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些細な制約を外すだけで、見えるものや出会うものは、がらりと変わってくるはず。

2014年11月01日 | Weblog
些細な制約を外すだけで、見えるものや出会うものは、がらりと変わってくるはず。

「サラリーマン合気道」箭内道彦著より。

ここでの初めの部分のセンテンスに「人間はいろいろなことにブレーキをかけています」とあった。それは知らず知らずのうちにそうしてしまっていることが多いからだ。

ある意味それは常識の範囲内で生きているということでもあるだろう。世間体を気にして、やりたいことも我慢してしまうことも多い。

箭内氏の場合は、サラリーマン時代、ある日突然金髪にしてみたという。よほど強く気持ちにアクセルを踏んだことがうかがえる。

会社に勤めながら、髪をガラッと変えるのは勇気がいることだ。嫌でも目立つだろう。また周囲の目も気になるに違いない。ある程度の自信がなければそこまではできないものだ。

これは氏が制約を外した一例だが、そうすると自分独自のやり方ができるようになったというメリットも述べていた。クリエイターという仕事では、制約のなかで安全にものを作るより、それを破ることで出会える新しい表現を見つけたかったというのが本音のようだ。

逆に制約がないなら、それをいいことにドンドン自己流でいろいろと試してみるというのも一つの手だろう。むしろ私はそれを利用していろいろな粗品のようなものを作ったものだった。自分の経費でやる分には人に文句は言われる筋合いはない、と考えたからだ。

ここでの、結論は「制約やブレーキを外せば、自分では予想できないものや、見たこともないものに出会える確率が上がっていく」とあった。力強い言葉に思えた次第。