ささやかな打ち上げ！

昨年末から準備を進めてきた大きなイベントが無事に終わりました！

僕が責任者として仕切ってきたので、かなりのプレッシャーでしたが、何とか乗りきることが出来てホッとしてます(^_^;)

たまたま遅くまで残っていた同僚と二人で、ささやかな打ち上げに行きました。

勤め先の近くの焼き鳥屋さんなんですが、「地酒フェア」をやっていました。普段はあまり日本酒は飲まないんですが、「開運」という静岡の銘柄に惹かれ、思わず注文しましたよ。

同僚は、新潟の「影虎」を注文。お互いに飲み合いをしましたが、どちらもスッキリとした辛口で美味しかったですよ！

しかも、こちらのお店のスタッフさんの中に、「今ちゃんの実は」に出演した美女がおられて、なかなか楽しい夜となりました(≡^∇^≡)

朝から岐阜市まで来ました！

朝6:15に学校を出発して、約２時間！「岐阜招待試合」にやって来ましたよ。

今日、明日の二日間の日程で、子どもたちは泊まり込みです。僕は、子どもたちを宿舎に送ったら帰りますがね(^_^;)

今日のリーグ戦の結果で、明日のトーナメントのブロックが決まります！

近畿、東海の強豪校が集まってるので、一位通過は難しいかも？
(^_^;)

クオリティ高しっ！「クロスファイア上・下」by宮部みゆき

～青木淳子は常人にはない力を持って生まれた。念じるだけですべてを燃やす念力放火能力―。
ある夜、瀕死の男性を“始末”しようとしている若者四人を目撃した淳子は、瞬時に三人を焼殺する。
しかし一人は逃走。淳子は息絶えた男性に誓う。「必ず、仇はとってあげるからね」正義とは何か!?裁きとは何か!?哀しき「スーパーヒロイン」の死闘を圧倒的筆致で描く。「BOOK」データベースより


「クロスファイア(十字砲火)」と、まぁ絶妙なタイトルをつけたものです(^_^;)

主人公・青木淳子を中心に、様々な背景を持った登場人物が縦横斜めから交差していきます。もちろん「炎」が度々登場します。

しかし、決して散文的にならず、それぞれに意味を持たせ、「正義とは？」、「罪と罰」などをそれぞれの立場で語らせることによって、読者にも色々なことを考えさせられます。

さて、肝心のストーリー展開ですが、最初から最後まで、心地よい緊張感に包まれたまま、スラスラと読み進めていけます。

注)以降はネタバレの危険あり

物語はクライマックスに差し掛かり「さぁ、これから大騒動やで！」と、意気込んできたところで、「あれっ？あとこんだけしかページがないのに、どうやって終わらせんのよ！」と、思っていたら・・・、衝撃のエンディングを迎えます。

でも、「はぁっΣ(´□｀;)！？なんじゃそりゃ！？」的な終わり方ではなく、大変丁寧に、読者に語りかけるように納得させてくれます。宮部さんの思いやりに触れたような気持ちになります。

読みながら僕は、「浩一に出会ったことによって、淳子の能力に化学反応が起きて、能力を無くしてしまい、普通の人間として生きていく」というエンディングを想像したりもしました。

が、結果として、とても寂しく悲しい結末を迎える訳ですが、何故か読後には、「ホッ」としたような安堵感を得ました。
惜しむらくは、「かおりと淳子のからみを見てみたかった」というのが正直な感想です。

しかしながら、すごく完成度の高い、素晴らしい作品だと思います。心を揺さぶられる快作だと思いますよ！

★★★★４つです！