二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

喜びの厳格な規格

2008年08月23日 | 言葉のちから 心のちから
”私の言う喜びは、そこに厳格な一つの規格があるのです。
その規格というのは難しくも何ともないの。すべていかなる種類の享楽にせよ、それが絶対に他の人の幸福を妨げるものであってはいけないのであります。でないと、その享楽が悪になります。
さらに、人を喜ばせて、自分がまた、その人とともに喜ぶということが、いちばん尊いことなんだ”

 『中村天風 一日一話』 中村天風財団[編]


私の師匠も「人の喜びが、自分の喜びにならないと本物ではない」と話されていました。日常生活にしても、政治にしても、経済にしても、何事にも通じることなのでしょう。

自分が幸せや喜びを感じる時は、他人を思いやる心、周囲を気遣う責任があるということなのでしょう。そして、それが自分中心ではなく、他人中心になり、さらに、自分もそれを一緒に喜べた時、それが本当の幸せであり、真実の喜びなんでしょうね。

今の世の中、この気持ちを見失わないように

二葉鍼灸療院 田中良和

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