一身田は高田本山専修寺を中心に発展した戦国時代から続く歴史ある寺内町で、広大な寺院の敷地の外周には排水や外敵に備えた水掘『環濠』が現在もほぼ完全な形で残されています。専修寺の広大な境内に建ち並ぶ建造物はほとんどが重要文化財、宝物館には親鸞聖人直筆の書をはじめ国宝・重文の収蔵品が多数集められています。
現在も寺内町の町並みには、江戸末~明治期に建設された切妻造・平入り・桟瓦葺の町屋が多数残っていて、ちょっと前まで日本各地に残っていた懐かしい街角の風景を思い起こさせてくれます。
■高田本山専修寺山門(1704年築/重文指定)
境内には御影堂や如来堂など10棟以上の重文に指定された建造物が建ち並んでいます
■蔵が並ぶ町を歩いていると、しみじみ日本を感じます...
■古い町屋が残る環濠沿いの町並み
撮影:2015/05/03
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