菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

党首討論での志位委員長の質問

2018年05月31日 18時57分45秒 | 国政

 今、私は、新しい桜川の号外「菊池のぶひろ議員の4年間の議会活動の記録」の配布に力をいれています。約3500部は配布できたのですが、岩瀬地区6000軒を配布するには道半ばです。
 あまり体力を使いすぎて体を壊しても、元も子もなくなりますので、今日は、6月議会の一般質問の準備を進めました。

 昨日、国会では、党首討論が行なわれました。今日のしんぶん赤旗には、その全文が掲載されています。マスメディアの評価は、野党の追及には「新鮮味がない」というものがありますが、それは違うと思います。
 特に、日本共産党・志位委員長の追及には、迫力があり、私が言いたいことを言ってもらったと思います。
 日本共産党の追及、国民の思っていることをぶつけた追及に、安部首相は「まともに答えられなかった」というのが、正確な評価だと思います。
 そこで、志位委員長の質問の討論の部分を紹介いたします。

 「改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁ーなぜこんな悪質な行為が引き起こされたか」


 志位委員長
 森友・加計問題について質問します。
 二つの疑惑が国会で問題になってから1年以上がたちます。しかし、1年以上たっても、国民の疑念は解消されるどころか、ますます深まる一方であります。
 
 なぜそんな事態になっているのか。私は、この1年あまりの経過で明らかになった、あなた方政府も認めた五つの重大な事態を指摘したいと思います。

 第一に、森友疑惑では、昨年2月下旬以降、決裁文書の改ざんという前代未聞の違法行為が行なわれていたことを、政府は認めました。

 第二に、国と森友学園の交渉記録を「廃棄し、残っていない」とした、昨年2月下旬以降の国会答弁が虚偽であったことを、政府は認めました。虚偽答弁によって、交渉記録を隠ぺいしようとしたのであります。

 第三に、交渉記録を「破棄した」という答弁に合わせて、昨年2月下旬以降、当時保管されていた交渉記録を実際に破棄してしまったことを政府は認めました。

 第四は、加計疑惑では、「総理のご意向」などと書かれた文科省の内部文書が昨年5月に明らかになりましたが、政府は当初これを「怪文書」などと決めつけ隠ぺいをはかりました。「あったことはなかったことにはできない」と前川前文科次官の証言が行なわれるもとで、6月、通常国会の閉会間際になって、政府文書の存在を認めるに至りました。

 第五に、柳瀬元首相秘書官は、昨年7月の国会答弁では、2015年4月2日、愛媛県今治市の担当者と会ったことについて「記憶にない」否定していましたが、一転して、同時期に加計関係者と認めました。昨年7月の答弁は虚偽答弁だったことは明白です。
 
 これらの五つの行為は、そのどれもが国民と国会を欺く行為であり、それが真相究明の重大な障害となってきたことは明らかです。

 そこで総理に伺います。改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁ーこのような悪質きわまる行為を引き起こした政権は、安倍政権が歴史上はじめてなんです。あなたの政権のもとで、いったいなぜこのような悪質な行為が行なわれたのか、その理由を総理はどのように考えておられるでしょうか。端的にお答えください。

 
 注)これについては、安部首相は、まともに答えられませんでした。

 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜川市議会の4年間で一般質問に立った議員、立たなかった議員一覧

2018年05月29日 16時40分33秒 | 地方政治
 今日は一般質問通告締め切りの日です。今日、県西病院組合議会全員協議会に出席したとき、議会事務局に立ち寄り、一般質問通告者を聞いてきました。今日の12時で通告の受付は締め切られましたので、2014年10月議会から2018年6月議会まで16回の定例会がありました。
 一般質問をした方としなかった方をまとめることができましたので、何かの参考になると思いますので、お知らせします。

 番号は、座席順です。

1,谷田部由則 ●●●● ● 5回

2,大山和則 ●● 2回

3.榎戸和也 ●●●● ●●●● ●●●● ●●欠欠 14回
  (途中、市長選挙に立候補したことにより、失職)

4,萩原剛志(公明)●●●● ●●●● ●●●● ●●●●16回

5.鈴木裕一 ●● 2回

6.仁平実  0回

7.菊池伸浩(共産)●●●● ●●●● ●●●● ●●●●16回

8.風野和視 ● 1回

9.市村 香 ●●● ●●●●● ●●●● ●●● 13回

10.小高友徳 ●●●  3回

11.飯島重男 0回

12.小林正紀 0回

13.増田 豊 ● 1回

14.潮田新正 0回

15.相田一良 ●●● 3回

16.高田重雄 0回

17.増田 昇 0回

18.林 悦子 ●●●● ●●●● 8回

 注)他の16議員は無所属です。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県西総合病院組合議会全員協議会に参加

2018年05月29日 15時31分20秒 | 桜川市
 今日は、午後2時から、県西総合病院組合議会全員協議会が開かれました。

 

