「これだけは知っておきたいドラッカー」牛越博文著より。
ドラッカーは、もし利益を優先して考えるならば、その組織は経営を誤ってしまうという。
つまり儲かるならどんな手段であってもいいだろうと考えれば、一時はよくても必ず破たんしてしまうということだろう。
利益という結果よりもむしろ重要なのは「顧客を満足させる」という動機の方だとドラッカーは語っている。
顧客が満足し、感謝するなら、自然とお金を払うということで表現されることになる。つまりそれが利益となるのだ。
満足の度合いが大きければ大きいほど、リピーターともなり、また人にも自然と伝わっていくものだろう。