10月31日(日)、菊まつり真っ最中の笠間市に鈴木貞夫市議(12月12日投票の笠間市議選)の応援にいった。小雨まじりの日であったが、さすがに普段よりは人出が多い。観光の街だけのことはある。「八郷句会」の名札をつけてバスも通った。
私が、五騎町で演説をしていると、「鼻血がとまらない。救急車を呼んでください」と30歳過ぎの男性が声をかけてきて、私の車のわきに座り込んでしまった。さっそく、119番に電話をした。
「どこにいるのですか」。
「街頭演説をしている者ですから、五騎町しかわかりません」。
「笠間市の何番地ですか」。
私はあわてて前の家にいき、所番地を聞いて報告した。幸い、救急車はすぐにきた。私は、演説がどこまでいったのかわからないので、はじめからやり直した。しかし、救急車は、なかなか発車しない。私の演説が終わりに近づいたころ、「ピーポ、ピーポ」鳴り出した。患者を救急車にのせてから7分くらいだった。まだ、早いほうであったかもしれない。
救急車が来るまで、青年と話した。
「何で、家から電話しないで、私に声をかけたの」
「駅まで行こうとしたけど鼻血がとまらなかった」のことであったが、どうも「共産党の人なら、安心して頼めると思ったらしかった」
私は別れ際に言った。
「共産党は人助けの党だから、あなたの判断は正しかったよ」