塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 最後の殿様 府県史料(島根編)

2021-08-20 05:30:40 |  ミュージアム巡り_2021
 次は、母里藩(松江藩の支藩・島根県安来市域)の第10代藩主・松
平直哉は、1869年の版籍奉還により母里知藩事に任じられ、翌
年藩政改革で民間から土地を買い上げて旧家臣たちに農業を行わ
せるという、家臣の帰農政策を行う。
 しかし、廃藩置県により任を解かれ、政策は道半ばで東京へ移
住してしまう。ところが、旧母里藩内の住民は改革に奔走した直
哉を慕い、移住反対運動を起こす。
 展示資料「府県史料」の頁には、住民が帰郷嘆願に及んだ様子
や、県が嘆願を辞めるよう説得しても聞き入れなかったと記され
ている。
NAJ(千代田区北の丸公園3-2)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする