日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

九、法華講の組織に所属しなければ、日蓮正宗の信仰はできないのか

2004-05-12 | 折伏教本

 法華講とは、日蓮大聖人の仏法を信仰する者の集まりをいい、日蓮正宗寺院のすべてに法華講が組織されています。日蓮正宗の信徒は、必ずいずれかの寺院に所属し、法華講員となることになっています。

 ですから、あなたが日蓮正宗の信仰をするためには、末寺に組織されている法華講に所属しなければなりません。
 あなたがもし、組織に所属することに抵抗を感ずるならば、その考えを改めなければなりません。
 日蓮大聖人は『富木殿御書』に、
 「志有らん諸人は一処に聚集して御聴聞有るべきか」(御書一一六九㌻)
と仰せられ、信心する者は互いに集まって、僧侶の説法を聞くように諭されています。
 また『法華行者値難事』には、
 「各々互ひに読み聞けまいらせさせ給へ。(中略)互ひにつねにいゐあわせて、ひまもなく後世ねがわせ給ひ候へ」(御書七二一㌻)
と示され、弟子檀那は信心のあり方などを、互いに話し合い、励まし合って精進するよう教えられています。
 さらに大聖人は、『生死一大事血脈抄』に、
 「日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり」(御書五一四㌻)
と、日蓮大聖人の仏法を信仰するうえにおいて、同志間の異体同心の団結がもっとも大切であることを御教示されています。
 これらの御教示は、法華講員が個々まちまちに信仰をするのではなく、指導教師のもとに、他の法華講員と心を合わせ、励まし合って信心することが大事であるということです。
 組織から離れて、自分の思いのままに信心をすることは、必ず我見や増上慢に陥り、仏法の真意を会得するどころか、かえって道を誤ることになるのです。
 あなたは法華講に入講して、日蓮正宗の正しい仏道修行に励むべきです。


第七章 十、法華講に入ると、創価学会の悪口ばかり聞かされるのではないか

 

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