~兄頼朝との対面&対立、恋人静との逃避行。
源義経本人が語る、源氏千年の祈り。
抱腹絶倒の超大河小説。「BOOK」データベースより
相変わらず抜群の面白さ&読みやすさです!
聞くところによると、『ギケイキ』は4巻まで出る予定だそうです。そのうちの『2』ですので、起承転結の『承』の巻となります。
『ギケイキ』の最後で「いよいよ、頼朝と義経が顔を合わせて、これから打倒平家や!」というところで終わっていたので、『ギケイキ2』では、1.いざ挙兵! 2.VS木曽義仲編 3.一ノ谷の合戦 4. 屋島の合戦 5.壇ノ浦の合戦を経て「鎌倉幕府樹立」というところまでいくのかな?と勝手に思い込んでいました。
しかしながら、内容は全くの肩透かしで、源平合戦の内容については、全く触れられておりません(-_-;)
讒言により頼朝の怒りをかった義経は、鎌倉にも入れず、腰越の地で有名な「腰越状」を大江広元宛に書いているところから始まります。
「ほな、どんな見せ場があるんや?」と問いたくなりますが、そこは町田康ですよ!最高にオモシロおかしく、時に哀愁漂う、とても可哀想な義経が描かれています。まさに判官贔屓ですよね。
義経の戦いぶりについては、それほどありませんが、義経の部下である弁慶や、新キャラクターである片岡八郎、そして佐藤忠信などが大活躍してくれて、とても読み応えがあります。
義経の最期がわかっているだけに「どれだけ読者を惹きつける事が出来るのか?」ということが課題ですが、町田氏の筆力なら、これからの3、そして4も見事に描ききってくれることでしょう!
★★★☆3.5です。
源義経本人が語る、源氏千年の祈り。
抱腹絶倒の超大河小説。「BOOK」データベースより
相変わらず抜群の面白さ&読みやすさです!
聞くところによると、『ギケイキ』は4巻まで出る予定だそうです。そのうちの『2』ですので、起承転結の『承』の巻となります。
『ギケイキ』の最後で「いよいよ、頼朝と義経が顔を合わせて、これから打倒平家や!」というところで終わっていたので、『ギケイキ2』では、1.いざ挙兵! 2.VS木曽義仲編 3.一ノ谷の合戦 4. 屋島の合戦 5.壇ノ浦の合戦を経て「鎌倉幕府樹立」というところまでいくのかな?と勝手に思い込んでいました。
しかしながら、内容は全くの肩透かしで、源平合戦の内容については、全く触れられておりません(-_-;)
讒言により頼朝の怒りをかった義経は、鎌倉にも入れず、腰越の地で有名な「腰越状」を大江広元宛に書いているところから始まります。
「ほな、どんな見せ場があるんや?」と問いたくなりますが、そこは町田康ですよ!最高にオモシロおかしく、時に哀愁漂う、とても可哀想な義経が描かれています。まさに判官贔屓ですよね。
義経の戦いぶりについては、それほどありませんが、義経の部下である弁慶や、新キャラクターである片岡八郎、そして佐藤忠信などが大活躍してくれて、とても読み応えがあります。
義経の最期がわかっているだけに「どれだけ読者を惹きつける事が出来るのか?」ということが課題ですが、町田氏の筆力なら、これからの3、そして4も見事に描ききってくれることでしょう!
★★★☆3.5です。