素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

打上治水公園のメタセコイア

2021年11月28日 | 日記
 29日(月)、30日(火)の2日間はジムの休館日なので今日は外ランとジムのアークトレイナーとでできるだけ距離を稼いでおこうと考えた。3日間で24km走れば昨年の11月の私(206km)を超えることができる。

 外ラン3つのコースの内、打上治水公園コースを走ることにした。メタセコイアも秋模様になってきていると聞いていたのでどんな風になっているかも見たかったのである。

 ペースはゆっくり目。ちょうど治水公園の入り口付近が家から5km。ここから治水公園の周遊道路を約2周(約3km)して帰路に着く。メタセコイア群が映える所が中間点なのでトイレ休憩を兼ねてしばし観賞する。

 メタセコイアの化石は日本各地の新生代第三紀層に見られ、カナダ北部・シベリア・グリーンランドなど北半球の北極周辺に広く分布していた。1939年に日本の関西地方の第三紀層で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。発見者の三木茂により、セコイアに「のちの、変わった」という意味の接頭語である「メタ」をつけて「メタセコイア」と命名され、1941年に学会へ発表された。

 当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていたが、1946年に南京大学の鄭万鈞から北京の静生生物研究所の胡先驌のもとに送られた植物標本が三木論文にあるメタセコイアであることが判明した。
 1948年、アメリカのチェイニー(Ralph W. Chaney)が、湖北省から苗を持ち帰り育成。その一部が1950年に三木が結成したメタセコイア保存会に送られ、保存会により日本国内の研究機関や自治体に配布された。
 池には多くの渡り鳥が飛来していた。のんびりと過ごすさまは心を和ませる。
 
 気分はリフレッシュしたが、脚の方は重くなった。家まで帰れば13kmとなるが、ラスト2kmの上り坂を無理をすれば明日、明後日に差しさわりが出てくると思ったので10km地点でストップ。後はクールダウンしながらの歩きとなった。

 午後、ジムでアークトレイナーを使ったが、さすがに疲れが残っていて2kmが限界だった。それでも半分の12kmを消化したので明日明後日の負担が軽減できた。
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