次の書は、東大寺文庫のうちの「民安占子家地処分状」で、こ
れは延喜9年(909)、民首安占子という人が娘達に家地を分け与
える旨を記したもので、中央に手印が捺されているのは文書の内
容を保証するため。
明治政府は古書や古文書の収集に力を入れ東大寺文庫や大乗院
文庫、また高野山釈迦文院旧蔵の漢籍、近江の豪族・朽木氏や室
町幕府の政所・蜷川氏家伝の古記録類等を内閣文庫に収めている。
さらに英・米・仏各国の法律書などの洋書、各官庁の出版物や収
集資料なども内閣文庫に組み入れられている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)
れは延喜9年(909)、民首安占子という人が娘達に家地を分け与
える旨を記したもので、中央に手印が捺されているのは文書の内
容を保証するため。
明治政府は古書や古文書の収集に力を入れ東大寺文庫や大乗院
文庫、また高野山釈迦文院旧蔵の漢籍、近江の豪族・朽木氏や室
町幕府の政所・蜷川氏家伝の古記録類等を内閣文庫に収めている。
さらに英・米・仏各国の法律書などの洋書、各官庁の出版物や収
集資料なども内閣文庫に組み入れられている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)
漢方医学では”気”が体全身を巡り流れるルートのことを経絡
と称し、この経絡にある数100箇所の経穴が病気の診断や治療の
ツボとされてきた。
次の書は「経脈図説」で、体内を巡る経絡と多数の経穴の位置
を江戸時代前期の医者・夏井透玄が図で示して解説している。そ
の跡を継いだ玄碩が備考と摘要を加えて完成させている。
元禄16年(1703)刊行、全7冊、医学館旧蔵。
幕府医官・多紀氏が明和2年(1765)に創設した私塾・躋寿館が
寛政3年(1791)に幕府直轄となり医学館と改称。同館の蔵書は
多紀氏歴代が収集、校訂しており、同館文庫が明清医学書の宝庫
といわれている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)
と称し、この経絡にある数100箇所の経穴が病気の診断や治療の
ツボとされてきた。
次の書は「経脈図説」で、体内を巡る経絡と多数の経穴の位置
を江戸時代前期の医者・夏井透玄が図で示して解説している。そ
の跡を継いだ玄碩が備考と摘要を加えて完成させている。
元禄16年(1703)刊行、全7冊、医学館旧蔵。
幕府医官・多紀氏が明和2年(1765)に創設した私塾・躋寿館が
寛政3年(1791)に幕府直轄となり医学館と改称。同館の蔵書は
多紀氏歴代が収集、校訂しており、同館文庫が明清医学書の宝庫
といわれている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)
九段北1丁目にプレオープンの麺処があるので伺いました。そこ
は「NOODLE MEISTER 源九」。正式のオープンは来週28日(月)だ。
開店時の20分前に店頭に到着すると、店内から店主さんが出て
こられ、“どうぞ、中に入ってお待ちください”と声をかけられた
ので遠慮なく入店。
仕込みは既に終わってるので、時間になるまで麺話で盛り上がり
ました。店主さんは某店で数年間の経験を積み、その後、いろんな
お店の食べ歩きと麺の専門学校で基礎を学ばれたとか。
プレオープンなので券売機は使えず、口頭注文、前払い。特製貝
出汁塩ラーメン800円(正式オープン後は1,000円)をコール。
登場した一杯、ピンクに染まったレアチャーシューに白い鶏チャ
ーシュー、緑の三つ葉がワンポイント。見た目でも旨味を感じてし
まう表現力が素晴らしい。
注目のスープは、東京湾最奥の三番瀬で獲れた蛤に浅利と帆立の
出汁に、道南産の真昆布出汁が組み合わされ、ぬちまーすの塩と愛
知・七福有機白醤油のタレが加わったもので、口に含み舌の上で転
がし遊ばせ砕いて香りを愉しむ。
蛤やそれぞれの貝の食材に潜むエッセンスがうまく抽出され、高
揚感をさらに高めてくれる。旨味がほとばしるというのはこの事か。
それに煮干しが旨味を昇華させている。これは旨い。
朝の打ち立ての自家製麺は、喉ごしも良くこのスープにピタリと
マッチ。それぞれの具もひと仕事が加わり、この逸品の脇を持ち上
げている。
旨いものを頂いた後は、心が豊かになった気分だ。ご馳走様。
NOODLE MISTER 源九
千代田区九段北1-8-3 TEL.03-6265-6513
11:00〜22:00 日曜定休日
は「NOODLE MEISTER 源九」。正式のオープンは来週28日(月)だ。
開店時の20分前に店頭に到着すると、店内から店主さんが出て
こられ、“どうぞ、中に入ってお待ちください”と声をかけられた
ので遠慮なく入店。
仕込みは既に終わってるので、時間になるまで麺話で盛り上がり
ました。店主さんは某店で数年間の経験を積み、その後、いろんな
お店の食べ歩きと麺の専門学校で基礎を学ばれたとか。
プレオープンなので券売機は使えず、口頭注文、前払い。特製貝
出汁塩ラーメン800円(正式オープン後は1,000円)をコール。
登場した一杯、ピンクに染まったレアチャーシューに白い鶏チャ
ーシュー、緑の三つ葉がワンポイント。見た目でも旨味を感じてし
まう表現力が素晴らしい。
注目のスープは、東京湾最奥の三番瀬で獲れた蛤に浅利と帆立の
出汁に、道南産の真昆布出汁が組み合わされ、ぬちまーすの塩と愛
知・七福有機白醤油のタレが加わったもので、口に含み舌の上で転
がし遊ばせ砕いて香りを愉しむ。
蛤やそれぞれの貝の食材に潜むエッセンスがうまく抽出され、高
揚感をさらに高めてくれる。旨味がほとばしるというのはこの事か。
それに煮干しが旨味を昇華させている。これは旨い。
朝の打ち立ての自家製麺は、喉ごしも良くこのスープにピタリと
マッチ。それぞれの具もひと仕事が加わり、この逸品の脇を持ち上
げている。
旨いものを頂いた後は、心が豊かになった気分だ。ご馳走様。
NOODLE MISTER 源九
千代田区九段北1-8-3 TEL.03-6265-6513
11:00〜22:00 日曜定休日
こちらの書は、中国・三国時代の「論語」の注釈書「論語集解」。
魏の何晏が記しており論語の注釈書としては最古のもの。これ
をさらに解説したのが梁の皇侃が記した「論語義疏」で、後に宋
の邢昺が改訂して「論語正義」を記している。
全5冊、昌平坂学問所旧蔵。
昌平坂学問所は、寛永7年(1630)に林羅山が上野・忍岡に書院
を開き、元禄4年(1691)に湯島の地に移り、寛政9年(1797)に
幕府の官学となり学問所と改称されている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)
魏の何晏が記しており論語の注釈書としては最古のもの。これ
をさらに解説したのが梁の皇侃が記した「論語義疏」で、後に宋
の邢昺が改訂して「論語正義」を記している。
全5冊、昌平坂学問所旧蔵。
昌平坂学問所は、寛永7年(1630)に林羅山が上野・忍岡に書院
を開き、元禄4年(1691)に湯島の地に移り、寛政9年(1797)に
幕府の官学となり学問所と改称されている。
国立公文書館(千代田区丸の内公園3-2)