日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

四、「寺信心では成仏できない」と創価学会ではいっているが、本当か

2004-05-12 | 折伏教本

 創価学会では以前から、法華講の信心を「寺信心」といっていました。この言葉には、法華講の信心を「お寺に参詣するだけで、折伏をしない」との蔑む意図が込められています。

 法華講七百有余年の歴史のなかで、「金沢法難」や「尾張法難」といわれる事件が起こりましたが、それは布教を禁じた封建時代にあっても、法華講員が命がけで折伏弘教に励んできた証拠にほかなりません。
 たしかに第二次世界大戦後、創価学会の折伏の勢いに対して、法華講は後れを取った感もあります。
 しかし、創価学会が破門された現在、法華講は広宣流布を担う唯一の信徒組織として、御法主上人の御指南のもと、折伏弘教に邁進しています。
 日蓮大聖人は、『松野殿御返事』の中で、法華経『法師品』の文を引用し、
 「『法華経を説かん僧を供養して、後に須臾の間も此の経の法門を聴聞する事あらば、我大なる利益功徳を得べしと悦ぶべし』と見えたり」(御書一〇四七㌻)
と仰せられています。すなわち、正法の僧に親近し、法義を聴聞して信行に励むならば、広大な功徳に浴することができると御教示されています。したがって、寺院を中心とした法華講の信心こそ、日蓮大聖人の御正意に適うものであり、即身成仏の直道というべきなのです。


第七章 五、法華講に入ると金がかかるのではないか

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