塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekendの麺処巡り 春木屋本店 で 冷しむじな

2015-08-15 12:32:51 | 麺_2015
 本日はバイシクルで荻窪へ。近頃、開店前から並びが多いという
「らーめん ねいろ屋」へ。暖簾が出る50分前に到着するものの、
既に10名ほどの並びがある。それもほとんどが女性。どうもラー
メンが目当てではなく、サブメニューで提供されているかき氷のよ
うだ。TVでの紹介が流行を読んでいる。

 では、八幡山から天沼に移転され開店準備が進んでいるという麺
処「函館ラーメン五稜郭」(杉並区天沼3-6-24)を確認し、向かった
先は「春木屋本店」。

 こちらは1931年(昭和6年)創業の蕎麦屋さん。もちろんラーメン
もあります。こちらで塩ラーメンを注文すると、大女将が目の前で
麺や食べ方を紹介してくれ、とても親切な接客がホノボノとする。
ミシュランの調査員も一度、足を運んでもらいたい。

 さて、メニューを見ると、その“塩”がなくなっている。すると
大女将の登場で、この夏から新メニューに挙げられた「冷しむじな
鶏そぼろのせ」870円を勧められ、即決でそれをお願いした。

 “むじな”とはアナグマのことで、地方によっては狸やハクビシ
ンをいう。で、器の中には定番の揚げ玉と油揚げが盛られ、バプリ
カ、キュウリ、錦糸玉子、白葱、そして鶏そぼろと色とりどり。

 そばダレをかけて攪拌すると、むじなのまぜそば完成。後は箸を
動かし口に運ぶのみ。爽やかな風味と共に旨ウマの蕎麦が喉元を過
ぎていく。清涼感一杯の冷しむじな、素晴らしい、旨かった、ご馳
走様。

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ミュージアム巡り 近代工芸と茶の湯 鹿図タイル

2015-08-15 05:28:25 | ミュージアム巡り_2015
 次の作品は、バーナード・リーチさん(1887~1979)の「鹿図タ
イル」(1928年、Tile、decorated with the figure of deer)。
 イギリス陶芸界の巨匠・リーチさんは、香港に生まれ日本に渡り
作陶を学び、大正9年に濱田庄司さんと共に英国へ帰り、登り窯を
築き作陶に打ち込む。日本の陶磁に英国の伝統技法を融合させた独
自の作風を切り開いていく。
 中でも陶版(タイル)制作には力を入れていた時期があったという。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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