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仕事に精通するほど“革新”を生む力がつく。

2014年11月14日 | Weblog
仕事に精通するほど“革新”を生む力がつく。

「考える力、やり抜く力 私の方法」中村修二著より。

発光ダイオードと言われてもあまり一般人にはピンとこない。中村氏はそのきわめて専門性の高い分野に取り組んで、努力を繰り返した結果、成功できたのだった。

途中では何度も失敗を重ねながら、ようやく莫大な金を生み出す鉱脈に行き当たったと振り返っている。これは氏の一つのことにのめり込むという性格があったからのようだ。

外の世界から見れば、専門性の高い分野のことはわからないが、それを研究している人にとっては常識的なことはいくらもあるようだ。

ここで面白い例をあげていた。それはビルの基礎工事をやる人と漁師だった。基礎工事の専門の人にとっては、一部の例外を除けばルーティンワークで行けるそうだ。

逆にそんな専門家から見れば、マグロの一本釣りは神業に近い技術見える。要は、どこまでその仕事に精通しているかが問題だったのだ。

一見複雑で難しく見える仕事も、慣れている人にとっては、どうということもないのだ。考えてみれば、それは身近な仕事にも、また趣味の世界、スポーツの世界でも同様なことが言える。