 これは、県西病院が9月に閉院することに伴い、残る残務処理を相談するためです。

 たとえば、財産処理です。
 土地は、約3000平方メートルありますが、これは桜川市に帰属します。時価は、3800万円と計算してあります。

 物品では、負のものもあり、これには約1000万円の廃棄処分費用が見込まれています。
 
 県西病院の解体には、概算で5.5億円を見込んでいます。もし解体中に、PCBやアスベストが見つかれば、解体費用は上乗せさせさせられます。

 これらの桜川市と筑西市の負担割合は、厳密にはそれぞれの市議会できまることになっていますが、いまのところ桜川市80.64%、筑西市19.36%で提案されることになるとの、説明でした。


注)
 県西総合病院の土地の時価ですが、30800万円と書いてありましたが、3800万円が正しい数字です。市役所職員から指摘がありましたので、訂正いたします。間違えたこと、お詫びいたします。(5月31日)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党政治家・加藤寬治氏の「3人以上出産スピーチ」の愚を嗤う

2018年05月28日 20時28分17秒 | 日々の雑感
 今日の東京新聞3面には、結婚式の式辞で、「3人以上の出産を呼びかけている」と発言し、批判を受けて、一旦は撤回した自民党政治家・加藤寬治氏(長崎2区)が、「発言撤回を撤回していた」と報じている。

 どうも加藤氏は、「一般人の発言」と「政治家としての発言」の違いが、わかっていないようだ。
 
 私もいろいろ桜川市内を歩いていて、「いまの若い人は、結婚もしないで、遊んでばかりいて、ダメだ」と怒る声を聞いている。先日は、亀岡では、名指しで、ある老人が、私に「あの役場職員は40才にもなって結婚もしない」と怒っていた。
 私は、「そんな無茶言うもんではありませんよ」と応じた。
 一般の人が、茶飲み話で、いろいろ言うのは、ある意味愛嬌でもあるし、自由である。そんなに目くじらを立てる必要はない。

 しかし、政治家は違う。得に、国会議員が、来賓として、正式の場で発言するのなら、十分気を遣わなければならない。

 いま、若者が結婚しない理由は何か。結婚して3人も子どもを作ることが可能なのか。過労死を生む働き方。夫婦共稼ぎをしなければ食べていけない低賃金。正規雇用がままならない現実。社会保険に入れなくて、国民健康保険にしか入れない会社もある。保育施設は十分あるのか。
 これらを考えれば、結婚し、3人も子どもをつくり、育てることは容易ではない。安易に、そんなことを言える状況ではない。

 政治家たるもの、その環境条件の改善に努力するのが仕事ではないか。加藤氏が結婚式で、「子どもは3人以上つくってください」とお願いして、「はい、そうします」というほど、子育ての環境は整っていないのが、いまの日本の状況ではないか。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日大アメフト部事件の憂鬱

2018年05月27日 19時02分47秒 | 日々の雑感
 この2週間、日大アメフト部の「無茶なタックル」問題が、メディアの関心を集めている。私は、このニュースを聞くたびに、憂鬱な気持ちになる。なぜだろうか、考えても考えても、まとまった説明ができないので、ブログにも書く気がしなかった。
 今日のしんぶん赤旗は、潮流欄(朝日新聞でいえば天声人語)で、「日本社会の縮図だ」との見出しで書いている。
 「絶対服従の社会」ともいっている。

 思えば、私の経験した高校の部活動の世界でも、この傾向は強かった。私は、剣道部、ハンドボール部、弓道部を経て、バスケットボール部の顧問をするようになった。弓道部は、真壁高校で自分が創部した部であったが、私よりもっと熱心な先生がきて、弓道部を去った。

 その後、私の担任した生徒がバスケット部のキャプテンになった関係で、「顧問がいないなら担任に頼め」ということで、私が顧問になることになった。

 試合の組み合わせの顧問会議にいって驚いたのが、体育教師の威張り散らした態度であった。ルールもよく知らず、審判もできない顧問は、黙って見ているしかなかった。

 県西のバスケット部会には、とっても威張っていた教師が1人いた。体育会系の顧問は、呼びつけにされていた。あまり威張っているので、私は、つい発言してしまった。

 「あなたは、なぜ、そんなにいばっているのですか。」
 S先生は、びっくりしてしまったようで、その後、私にだけには、「キクチさん」と呼び、呼び捨てにはしないようになった。

 また、体育会系の先生の多くは、試合中でも、失敗した生徒には鉄拳が飛んでいった。私は、生徒に教えられるような技量をもっていなかったので、ただ「がんばれ」というしかなかった。

 そのうち、顧問が審判もできないようでは、自分のチームが不利になると感じるようになり、審判の資格をとるようになった。

 あるとき、国際公認審判をもったチーム同士の試合に、私が審判をすることになってしまった。バスケットは、バレーボールと違い、ベンチから選手に激を入れることができる。そこで、私は、試合前、両方が国際公認審判で声を出されたら、「審判は萎縮してしまう」と申し出たら、「わかりました。変な檄は飛ばしません」との確約をえたことがあった。しかし、試合が始まれば、守れないことが明らかになった。

 私は、日大DLの追い詰められた選手の謝罪会見を見るたびに、聞くたびに、あの時代のいやな風景がよみがえってくる。


 
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする