今、私は、新しい桜川の号外「菊池のぶひろ議員の4年間の議会活動の記録」の配布に力をいれています。約3500部は配布できたのですが、岩瀬地区6000軒を配布するには道半ばです。
あまり体力を使いすぎて体を壊しても、元も子もなくなりますので、今日は、6月議会の一般質問の準備を進めました。
昨日、国会では、党首討論が行なわれました。今日のしんぶん赤旗には、その全文が掲載されています。マスメディアの評価は、野党の追及には「新鮮味がない」というものがありますが、それは違うと思います。
特に、日本共産党・志位委員長の追及には、迫力があり、私が言いたいことを言ってもらったと思います。
日本共産党の追及、国民の思っていることをぶつけた追及に、安部首相は「まともに答えられなかった」というのが、正確な評価だと思います。
そこで、志位委員長の質問の討論の部分を紹介いたします。
「改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁ーなぜこんな悪質な行為が引き起こされたか」
志位委員長
森友・加計問題について質問します。
二つの疑惑が国会で問題になってから1年以上がたちます。しかし、1年以上たっても、国民の疑念は解消されるどころか、ますます深まる一方であります。
なぜそんな事態になっているのか。私は、この1年あまりの経過で明らかになった、あなた方政府も認めた五つの重大な事態を指摘したいと思います。
第一に、森友疑惑では、昨年2月下旬以降、決裁文書の改ざんという前代未聞の違法行為が行なわれていたことを、政府は認めました。
第二に、国と森友学園の交渉記録を「廃棄し、残っていない」とした、昨年2月下旬以降の国会答弁が虚偽であったことを、政府は認めました。虚偽答弁によって、交渉記録を隠ぺいしようとしたのであります。
第三に、交渉記録を「破棄した」という答弁に合わせて、昨年2月下旬以降、当時保管されていた交渉記録を実際に破棄してしまったことを政府は認めました。
第四は、加計疑惑では、「総理のご意向」などと書かれた文科省の内部文書が昨年5月に明らかになりましたが、政府は当初これを「怪文書」などと決めつけ隠ぺいをはかりました。「あったことはなかったことにはできない」と前川前文科次官の証言が行なわれるもとで、6月、通常国会の閉会間際になって、政府文書の存在を認めるに至りました。
第五に、柳瀬元首相秘書官は、昨年7月の国会答弁では、2015年4月2日、愛媛県今治市の担当者と会ったことについて「記憶にない」否定していましたが、一転して、同時期に加計関係者と認めました。昨年7月の答弁は虚偽答弁だったことは明白です。
これらの五つの行為は、そのどれもが国民と国会を欺く行為であり、それが真相究明の重大な障害となってきたことは明らかです。
そこで総理に伺います。改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁ーこのような悪質きわまる行為を引き起こした政権は、安倍政権が歴史上はじめてなんです。あなたの政権のもとで、いったいなぜこのような悪質な行為が行なわれたのか、その理由を総理はどのように考えておられるでしょうか。端的にお答えください。
注)これについては、安部首相は、まともに答えられませんでした。