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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

中核病院・県西病院で県医療対策課に聞き取り

2014年05月29日 21時14分25秒 | 議員活動

今日は、鈴木県議の仲介で、中核病院・県西総合病院の問題で、県に、その進捗状況を聞き取りに行きました。

 3月初めの中核病院合意(中核病院は筑西市単独、県西総合病院は桜川市単独)以降、その進捗状況がまったく見えません。そこで、鈴木聡県議に仲介をお願いし、県医療対策課の担当官に聞き取りを行いました。

 3月の合意文書締結直後は、それぞれ単独で、別々にやるような「ケンカ別れ」のような感じでしたが、本当にこれでやっていけるのか、国や県は、このままほったらかしにしておくのか、私は心配していました。

 ところが、国の方も、本当にこれでできるのかという目で見ているというのです。

当然と言えば当然のことですが・・・・・・・・。

 医師確保、病院経営、市財政は立ちいくのか、疑問視しているというのです。

県が言うには、

 「このままでは、国の理解をえるのが難しいという状況にある」と、両市に伝えてある。

 協和中央病院も含めた、地域病院の役割分担を含めた、基本構想を、両市が一緒に考えていかなくてはならない。

 年度内に基本構想をつくる必要がある。

今、県は両市の担当者に来てもらって、そのことを伝えている段階である。

とにかく、今回の聞き取りでは、県の見解を強く打ち出していました。

国の了解を得られる方向を両市が一緒になって打ち出すことが必要ということでした。

詳しくは、6月10日の一般質問で行う予定です。

最後に、私の方から、県西総合病院は県の災害指定病院になっている。その病院が建て替えが迫られている状況で、県はただ座視しているだけなのか、何らかの援助はしていただけないのか、質問しました。

これについては、岡村副参事は、調べてみるとの返答でした。

Photo

県から聞き取りをする菊池議員(左端)


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ブログ人「なかやま」さんからの投稿に応えて

2014年05月28日 14時07分19秒 | 日々の雑感

「さくらがわ議員だより」へのブログに、「なかやま」さんからコメントが寄せられましたので、一言コメントさせていただきます。

 「なかやま」さんへ、返信しているのですが、いつもエラーになって届かないので、このような形をとらせていただきました。

できれば「なかやま」さんのきちんとしたメールアドレスを教えていただきたいとお願いします。

 「議員定数4名削減」に反対したのは、「菊池伸浩」であって、「菊池信浩」ではないということです。

 だから、正確な名前を書いていただきたいということです。私が4名削減に反対したのは事実ですからきちんと書いていただきたいということです。

 どうも、逆に、とらえているようなので・・・・・・・・・・。

また、私のリーフレットについて、「我田引水・・・・・」のように言う、ご意見がありました。

 私が、市議選挙に向けて作成したリーフレットですから、当然、いいとこどりであることは言うまでもありません。 私の自己宣伝パンフレットを「我田引水」と言われても・・・・・・・・・・・・。


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大飯原発差し止め判決文を読む(3)

2014年05月27日 18時01分52秒 | 日々の雑感

大飯原発差し止め判決文は、当たり前といえば当たり前のことが書いてあるのですが、この文書が、裁判をへて、つまり原告(中止を求めた方)と被告(関西電力)の言い分をよく聞いてから判断を下したものであることにその重みがあります。

いくつか、抜粋して書いてみます。

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人格権のことについて

ひとたび深刻な事故が起これば多くの人命に重大な被害を及ぼす組織(大飯原発を稼働させている関西電力)には、その安全性と信頼性が求められてしかるべきである。

このことは社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が、公法、私法問わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

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地震の心配はないのか

大飯原発には1260ガルを超える地震は来ない(今までなかったからこないとの関西電力の主張=既往最大)は、確実な科学的な根拠に基づく想定は本来的には不可能である。

この既往最大という概念自体、有史以来最大というものではなく、近時の我が国において最大というものにすぎないことあらすると、1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。

(岩手宮城内陸地震では4022ガルの地震が起きているのに、福井の若狭にはなかったというだけで、既往最大が1260ガルだと関西電力は主張)

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破砕帯の存在について

破砕帯の走行状況(関西電力の主張がたびたび変遷していた)の被告の調査や能力の欠如や踏査の杜撰さをしめすものであると言える。

発電所の敷地内部においてさえこのような状況であるから、被告による活断層の調査が厳密になされたと信頼することはできない。

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使用済み核燃料について

使用済み核燃料は本件の稼働によって日々生み出されていくものであるところ、使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるために膨大な費用を要することに加え、国民の安全が何よりも優先されべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立って言わざるをえない。

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注)まことに資本主義の性格(あとは野となれ山となれ)を言い得ている。


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大飯原発判決文を読む(2)

2014年05月27日 12時23分24秒 | 議会

今日は、朝から雨。久しぶりに朝のリーフレット配布を取りやめにした。時間ができたので、大飯原発の判決文を読んでみました。

この判決文は、私が今まで読んできた判決文に比べると、とても読みやすいのです。A4判100ページほどのものですが、論趣が明快なことが、何よりも読みやすくしているのです。

 たとえば、判決文の最後の部分はこうです。

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このコストの問題に関連して国富に流失や喪失の議論があるが(被告=関西電力は、原発を中止すると経済的な損失につながると主張)、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流失や喪失というべきでなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることこそが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。

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当たり前といえばそれまでだが、こうきちんと、裁判所の考え方をきちんと述べている判決文を読むと、久しぶりに小気味いいという感じさえする。

この判決文が出た日のテレビに、「司法は生きている」の文字が大書きされた垂れ幕が映し出された意味が、良くわかった。

ぜひ、判決文全文を読むことをお奨めします。


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市民アンケートの集計結果をHPに掲載しました

2014年05月26日 10時44分45秒 | 議会2

市民アンケートの集計結果の新聞折り込みは6月1日(日)を予定しています。まだ、印刷が出来上がっていないためです。

最終校正は終わっていますので、HPに載せました。ご覧ください。

ブログではなく、こんにちは菊池のぶひろですのHPに行ってください。


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