ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人がアンテナをどの方向に向けるかで、アンテナの感度は変わってくる。

2010年10月28日 | Weblog
「朝日新聞」土曜版、2010.10.23付けより。

これは「99歳私の証 あるがまま行く」という日野原重明先生の連載コラムの中のワンフレーズだった。今月10月4日に99歳の誕生日を迎えていた。

それにしても、元気に活動され、いろいろと素晴らしい意見を書かれている。しかもどれも新鮮で豊富な経験を語っている。実に教えられることが多い。ここでのタイトルは“受容体の大切さ”となっていた。

ふだんあまり聞き慣れない言葉だ。これをウェブの辞書で引くと次のように出ている。「レセプター《receptor》細胞表面にあり、細胞外の物質や光を選択的に受容する物質の総称。」ちょっと難しい。

そして日野原氏は、このレセプターが人より多いのではないかと感じていた。つまり、様々な事象を見聞きすると、表面上のことだけではなく、その裏に隠された意味合いまで考えずにはいられないという。

好奇心が旺盛な人なのだろう。ここには98歳で俳句を始めたとも述べられていた。日々新しい出会いを経験して刺激を受けることも大事なようだ。何よりも「邂逅(巡り合い)」という言葉に非常に関心があるという。全く年齢を感じさせない。むしろ並みの人間より実に若い感性だと驚かされる。


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