菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

マジか!の効用

2020年04月08日 13時40分47秒 | 国政
 今日の東京新聞・本音のコラム欄には、文芸評論家の斎藤美奈子氏が、「マジか!の効用」と題して、緊急事態宣言を歓迎している場合じゃないと、書いている。紹介したい。

 マジか!の効用
 斎藤美奈子


 このところ、日本中から「マジか!」の声が聞こえてくる。
 「新型コロナウイルス感染症対策として、和牛商品券を配ります」
  マジか!お肉券より日本銀行券だろう。
 「全世帯に二枚ずつ布マスクを配布します」
 マジか!あんたはアベノマスクかい。
 こうした声に対し、いまは国難だから政府の批判や牽制は控えろという人たちがいる。
 それ話が逆だから。
 第一、私たちは主権者だ。口を出すのは当たり前である。第二に、こんな時だからこそ知恵を結集する必要がある。おかしな策に対しては「マジか!」といってやったほうがいいのである。
 現に「マジか!」の連呼で和牛商品券は立ち消えた。布マスク二枚は決行の由だが、現物支給では人は納得しないと高官は気づいただろう。
 「自粛を要請するなら補償とセットだろう」コールでさすがの政府も重い腰を一応上げた。無策な政府に仕事をさせるには市民の批判と外部のプロの提案が必須。黙っていたらどうなることか。

 「マジか!」の局面はまだ続く。検査のハードルは相変わらず高い。30万円の給付の内容はトホホだし、39兆円の財政支出も中身は不透明。行動は自粛しても批判は自粛しちゃだめだ。緊急事態宣言の発令を歓迎している場合じゃない。ひるまず「マジか!」を続けよう。
(文芸評論家)



 

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私の散歩道紹介

2020年04月08日 13時05分54秒 | 日々の雑感
 3月末、血糖値を測定したら、近頃のコロナ過騒ぎで、寝転んでばかりいたので、ぐ~んと上がってしまった。それには歩くしかないと分っているのだが、なかなか実践できない。今までは、気が向くと、りんりんロードを散歩していたこともあったが、道が単調で面白みがない。そこで新しい散歩コースを探していた。こんどのコースは、このところ9日間、毎日、続いている。自分に今後も続けさせる意味をこめて、紹介したい。

 まず家をでると、右にまがりりんりんロードにでる。
 

 そこを突っ切って、東に向い、岡野機電の旧県道にでる。


そこから、左に折れて、猪窪の山道を登り、イノシシの箱ワナを右にみております。

こんな山道でも、鈍った体には、きつい運動です。
この山道を東に進むと、御嶽山の登山口につながる道に出ます。この池には鯉が2匹泳いでいました。
 

 ここを登って、御嶽山の登山口につきます。ここまでで、家から5000歩になります。
 もう少し体力があれば御嶽山に登るのですが、今の私には無理です。



 道をくだり東区踏切で左に曲がります。


 線路沿いに道を進むと、岩瀬駅に上りと下りの電車がいました。

 

 線路沿いの道を西にくると、真壁街道第4踏切です。
 
 ここからリンリンロードにもどります。このまま家に帰ると7000歩にしかなりませんから、跨線橋方に回り道をして帰ります。
 跨線橋からの風景です。
 

 これでなんとか8000歩になりました。この風景なら、飽きずに、なんとか頑張れそうです。結果は4月末の血糖値測定で分ります。がんばるしか、ありません。


 




 


 


 
 



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桜川の桜の語り部・石倉翠葉について

2020年04月08日 08時56分05秒 | 桜川市
今日の茨城新聞・「いばらき春秋」欄には、桜川市のヤマザクラの語り部として、俳人・石倉翠葉を紹介している。私も、磯部の石碑はみていたが、しみじみ読んだことはなかった。紹介します。

