軒先に忘れ去られた古い木製の牛乳箱。
使われなくなってからどれだけの年月が流れたのでしょうか?
わざわざ撤去するのも面倒なのでそのまま放置され、その存在を気に止める人もありません。
私の子どもの頃は、新聞と同様牛乳は自宅まで配達してもらうのが当たり前の時代でした。
登校前に配達されたばかりの水滴の付いた牛乳ビンを箱から取り出し、そのまま一気に立ち飲みした美味しさは今でもよく覚えています。
今でも駅の売店や銭湯で瓶入り牛乳を見かけることがありますが、配達された牛乳を自宅で飲んだのは遠い昔です。
軒先の忘れられた古い牛乳箱は、牛乳瓶が触れ合う音と、こどもたちの笑い声のした遠い日の夢を見ながら軒先で朽ち果てていきます。
ところで一世を風靡したテトラパック(給食の牛乳はビンのあとはこれでした)はどこへ行ってしまったのでしょう?
■写実的な牛の絵が印象的(愛知県半田市)
■愛知県民なら誰でも知っている名糖牛乳(愛知県犬山市)
■こちらは名古屋圏ではメジャーなシャチのマークの名古屋牛乳の販売店
店構えが昭和30~40年代を彷彿とさせます(愛知県小牧市)
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