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「どのように振舞うのが人として格好がよいのか」

2011年05月19日 | Weblog
「論語と算盤」渋沢栄一著 守屋淳=訳より。

フレーズにあげたこれを学ぼうとするとき、基本的教科書になっていたのが「論語」だったようだ。渋沢はこの「論語」の教えを実業の世界に持ち込んでいたのだった。

渋沢栄一は、日本の実業界、資本主義の制度を設計した人物だった。彼が設立に関わった会社は役470社、それ以外に500以上の慈善事業にも関わっていた。後にノーベル平和賞候補にもなっていた。

もともと資本主義や実業は、自分が金持ちになりたいとか、利益を増やしたいという欲望をエンジンとして前に進んでいく面があるようだ。

しかし、それはしばしば暴走し、惨事を引き起す。最近ではバブルの崩壊や金融危機などが思い出される。そんな暴走に歯止めをかける手段として「論語」が取り上げられていたのだ。