今、桜川市議会は裁判ラッシュ
今、桜川市議会は、裁判ラッシュとなっています。菊池議員が榎戸議員を訴えた裁判は、榎戸議員が控訴したため、東京高裁で審議されることになりました。
被告である榎戸議員が、今度は原告となり、「市議会での戒告処分を受けたことを不満」として、戒告処分を提案した議員らを相手取って、市長、議員3人、前議員、元経済部長の6人を訴えて、3月1日裁判をおこしました。榎戸議員は、被告と原告の2つの裁判をたたかうことになりました。
さらには、住民監査請求をしていた川股隆議員が、「却下」を不満として、裁判をおこしました。
これで、桜川市議会は、3つの裁判を同時に行うことになってしまいました。
●菊池伸浩議員が榎戸和也議員を訴えた裁判(水戸地裁)
2022年12月20日、2022年夏の市議選挙で、榎戸議員は「菊池議員は、二股膏薬・コウモリ男」のチラシを新聞折り込みで配布。榎戸和也議員を「名誉棄損で告訴。この裁判の菊池側の弁護士は、茨城の大地の戸張順平氏です。榎戸氏は弁護士を付けずに裁判を行いました。
2024年2月29日、「榎戸氏に33万余円の賠償命令」の判決。
ところが、榎戸議員が、判決を不服として、東京高裁に控訴
一審裁判は、榎戸氏は弁護士なしでしたが、坂本博之弁護士が代理人となっています。坂本弁護士は、茨城県農業共済組合が、元会長理事・大山佳功を訴えた裁判の共済組合側の弁護士でもあります。
●榎戸和也議員が桜川市、萩原議長等を訴えた裁判
2024年3月 1日、榎戸氏が原告となり、桜川市(代表・大塚秀喜市長) 、萩原剛志氏議員、仁平実議員、潮田新正議員、相田一良前議員、白田伸一元経済部長を被告として裁判が始まりました。
訴えの内容は、「西友部の森林伐採問題で、榎戸氏が『戒告』の懲罰を受けたことに不満である。謝罪を求める」という内容です。榎戸氏側の弁護士は、坂本博之氏です。
被告側の弁護士は、市長の弁護士は、市の顧問弁護士の山形氏です。
萩原剛志議員ら5人の弁護士は、戸張順平弁護士です。
●川股隆議員が大塚秀喜市長らを被告とした裁判
この問題の始まりは、川股隆議員が「クラセル桜川の経営に不正があった」として、住民監査請求を請求しましたが、市監査委員は、「一部事務手続きに問題があったが、不正はなかった」として、却下しました。
そこで、2024年2月8日に、市長の大塚秀喜氏と副市長の石川武彦氏を訴えたものです。
市の弁護士は、市の顧問弁護士・山形氏です。
川股氏の弁護士は、藤川総合法律事務所(つくば市)です。
第1回公判は2024年5月24(金)日です