老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

スロベニアとクロアチアの旅 その④ 10月19日 ~<クロアチア>イストラ半島~

2022年11月18日 20時14分23秒 | 旅行/色々な風景

 いよいよクロアチアの旅ですが、先ずは北西部のイストラ半島から・・・

 この地方は、アドリア海の穏やかで暖かい気候の為に、現在では夏のバカンス期には北ヨーロッパから沢山の人が訪れる観光地ですが、かってはローマ帝国に含まれ、以後もビザンチン(東ローマ)帝国、ベネチア共和国、更にオーストリア・ハンガリー帝国と様々な国の支配下にあり、ローマ時代の古代都市を基礎にしてロマネスク様式やゴチック様式など色々な建築物が残っていて、どの通りも目を奪われます。

 また、永年わたりベネチア共和国下にあったこともあるでしょうが、現在でもイタリア系の住民が多く、あちこちからベネチアとの間に定期航路(船で約2時間程度らしいです)もあり、イタリアとの繫がりが強いようです。

<ボレッチ>
ローマ時代の神殿跡や、ビザンチン時代のモザイク画が残るエウフラシウス教会で有名な港町です。
ローマ時代の石畳がそのまま残されて利用されていて、歴史の重みを肌で感じます。

静かな海と街

観光船が多い港

これはベネチア行きの船です

静かな街

砦の跡

ローマ時代のネプチュ―ン神殿跡

これはローマ時代から残っている石畳です

町中の至る所にかってのローマ時代の石畳や城壁などを利用した石畳があります

見張台跡

エウフラシウス教会

同上

モザイク画

同上

同上 屋外にそのままあります

教会の外壁 海に面しています

教会内 これもモザイクです

<ロヴィニ>
丘の上に聖エウフェミア教会がある小島だったのが、1763年に海峡が埋め立てられて地続きのなりました。
かっての城壁を利用した建築物の奥に教会が見えます

建物は海から突き出ているような感じです

市場

イタリア風の洗濯物干し

この門から先が旧市街です

聖エウフェミア教会

内部ではステンドグラス越しの鮮やかな色彩でした

こちらは漁船が多い港です

<プーラ>
円形劇場や神殿など、ローマ時代の遺跡が数多く残っています。丁度夕方で夕日に染まった円形劇場が印象的でした。

円形劇場(闘技場)
同上

同上 直径は132x108mあり、 現在でもコンサートなどに使用されています。

同上
双子門 ローマ時代のものです この奥にプーラ城や博物館がある様です

ヘラクレス門

クロアチアはネクタイ発祥の地と言われていて、ネクタイの日(10月18日)の飾りが残っています

アウグストウス神殿跡 ローマ時代のものです

同上

大聖堂

夕陽に映える円形劇場




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