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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「ロシアは侵略止めよ」を訴え、桜川市内24ヵ所で訴え

2022年03月05日 19時09分58秒 | 国際・政治
 今日は、ロシアのウクライナ侵略に居ても立っても居られなくなって、宣伝カーで、「ロシアは侵略やめよ」の訴えをしました。私ごときが、市内を回っても、大きな力にはならないと分かっていても、みんなで声を上げるしかない、これが私の気持ちです。
 午前中は、鍬田、西区、東区で9ヵ所できました。
 午後は、東那珂地域へいき、稲荷橋から西小塙、加茂部、羽黒駅前まで、15ヵ所できました。



  「ロシアは侵略やめよ」の訴え 
   2022年3月6日作成 

 日本共産党の市会議員・菊池のぶひろです。
今日は、ロシアのプーチン政権がウクライナへの攻撃をしていることに、皆さんと一緒に反対の声を上げるために、訴えにまいりました。
今回のロシアの行動が、「主権の尊重」「領土の保全」「武力行使の禁止」などを義務付けた国連憲章に違反することは明々白々です。日本共産党は断固として糾弾するものです。ロシアのプーチン政権に対して、軍事行動をただちに中止することを求めます。
 とりわけ許しがたいのは、プーチン大統領が核保有国であることを誇示して、「攻撃されれば核兵器で応える」と公言していることです。つまり、核の先制使用すると言っていることです。広島・長崎を体験した被爆国日本のすべての声を集め、核による恫喝は許せないという声を突きつけようではありませんか。
どうやってロシアの侵略を押さえるか。国際社会が協調しての経済政策が必要です。世界中の国々と市民社会が、「ロシアは侵略やめよ」「国連憲章守れ」―この一点で力を合わせることではないでしょうか。
 いま、茨城県議会をはじめに、多くの議会でもロシア非難の決議があがっています。私たちの桜川市議会も、3日に、「ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議」を採択いたしました。桜川市のみなさんも、われわれと一緒に、「ロシアは侵略やめよの声をあげようではありませんか。
 
 明日も、演説する予定です。

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「ウクライナ侵略を利用した」国連・9条攻撃はどこに行き着くのか

2022年02月28日 11時27分55秒 | 国際・政治
 ロシアによるウクライナに対する侵略は、ウクライナ市民の平和と命を踏みにじると同時に、国連憲章に基づく世界の平和秩序を根底から脅かしています。この危機のもとで、一部メディアや日米同盟強化論者から「9条で国は守れるのか」「国連は無力」などとする攻撃が強まっています。
(中祖寅一)

ウクライナ侵略を利用
国連・9条攻撃はどこに行き着くのか
戦後国際秩序の否定


「力の論理」の信奉
プーチンと安部氏


 これに対し日本共産党の志位委員長は「この危機にあって、憲法9条を攻撃し、国連は無力と言いつのる議論の行き着く先はどこか。『力の論理』をひたすら信奉することだ。それをいま、最もひどい形で実践しているのは誰か。それはロシアのプーチン大統領だ」と指摘。『力の論理』に『力の論理』で応えることを否定したのが、国連憲章であり、憲法9条ではないか」(ツイッター)と批判しています。
 ウクライナ侵略の事実の前に、紛争の平和解決、武力行使の禁止という根本原則を嘲笑し、「力には力を」といって「力の論理」にひたすら陥ってしまえば、プーチン大統領と同じ立場に身を置くことになります。それは紛争の平和的解決を定めた戦後の国際秩序の根本的否定に行き着きます。
 そうした姿を体現しているのが安倍晋三元首相です。安部氏は27日放送の民放番組で、米国の核兵器を自国領土内に配備して共同運用する「核共有」について議論すべきと主張するとともに、プーチン大統領について「(NATOへの)基本的な不信感のなかで、領土的野心ではなくロシアの防衛安全の確保という観点から行動を起こしているのだろう」と語りました。むき出しの領土拡張主義=覇権主義の行動を前にして、「領土的野心でなく」とプーチン氏を擁護する安部元首相。両者は「力の論理」の信奉という点で、固い友情に結ばれているようです。

