菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

韓国「徴用工」の問題で、流れが変わってきました

2018年11月16日 16時41分52秒 | 国政

 10月30日、韓国大法院(最高裁)で、日本がアジア・太平洋戦争中に、「徴用工として日本で強制的に働かされた」と訴える韓国人4人が新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、賠償を求める判決を言い渡しました。

 これに対して、政府、マスコミ側の反応は次の通りでした。

 安倍晋三首相
 国際法に照らしてあり得ない判断だ

 読売新聞
 両国関係を長年安定させてきた基盤を損ねる不当判決

 朝日新聞
 (日韓)の関係の根幹を覆すような判決

 毎日新聞
 1965年の日韓基本条約を覆すような判決

 産経新聞
 当時の法令(国民徴用令)に基づき合法的におこなわれた勤労動員

 しんぶん赤旗
 「被害者個人の請求権は消滅していない」と日本の政府、最高裁も、韓国の政府、最高裁も一致して認めており、この基盤の上に、被害者の名誉と尊厳を前向きに解決していくことの必要性を提起。

 その後の政府・河野太郎外相の国会答弁(11月14日)
衆院外務委員会での穀田恵二議員の質問
 「外務省が日韓請求権協定第2条については、個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたものではない(1991年の参院予算委での柳井俊二条約局長)と答弁している。河野氏の認識を伺う」

河野太郎外相の答弁
 「個人の請求権が消滅したと申し上げるわけではございません。」と明言


穀田恵二議員の質問
 「大法院で原告(韓国人4人)が求めているのは未払いの賃金の請求ではなく、朝鮮半島への日本の植民地支配と侵略戦争に直結した日本企業の反人道的不法行為を前提とする強制動員への慰謝料だ。柳井氏は、日韓請求権協定により、『消滅』韓国人の『財産、権利及び利益』の中に、『いわゆる慰謝料請求というものが入っていたとは記憶していない』と言っている。慰謝料請求権は消滅していないということではないか」

三上正裕国際法局長の答弁
 「権利自体は消滅していない」

穀田恵二議員の質問
 「個人の請求権は消滅していない。日韓双方が被害者の尊厳と名誉を回復するという立場で、冷静で真剣な話し合いをすることが極めて大切だ」

   


沖縄知事選の勝利は「市民連合の勝利ではなく、オール沖縄の勝利」

2018年10月05日 18時18分12秒 | 国政
 私はいつも注目している佐藤優氏(作家・元外務相主任分析官)が、東京新聞・本音のコラム欄に、沖縄知事選は「野党連合が勝利したという見方があるがこれは間違いだ」と言い切っている。私もそう思う。

 その理由を紹介しよう。
 
 そもそも辺野古新基地建設の端緒は、民主党政権時代、管直人首相下で日米両国政府が、辺野古湾を埋め立てV字滑走路建設に同意したからだ。立憲民主党の枝野幸男代表は、管政権下で内閣官房長官を務めていた。立憲民主党が、辺野古新基地建設の見直しを主張する前にやるべきことがある。管政権の官房長官としてV字路建設を認めたことは、政治的に間違っていたという認識の表明だ。これなくして、立憲民主党が沖縄人の信頼を得ることはできない。

 与党であれ、野党であれ、自らの政治的思惑のために沖縄を利用しよとする政治家を沖縄は忌避する。

 2日、「琉球新報」は社説で、〈公明党県本は党本部と一線を画し、普天間飛行場の県内移設に反対する立場だ。今回の知事選では基地問題だけでなく総合的な判断から相手候補を推薦したという。玉城氏と共同歩調をとる余地は十分あるだろう/本土の側が沖縄に分断の種を持ち込んでいることがよくわかる〉と主張した。
 筆者も認識を全面的に共有する。



日本共産党・小池書記局長が語る沖縄知事選挙・玉城氏勝利の3つの意義

2018年10月03日 06時24分40秒 | 国政
 
 日本共産党・小池書記局長が語る沖縄知事選挙・玉城氏勝利の3つの意義

 しんぶん赤旗は、沖縄県知事選挙で「オール沖縄」の玉城デニー氏が、8万票の大差をつけて圧勝したことについて、記者会見で「3つの意義」を強調していますので、紹介します。

 第一に「沖縄の基地をめぐるたたかいに展望を開いた。安倍政権が結果を無視して新基地建設を進めることことが難しい状況に追い込んだ」と指摘。安倍政権が県による埋め立て承認撤回に対抗し、法的な措置をとって工事を再開したとしても、「大浦湾の超軟弱地盤の問題や活断層の問題など、県知事の承認なしに超えられない。それでもやるとなれば、異常な強行手段を取らざるをえなくなる」と警告しました。

