かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)2階公開

2012-06-19 | 知多の近代建築

今回の赤レンガ建物公開は、「第11回半田赤レンガ建物公開 秘密の扉がまた一つ開かれる!赤レンガ建物2階初公開!」ということで、10時からの公開に合わせて15分前に到着しましたが、工場の周囲はもうすでに多くの見学者でいっぱいです。
2階の見学は先着順に15分間隔20人ずつの出発とのことで、見学受付で整理券をもらうとすでに11時45分の集合時間でした。
集合時間に合わせて集合場所の建物南側に行くとすでに多くの見学参加者が集まっており、係の人の説明後ガイドの方のあとについて建物南西側の2階入り口に向かいました。


■2階入り口のある南西側の建物。建物向かって右側に入り口があります



■2階入り口付近で見学に参加する人たちが順番を待ちます


■建物が傾斜地に建つため階段を少し上がると直接2階に入ることができます



■ガイドの方の後について順路を進みます



■途中要所でガイドの方の説明があります。見どころの一つ、発酵室の大きな断熱扉の説明を受ける見学者の皆さん。



■断熱材としてコルクを使用した壁。船舶の冷蔵室や冷凍室に用いられた手法だそうです。



■内部の壁はコンクリートが塗られていますが、増築時外壁だった部分はコンクリをはがすと赤レンガが出てきます。



■2階は発酵室や樽置き場に利用されていた部屋が通路に沿って並んでいます。
 温度を一定に保つため開口部がほとんどなく、増築を繰り返した工場内はまるで迷路のようです。














2階部分の工場内は当時のままで、まるで廃墟を歩いているようでした。
窓が少ないので外光がほとんど入らず、同じ構造の部屋や通路が続くので、歩いていると方向感覚があやしくなります。
このまま廃工場として映画のシーンに使えそうで、レンガ建物を積極的に映画のロケ地として誘致し半田の町おこしにするのもありなのでは?と勝手に想像してしまいました。

見学を終えて早速、限定生産のカブトビールを一杯と思い売店に行くとついさっき売り切れたとのこと・・・・これが楽しみだったのに!
次回は7月7・8日の七夕と28・29日の生カブトビールフェスタで一般公開の予定とか。
特に生カブトビールフェスタは赤レンガの特設ビアガーデンで生のカブトビールが味わえるそうで、これはリベンジせねばと今から楽しみです



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