カルカッタより愛を込めて・・・。

次のアピア40のライブは9月13日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

マザーテレサの二度目の奇跡。

2015-12-22 18:57:31 | Weblog

 土曜日にブラザーノアスにマザーの二度目の奇跡について聞いたが、まだマザーハウス本部から届いた手紙を途中までしか読んでいなかったが、それがブラジルで起きた奇跡であることは知っていた。

 もう知っている方もおられると思うが、ここに載せてみよう。

 「2008年9月10日、重い脳の病気に犯されたブラジル人技師の男性が絶望的な手術を受けるために手術室に運ばれていった.その時、彼の妻は一人の司祭と何人かの家族たちと共に聖堂で待機していた。 彼女は前晩からマザー・テレサに夫の病気を治してくれるよう熱心に祈っていた。

 全ては一瞬にして起こった。担当外科医は手術を少し延期するために手術室を30分ほど後にした。そしてしばらくして手術室に戻った外科医は、そこにベットの上にきちんと腰掛けている病人の姿を発見した。つい数分前まで意識もなく生死の境をさまよっていた瀕死の患者が完全に意識を取り戻し,医師に何のために自分はここにいるのかと尋ねるのだった。

 脳細胞に見られた欠陥が瞬時にして完全に消え去っていたのである。その後、この奇跡的治癒は専門家たちにより,医学的には説明不可能な完全な治癒として確認された。病魔によって破壊臓器が完全な状態に戻されるというこのような奇跡は「第一級の奇跡」として承認される。
 
 この奇跡によって、貧しい人々,疎外された人々の友,天使であったマザー・テレサの列聖への扉は大きく開かれたのである。」

 このような奇跡は絶対にないとは言えないだろう、医学・科学では証明し切れない現実は確かにあると私は思う。

 ドラマ「ドクターコトー」のなかでさえ、記憶は定かではないが末期のガン患者のガン細胞が消えたことがドラマのなかで描かれいた。

 私は奇跡が起こる起らない云々ではなく、マザーが聖人として認められたことが何よりも嬉しい。

 もしマザーが生きていたら、このようなことはノーベル平和賞をうけた時と同じように、貧しい人たちの代表としてうけると思う。

 マザーを愛する人たちは素晴らしい福音を与えられたこの意味を現実化してほしいと私は願う。

 それは簡単ではないことは百も承知であるが、マザーが愛した人たちを愛せるように、その人たちに無関心にならないようにあってほしいと願う。

 マザーはそのために死後も魂を活き活きとさせていた証しがこの列聖ではないだろうか。

 マザーは彼女自身が愛したもの{自らの修道会はもちろんのこと}をどうにかしても守ろうと未だ神さまとともに働きを止めず、マザーの神父への手紙にあったように苦しむ人といつもともにいる暗闇の聖人として生きているように思えてならない。

 私たちは何も出来ないと諦めてはなりません、マザーの言うように小さなことからで良いでしょう、そこに愛を込めて行うのであれば、あなたのそばであなたを見守っている方とともにマザーは微笑んでいるでしょう。

 喜びと微笑みのクリスマスを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする