も務められた方、
娘のゼミの教授は、文部科学省で、
長く特別支援教育に携わった方、
という、ちょっと興味深い方々だったので、
お話を伺ってみたいと思いました。

娘たちがそれぞれ通った大学でも、
こんな機会はあったけれど、
ほとんどはスルーしていて、
一度だけ、
三女の大学に、
ゼミの教授が臨床心理学の先生でカウンセリングもされていたので、
当時スタートしたばかりの「チャイルドライン」のアドバイザーになってもらえないかと、
依頼しに行ったことがありました。
誰の懇談かと思いますが、
懇談は、むしろ
先生と保護者の人間的な交流の場だという、
私の価値観があります。

興味津々の学長あいさつは、
学生たちへの思いがいっぱいの熱い話、
副学長あいさつは、
教育、特に人として育つことへの、
長い年月がかかるけれど希望のある話でした。

時代が変わり、社会状況が変わる中で、
子どもたちの「人と関わる力」は、
確実に低くなっていると感じます。

小さいときからの「あそび」の体験が確実に減り、
「目をつぶる」「耳をすます」「季節や自然の香りを感じる」「指先で触れて確かめる」
といった、
目に見えない、言葉で説明できないような感覚が伝わりにくい環境からは、なかなか、相手との距離を感じる育ちには繋がらないだろうと想像がつきます。 

でも、「教育」は諦めてはいけないと思うのです。
誰かと深く関わる体験や、
勉強以外の学びの場の体験が少ない学生たちを、
「教師」として送り出していくことに難しさのある時代ですが、
伝わる方法を模索しながら、 
一人一人と向き合いながら、
人と関わることで、
相手を知り、自分を知る体験を重ねていってほしいと願います。

ゼミの部屋は、少人数の、
自由な雰囲気で、
「居場所」の雰囲気が感じられました。

今どきの子どもたちには、
「ここにいていいよ」という「居場所」の空気感が必要なのだと、 
改めて感じた時間でした。

                                                                                                     












18/9/1(土)広報はんなん9月号から

2018年09月01日 | はんなん話
9月になりました。
小学校は、
3日が始業式ですが、
高校や中学校、幼稚園は、
もう、始まっているところが多いようです。

季節を感じるできごとも、
社会状況とともに変わっていくんだなあと感じます。

今月の広報はんなんは、
いつもとちょっと違うなあという感じです。
表紙は、おやこ料理教室の参加者の記念撮影風。

2ページは、料理教室報告
(2ページ下の広告は、市の事業と勘違いしそうな記事で、気になります。)

3ページは、まんがで、子どもの生活改善について、家庭への啓発?


特集として、2ページめに連続掲載していた財政については、
5ページめでやっと出てきました。


6ページめは、「やぐらパレード」のお知らせとコミュニティーバス運休のお知らせ


7ページは「幼稚園の園児募集」


8ページには「ブロック塀の点検表がありました。
ご近所にも、ブロック塀のあるお宅があるのですが、
見慣れた風景だと、特別意識していないことに気づきました。


14ページめにはごみの収集についての注意。
悪気なく間違っていることもあるので、啓発は大事かと思いました。


9月21日は「世界アルツハイマーデー」、はじめて知りました。
認知症は、今や他人事ではないので、「学び」が必要です。
認知症サポーター養成講座は、以前も受講したことがあるのですが、
また、受講してみようと思いました。


17ページ「サンエスプール無料開放デー」Facebookなどでもお知らせしてほしいと思いました。
先日、里海の「さくらフェス」に行った人が、
駐車料金無料って知らなかった、と言っていました。
無料って知っていたら、もっとたくさん来場していたかも、と。


21ページ「まちの話題」
このところ、受賞された方の紹介や表敬訪問の話題が多いです。
それも知りたいですが、
ほっこりする「まちの話題」も、知りたいなあと思います。


最後まで読んで気づいたのですが、
アマモサミットに関する情報は、
なにもありませんでした。

市としてチカラを入れたいイベントは、
内容を変えながら、
毎月掲載すると、「チカラを入れてる」アピールになると思うのですが・・。

以上、個人の感想でした。

みなさんも、
気づいたことは、ぜひ伝えてみてください。


市民も関わって、
広報ができるとおもしろいなあと思いますが……