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文学とは、正解が「ない」というのがいいところでもある。

2016年07月28日 | Weblog
文学とは、正解が「ない」というのがいいところでもある。

「人を動かす文章術」齋藤孝著より。

小説を読んでいて、最後に結論がはっきりしていないものがよくある。しかし、それがある意味余韻となって印象に残る場合も多い。

単なる善悪だけではなく、話の深さを味わうことも醍醐味なのだろう。つまり人間がしっかり描かれているかどうかが、小説家の力量だというが、なるほどと思える。

人間をどう描けるかが大事なことだった。人間の生きざまが、あらゆる出来事や言葉で表現できている作品ほど評価が高いといえるのだろう。

作者の経験や考え方の深さがどれほどあるかで、話にも深みがでてくるのだろう。それは誰にでも容易にできることでないからこそ、プロは一味違うといえそうだ。

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