塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 素良 で 塩旨味出汁麺

2016-04-24 13:52:01 | 麺_2016
 数日前から麹町の「素良」では、「塩旨味出汁麺」が振る舞われ
ている。また麺は、本日から開店前に打ったばかりの自家製麺が提
供される。

 では、伺いましょう。

 店頭で開店を待っていると、宮崎店主が店内から顔を出され、メ
ニューを配布。そこには塩味の項目にソレがありました、1,000円
です。
 で、登場した一杯。沖縄の窯元で焼かれたオーダー器は、沖縄の
澄んだ海を模した金春色をしていますよ。例によって店内の撮影は
一切、禁止なのでヘタ絵で表現します。
 その器の中には、瀬戸のトロ豚(茶色)と天草大王のもも(肌色)の
叉焼2枚、ブラウンのジュレ、白葱のささがき、青葱、麩、深緑の
アオサ、それに“素良”の烙印が押された味玉(これはサービスか
な)が色よく施され、その下には自家製麺が泳いでいます。
 ますは、スープをすすると淡い塩気で、ジンワリと主張する旨味
が口の中で広がり、宮崎ワールドを奏でてくれる。従来の醤油味と
同じ素材、鶏がらの丸と青森軍鶏ロックの丸、浅利や蛤のエキスが
生かされている。
 このスープにコシのある麺は喉ごしも良く、ピタリとマッチ。そ
れぞれの具もバランスが良く、静謐にして豪壮、深淵にして淡麗、
そして清澄にして孤高な味、素晴らしい。旨いなあ、ご馳走様。

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ミュージアム巡り 美生活展 白萩茶碗 峰ノ雪

2016-04-24 05:51:13 | ミュージアム巡り_2016
 こちらも常設展示コーナーで拝見した、三輪壽雪さん(1910~
2012、Jusetsu MIWA)の「白萩茶碗 峰ノ雪」(1967年、陶器、
Tea bowl、Mine-no-yuki、Hagi ware、shira-hagi type)。

 十一代休雪の三輪さんの作品は、こちらのMOMATでは良く鑑
賞してきた中、初の鑑賞作品だろう。奇をてらわないどっしりと
した風格を与えてくれる。白の釉のかかり具合が素晴らしい。
MOMAT(千代田区北の丸公園3-1)

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