 平和のルールの再構築こそ必要

 いま問われているのは、深刻な危機と逆流に際し、いかにして平和のルールを実効的にし、再構築するかではないでしょか。ロシア国内を含め世界の人々が「戦争をやめろ」と、プーチン・ロシアによる侵略に糾弾の声をあげています。この声を広げ団結させ、侵略をやめさせるとともに、より平和な世界への動きをつくりだすことがもとめられています。事態を9条攻撃に利用するのは、全くの逆です。
 憲法9条には、①何よりも日本が再び侵略国家にならないという決意とともに②自ら戦争を放棄し戦力保持を禁止することで世界の平和の先駆けとなろうという決意がこめられています。
 いま中国や北朝鮮の覇権主義的なふるまいを前に「力には力」として日本が軍事力を強化する動きが強まっています。軍事対軍事の対立をエスカレートさせれば、再び侵略国家になる危険さえ憂慮すべき事態です。

 侵略国家になるのか

 とりわけ「敵基地攻撃能力」の保有は、文字通り相手国領域内での一連の軍事行動を可能にするものです。「撃たれる前に撃つ」という事の性質から言っても、国連憲章に違反した先制攻撃との区別はつきません。岸信夫防衛相は、敵基地攻撃で相手領域まで行っての「空爆」を「排除しない」と国会で明言しました。安倍晋三首相はは、「敵基地攻撃能力」の本質は”相手国せん滅する打撃力である”と公言しています。日本がそうした打撃力を独自に持ち、「台湾有事は日米有事同盟有事」などとあおって、米軍と肩を並べて攻撃参加するーこれが9条に全面的に違反するとともに、国連憲章に違反する他国への侵略となるうることは明白です。
 志位氏がロシアのウクライナ侵略を受けて、「プーチンのようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです」といち早く発信したのも、日本自身が再び侵略国家になる危険が現実にあることを踏まえての警告です。

 一部の政治家の”恥ずべき言動”

 これに対して自民党や日本維新の会の一部政治家から「9条を持っていれば日本の平和が守れるのといっていたではないか」などど、事実をねじ曲げた的外れな攻撃が発せられていますが、これは、志位氏の警告が正鵠を射ていることの証明です。
 志位氏は、ツイッターで次のように警告を発しています。
 「憲法9条を学ぼうとも、理解しようともせず、ウクライナへの侵略を止める声をあげることもせず、ウクライナ問題を利用して憲法9条をおとしめる。一部の人々の言動は、恥ずかしいことです。

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対面外交で正価露呈ー三木義一氏の菅首相訪米批判

2021年04月23日 18時58分54秒 | 国際・政治
 今日の東京新聞・本音のコラム欄は青学大名誉教授の三木義一氏が、「スガ首相の訪米外交」を例の「落語話」で批判している。いいところをついているので、紹介したい。

 対面外交で正価露呈
 三木義一


「ご隠居、菅首相のいつものよいしょ報道も目立ちますが、なんか苦しいですぜ」
「そうじゃのうー。バイデンに初めて会ったという点以外は何も成果がなく、同盟の再確認だけだ」
「一体何のためにアメリカに行ったんですか?」
「本当の狙いはワクチン提供の確約とオリンピック選手団の派遣の確約だったようだの」
「ワクチン?そうか、世界最低レベルの接種率を引き上げるために、追加供給の確約が欲しかった?」
「そうじゃ、そうなりゃ、株価も上がるので、帰国後すぐにも解散して総選挙したかったようだが、体よくあしらわれた」
「製薬会社社長にも会えずに、アメリカで電話ですぜ。びっくりだ!」
「オリンピックは選手団の派遣の確約もなく、『コロナに打ち勝った象徴』から『世界の団結の象徴』になってしまったの」
「共同会見もひどかったようで」
「相手から質問されているのに、それは何も答えずに、あらかじめ決めておいた日本の記者に質問させていた」
「アメリカでも答えを控えたんじゃ!」
「緊張しているとはいえ、わしは瞬間五月の鯉になってしまったの~」
「五月の鯉ってえと鯉のぼり!日本の首相は、口パクで中身なしって、バレちゃった?」
「だから、わしは開いた口が塞がらなかったじゃ」
(青学大名誉教授)