 近年ヤマザクラの絶景地として注目を集める桜川市。その名所も約130年前の恩師の叱責がなかったら今に伝わらなかったかもしれない。同市出身の俳人・石倉翠葉(1875~1938年)が語り部の一人だ。
▼同市の調べによると、西那珂村西飯岡の生まれ。若いときから文学を志し、茨城県尋常中学校(現水戸一高)を中退して上京する。
▼「西の吉野、東の桜川」と称された謡曲の桜川。ある日、短歌の師匠に地元の史跡の現況を問われ、十分に返答ができなかった。
▼憧れの都で文学に打ち込む若者に師匠は手厳しかった。「和歌を研究しようとする者が郷里にある花の名所や歴史について知らないとは何事か」
▼ここから石倉の探求が始まる。働きながら文献の研究や現地調査を重ね、1895年に「桜川事蹟考」の出版にこぎ着けた。費用捻出のため両親は田畑を売り払い、親族からも援助を受けた。自らも広告を打つなどして資金を集めたという。
▼同書の出版がきっかけとなって専門家の調査が進み、1924年に名勝に指定される。ことしは例年より早く見頃を迎えている。感染の拡大が収まらず外出に勇気が要る作今。小欄では涙を飲んでお誘いを控え、逸話の紹介にとどめた(飯)

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「緊急事態宣言」に対する日本共産党・志位委員長の記者会見

2020年04月08日 08時31分58秒 | 国政
 昨日、安倍首相から「緊急事態宣言」が発令されました。今朝のTBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」で、森本氏は、「安倍さんは、言葉は饒舌だが、心がないから、聞いていて虚しい」と言っていた。私も同感である。今日のしんぶん赤旗は、志位委員長の記者会見をトップニューに掲げている。その前半部分を紹介する。

 補償拒否の姿勢あらためよ
 感染拡大阻止、医療崩壊阻止のために


最大の問題は補償拒否の姿勢にある

 現時点で、感染の爆発的拡大を抑えるために、外出自粛の要請を強めるなどの措置を取ることは当然と考えます。
 最大の問題は、安倍晋三首相が、この期に及んで、自粛と一体の補償を拒んでいることにあります。
 本日の衆参の議院運営委員会での質疑でも、この態度が一番の問題として浮き彫りになりました。これでは感染の爆発的拡大を抑えるうえでの実効性がないと言わなければなりません。この態度を根本的にあらためて、自粛と一体の補償を宣言して実行することを強く求めたい。とくに、政府の責任で「緊急事態宣言」を発令する以上、政府の責任で補償措置を行なうことがいよいよ急務となっている。

 自粛要請の直接・間接の影響の全体を補償せよ
 
 本日の質疑で、安倍首相はこの問題につて問われて、”自粛の影響は直接的な影響だけでなく、間接的な影響もあり、こちらは甚大な影響になる、だからその全体を補償することは難しい”という論法を繰り返した。間接的な影響が甚大だからできないというのは全く理屈にならない。間接的な影響も含めて補償措置が取られるべきだということを強く言いたい。

 「緊急経済対策」ー対象が狭くて不公平

 政府の「緊急経済対策」についても、自粛と一体の補償を行なうという立場は欠落しています。それが最大の問題です。そのためどういう矛盾が起きているか。二つの問題があります。

 一つは、個人に対する現金給付も、中小企業に対する現金給付も、「大幅な収入減」などの条件付になり、「線引き」が行なわれていることです。「線引き」が行なわれることで対象がきわめて狭くなり、多くの個人と事業者が切り捨てられる。新型コロナ問題で多くの人々が生活に困窮している中で、困っている方々のなかに「分団」と「不公平」を持ち込むというのは絶対にやってはならない。

 対象が狭まるという点では、たとえば、東京都23区で、夫婦2人・片働きのサラリーマンの場合、住民税非課税になるのは年収156万円以下に限られます。そうなると年収700万円の方が350万円に半減しても現金給付の対象になりません。非課税ラインが156万円で、その2倍までしか対象にならないため、312万円以下に落ちないと、収入が半分になっても対象にならない。

 不公平という点では、たとえば、単身者のサラリーマンの場合、年収300万円なら、149万円まで年収が下がれば30万円が給付されます。しかし、151万円までしか下がらなければ、給付されない。そうすれば逆転現象が起こります。

 対象が狭く、不公平が生まれる。みんながコロナで苦しんでいるときに、みんなが連帯しなければならないときに、とくに困窮している人々のなかに分団を持ち込むのは最悪のやり方です。(以下略)



 
 

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