思いがけなくラッキーな場面に出くわした場合などに、“もっけの幸い”というような言い方をしますが、この“もっけ”の正確な意味と由来が判らなかったので、調べてみました。
Goo辞書や語源由来辞典などに拠ると、「もっけ」は漢字では【物怪/勿怪】と書くようです。
平安時代には、人間に憑いて苦しめたり、病気にさせたり、死に至らせたりするといわれる死霊・生霊などを「もののけ(物の怪)」といっていましたが、これが「勿怪」に変って行ったようです
更に室町時代になると死霊・生霊の出現は思いもよらないことから、「もっけ」も“思いがけないこと”や“予期しないこと”へと意味が変わって行き、元々は不吉なことを意味する言葉が、次第に良い意味で使われるようになったようです。
この結果、「物怪の幸い」は“思いがけない幸運”という意味となったようです。(まさ)
Goo辞書や語源由来辞典などに拠ると、「もっけ」は漢字では【物怪/勿怪】と書くようです。
平安時代には、人間に憑いて苦しめたり、病気にさせたり、死に至らせたりするといわれる死霊・生霊などを「もののけ(物の怪)」といっていましたが、これが「勿怪」に変って行ったようです
更に室町時代になると死霊・生霊の出現は思いもよらないことから、「もっけ」も“思いがけないこと”や“予期しないこと”へと意味が変わって行き、元々は不吉なことを意味する言葉が、次第に良い意味で使われるようになったようです。
この結果、「物怪の幸い」は“思いがけない幸運”という意味となったようです。(まさ)