お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

ダックワーズ・チェリーのタルト・シフォン

2008-06-14 00:03:07 | 修業
晴れた日は、夏の日差しになってきましたが、
仙台はまだまだ爽やかな天候と言っていいでしょう。
暑くなって、お菓子が焼きたくなくなる前に色々復習しておかなくては・・・

上杉でのケーキ教室ですが、今月は特別に2回受講しました。
ダックワーズです。

18センチのタルトリングで大きく焼きました。

中にはさんだクリームは、
カスタードクリームにはアロマカフェ(カラメルソースに濃いコーヒーを合わせた)
で風味がついています。リッチなモカクリームです。

このように絞ります。

もう一つは、フルーツのジュレ。

下層は、クリームシュープレーム。
生クリームも使ったアングレーズソースを
想像していただければお味が想像できるとわかりやすいでしょうか。
グレープフルーツとマンゴーとワインのジュレが上層です。
涼しげですよね。

切ったところはこんな感じ。

ダックワーズは見た目より、さっぱり目で美味しい~♪と
思いましたが、卵黄が多く使われている2種類のお菓子ですから、
結構おなか一杯になりました。
それから、上下がダックワーズ生地なので、クリームを入れたら
その日のうちに食さないと、スボンジが水分を吸って湿ってしまいます。


こちらは、別の日。
見た目はシンプルですが、中身が濃い~、チェリーパイです。


スパイシーなシフォンケーキ。

ふわふわだけのシフォンケーキって実は弾力がなくて、
あまり好みではないのですが、こちらはもっちりしっとり。
しかも、ココア、シナモン、コーヒー豆とチョコで香りと味が
とってもスパイシーなシフォンに仕上がってます。

こちらが、切ったところ。

パイ生地はパータフォンセ。プリゼ生地に近いいわゆる練りパイ生地です。
フィリングは、アメリカンチェリーをシロップで煮て、
マラスキーノ酒で風味をつけたもの。
フィリングはガトーショコラ生地ですね。
美味しくないはずがありません。
ところで、マラスキーノですが、サントリーの説明だと
「ユーゴスラビアのダルマチア地方に多く産するマラスカ種のブラックチェリーを原料とし、発酵・蒸溜・熟成して甘味などをつけたリキュール。独特の個性があり、リッチな風味と華やかな香りが特徴です。」とのこと、とてもスパイシーで妖艶な芳香がします。
秋~冬にも合いそうなタルトですね。


こちらは、持ち帰り用。12センチのマンケ型で焼きました。


シフォンケーキも12センチの型。
かわいいけれど、生地を流しにくいのが難点。


教室終了後、アメリカンチェリーとマラスキーノ酒を買って
早速、チェリーを煮ました。