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日米共同声明の見方「台湾有事前夜ー評論家・斉藤美奈子氏の意見」

2021年04月21日 09時06分36秒 | 国際・政治
 菅首相の訪米でだされた日米共同声明の評価をめぐって、いろいろな見方がある。今日の東京新聞・本音のコラム欄には、評論家・斉藤美奈子氏が、標記の題で書いている。紹介したい。

 台湾有事前夜
 斉藤美奈子


 今回の日米共同声明は相当ヤバイ代物だ。
 まず、〈日本は同盟及び地域の安全保障を一層強化するために自らの防衛力を強化することを決意した〉と宣言し、その上で〈日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する〉という。
 端的にいってこれは米国の対中戦争に日本は積極的に参戦しますと表明しているに等しい。2015年に成立した集団的自衛権の行使を含む安保法がいよいよ実効性を持つことだ。
 えっ「平和と安定」と謳っている? いやいや、米国がいう「平和と安定」は武力行使も辞さないという意味であることは、湾岸戦争やイラク戦争で実証ずみじゃないの。それに日本は「防衛力を強化」して乗っかろうというのである。要は中国に対する威嚇。こんなの憲法違反でしょ。

 自衛隊は奄美大島や宮古島に続き、石垣島にもミサイル部隊配置を計画中だ。台湾有事ともなれば日本は米国の求めで自衛隊を派遣せざるを得なくなるだろうし、最前線の沖縄が戦闘に巻き込まれる可能性が高い。
 中国の不法な海洋権益行使や新疆ウイグル自治区での人権侵害は言語道断だとしても、ゆえに米中戦争に日本が加担していいという理由にはならない。1987年に締結された日中平和友好条約を事実上破棄するような共同声明。その凶暴さを首相は分かっているのだろうか。
(文芸評論家)


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二つの画期的判決ー札幌地裁「同性婚否認は違憲」と水戸地裁「東海第二原発運転差し止め」

2021年03月19日 08時48分44秒 | 国際・政治
 このところ、市議会のことで頭がいっぱいになり、疲労困憊です。本来なら、もっと早く書かねばならないことでした。一昨日の札幌地裁の「同性婚否認は違憲」、昨日の「東海第二原発運転差し止め」の画期的判決が出されました。これに対するブログをやっと書く気になりました。

 まず、札幌地裁の判決については、今日の東京新聞・本音のコラム欄でジャーナリストの北丸雄二氏が書いているので紹介したい。
 
 最後の国の不名誉
 北丸雄二


 「いま私たちがやろうとしていることは、愛し合う二人の結婚を認めようというただそれだけのこと」とニュージーランド議会でモーリス・ウィリアムソン議員が演説したのは2013年でした。「この法案に反対する人に約束する」と彼は続けます。「明日も太陽は昇る。あなたの十代の娘は訳知り顔で反抗してくるしあなたの住宅はローンが増えることもない。皮膚病にも湿疹にもならないし、ベッドから蛙が出ることもない。世界は明日も同じように回り続けます。だから大騒ぎはやめましょう。この法案は関係ある人には素晴らしく関係ない人には今までと同じ人生が続くだけです」。結びの言葉は反対派の多いキリスト教徒を意識して聖書の「汝、恐れるなかれ」でした。
ニュージーランドは同性婚を合法化しました。

 同性婚を認めたら少子化が進むとか結婚制度が混乱するとか、先行する世界30ヶ国近くでそんな事態は「約束」通り起きていません。不幸な人が減っただけです。
 ニュージーランドに先立つ05年、スペインが同性婚を合法化した時には当時のサバテロ首相が、「スペインは同性婚を認める最初の国となる栄誉は逃したが、それを認めた最後の国になる不名誉は回避できた」と演説しました。札幌地裁の武部裁判長の判決文を、そんな不名誉を回避するための第一歩としたいものです。
(ジャーナリスト)

 

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