塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 江戸城の事件簿 江戸幕府日記_2

2022-09-10 05:21:54 | ミュージアム巡り_2022
 次は、「江戸幕府日記」(多聞櫓旧蔵、全10冊)で、江戸城での諸
礼儀から幕府諸役人の任免・法令の発布など、将軍や幕府中枢部に
関係する様々な出来事が記録されており、右筆書(表右筆)で作成。
各日付伸したには、その日の陶板の表右筆の名前が記載される。
 展示頁は、元治2年(1865)1月11日・同年4月7日、慶応と改元)
の記事で、連歌始が終わった後、連歌間替席において連歌師達へ
料理が振る舞われたこと、具足祝時には黒書院の床の間に具足が
飾られた事などが記されている。
 連歌始とは、江戸幕府の年中行事のひとつで、新年初めて催さ
れた連歌の会のこと。江戸時代前期は1月20日、慶安5年(1652)
以後は1月11日に、城内本丸御殿・城書院の一部、連歌間で催さ
れた。
NAJ(千代田区北の丸3-2)

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