日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

十五、宗門が聖教新聞などで非難されているのは、宗門が本当に悪いからではないか

2004-05-12 | 折伏教本

 宗門は、創価学会が現在さかんに行っている僧侶や法華講員への低俗な個人攻撃や人身攻撃に対して、一々取り合うつもりはありません。
 なぜなら、あまりにも低俗で愚劣な創価学会の言い掛かりに対して、宗門がまともに相手にするならば、それこそ「狂人走れば不狂人も走る」(広辞苑岩波書店)のそしりを免れないからです。
 ただし、法義や宗史など信仰の根幹にかかわる宗門への誹謗や、創価学会の邪義・邪説の一々に対しては、宗門は道理を尽くして明快に破折を加えています。
 特に創価学会は、御法主日顕上人猊下に対して口をきわめて誹謗中傷を繰り返しています。これは、御法主上人猊下を貶め、血脈の尊厳に傷をつけて、会員に宗門への怨念を植えつけるための悪らつな謀略報道であり、捏造による誹謗以外の何ものでもありません。
 法華経の『勧持品』には、
 「濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん 悪鬼其の身に入って 我を罵詈毀辱せん 我等仏を敬信して 当に忍辱の鎧を著るべし」(法華経三七七㌻)
とあり、末法において法華経を信仰する者は、悪心に満ちた妨害者によって、罵りや辱めを受けるが、正法を信ずる者はそれを堪え忍ぶべきであると説かれています。
 日蓮大聖人は『開目抄』に、この経文を引かれて、
 「今の世を見るに、日蓮より外の諸僧、たれの人か法華経につけて諸人に悪口罵詈せられ、刀杖等を加へらるゝ者ある。日蓮なくば此の一偈の未来記は妄語となりぬ」(御書五四一㌻)
と仰せられ、法華経の予言どおりに悪口・刀杖の大難を受けられたのは大聖人お一人であると御教示されています。
 すなわち、日蓮大聖人は、御自身に何の過失もないにもかかわらず、法華経を弘めたというだけの理由で、悪口罵詈の難や刀杖瓦礫の難を受けられ、そのうえ二度の流罪にも遭われたのです。
 現在、創価学会が宗門を連日、非難攻撃しているのは、創価学会の謗法を宗門が毅然として指摘し、厳しく破折を加えているからにほかなりません。
 「学会から非難されるのは宗門が悪いからだ」というあなたの言い分は、法華経に説かれる末法予証の経文に疎く、日蓮大聖人の御化導をまったく理解していないところに起因しているというべきです。


第六章 十六、宗門僧侶は、なぜ創価学会員との法論や対話を避けるのか

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