 第二に、「安倍政権に対する強烈な痛打になった」と強調。「人も金も大量につぎ込み、公明党・創価学会も総動員して徹底した組織戦を展開し、再大争点の辺野古新基地建設の是非は隠すという官邸・与党側の”勝利の方程式”をやればやるほど県民の心が離れ、怒りが起こる結果になった」と述べました。

 さらに「沖縄の問題は、安倍政権の強権的な手法が集中的に表れている分野であり、憲法、消費税、原発などでも、その手法が通用しなくなっていることを示している」と指摘し、「安倍政権の国民的基盤は弱い。県知事選を安倍政権の終わりにするたたかいの始まりにしたい」と決意表明しました。

 第三に、「国政の5野党1会派で『辺野古新基地建設反対』という共通の旗が立った。今後の野党共闘にとっても大きな意義がある」と指摘。
 「旗印を明確にし『本気の共闘』をすれば自民党を追い詰めることができることが示された」と力を込めました。


「希望の沖縄ー鎌田慧」から沖縄知事選の裏側を知る

2018年10月02日 07時23分15秒 | 国政
 
今日の東京新聞には、「希望の沖縄」と題して、ルポライターの鎌田慧氏が、沖縄知事選の裏側を書いている。その内容を紹介したい。

 一ヶ月間に3回、前月を入れると4回、5日間。菅官房長官の沖縄入り回数だ。県知事選挙で、自公などの推薦候補の応援のためである。

 「私は危機管理を職務としていますので、特別の場合を除いて官邸の周辺から離れることはありません」(月刊Handa11月号)

 菅内閣官房長官の立て続けの沖縄訪問は危機意識だった。なんの、安倍内閣の。あるいは「辺野古」米軍巨大新基地建設の成否が、日米関係の危機。安倍政権の危機感のすさまじさが、露骨にあらわれた選挙だった。

 佐喜間淳候補は、政権との一体化による所得向上を謳い、官房長官ともども携帯料金値下げを公約に若者の関心を引こうとしていた。私は、那覇市から400キロ南の玉城デニー候補を取材し、80キロ北の名護市で佐喜間淳候補演説会を取材した。

 小泉進次郎議員を3回投入、企業や団体の社員や職員を期日前投票に運ぶ「勝利の方程式」(渡具知武豊・名護市長)で、票が固められていた。「戦後沖縄の歴史を背負った政治家と翁長雄志知事に評された玉城デニー候補が、米兵の父親、沖縄人の母親という出自をかたる口調は柔らかく、自在である。

 福祉と人に対する優しさが胸をうった。彼の勝利は沖縄人のプライドの勝利であり、人間の尊厳に無知な強権政治の敗北である。


沖縄県知事選挙、玉城デニー氏の勝利によせてー志位委員長の談話

2018年10月01日 07時07分54秒 | 国政

 昨晩は、台風情報をみながらチャンネルを回していると、いきなり8時に「玉城デニー氏当確」のテロップが流れた。開票直後のテロップだから、かなりの票差がついたのだろうと想像したが、開票の中身がわからず、夜11時半過ぎ、沖縄県のホームページをみて、安心して床についた。そうは言っても、強風で何回も何回も目が覚めたのだが。

 今朝のしんぶん赤旗の志位委員長の談話を紹介しておきたい。

   県民が勝ちとった歴史的勝利    
     志位委員長の談話   


1.沖縄県知事選挙での玉城デニー候補の勝利を大きな喜びをもって歓迎します。この勝利は「辺野古に新基地をつくらせない」、「普天間基地は即時閉鎖・撤去」をという沖縄県民の確固たる意思を示しました。それは、急逝された翁長雄志知事の意思を引き継ぎ、沖縄県民が勝ちとった歴史的勝利です。
 保守・革新の垣根をこえて心一つにたたかった「オール沖縄」のみなさん、男気と誇りをもって歴史的勝利を下した沖縄の県民のみなさんに、心からの敬意を表します。
 ご支援いただいたみなさんに心からの感謝を申し上げます。

1.玉城デニー候補の勝利は、首相官邸が主導し、国家権力を総動員して沖縄県民の民意を押しつぶそうとした安倍政権に対する痛烈な審判ともなりました。
 安倍政権は、沖縄に対する強健政治をきっぱりやめるべきです。県知事選挙で示された県民の意思を重く受け止め、名護市辺野古の新基地をただちに中止すべきです。普天間基地閉鎖・撤去にとりくむべきです。

1.この勝利は、新たなたたかいのスタートです。前途にどんな困難がありろうとも、玉城デニー新知事を支え、誇りある豊かな沖縄を築くために、あらゆる力をつくすことを表明するものです。