菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

東海村・村上村長の「脱原発への心の軌跡」(1)

2013年03月31日 23時28分10秒 | 社会・経済
昨日の村上村長の対談の資料に、村上村長の「脱原発への心の軌跡」を綴った文章をもらった。よく読んでみると、味わいのある
文である。いくつか紹介したい。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
高時代の思い出として、こういう文章があった。
「あの理不尽で馬鹿げた戦争を何故防げなかったのか、お父さんの世代は何をしていたのか」こういって父を難詰したことがあった。今度は、この言葉が私らの世代に、私自身に突き付けられている。
 「何故自分の世代で何1つ解決できない原発を造ってきたのか。何世代にわたる付を残したのか」と。
私たちは福島事故を仕出かし、改めて核利用の非人間性に気づいた筈である。
にも拘らず、原発をスパッと捨てられないとしたら、この問いに何と答えられるのだろうか。
これは、技術・経済の問題ではなく、哲学の問題だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私も、村上さんとは同世代である。私も、大学生のころ、おやじに、「何で戦争に反対しなかったのだ」と食って掛かったことがある。私は、それを契機に、共産党の活動に参加した。
(つづく)
 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

村上達也村長と小森陽一氏の対談を聞く

2013年03月30日 21時54分07秒 | 社会・経済
今日は、東海村文化センターで開かれた「村上達也村長と小森陽一氏の対談」を聞きに行った。

村上氏は、原発立地の自治体の長として、ただ1人、原発反対を鮮明にしている人です。この人の発言には、1999年のJCOの放射能漏れの事故以来、「国民の安全のためになにも具体的対策をとろうとしない国の姿勢を間近にみていた首長としての体験」が、言葉の端端に感じられることです。話を聞いていて、もっともうなづく言葉ばかりです。
私は、客席からの質問として、「近づく、東海村長選挙には、ぜひ、立候補して、奮闘してほしい」との質問をした。
「今、おこたえするのはむずかしい」との回答があった。
Img_0659

小森陽一さんは、言わずと知れた弁舌さわやかで、今の、憲法状況をわかりやすく語ってくださいました。






オープニングアクトとして、橋本実さんが、うたごえリーダーとして、4曲、たのしく歌をリードしてくれました。



Img_0651


Img_0657





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磯部の桜の見ごろは、30日(土)31日(日)のころになりそうです

2013年03月29日 21時45分25秒 | 日々の雑感
今朝の新聞折り込みに、「桜川の桜まつり」のチラシが入っておりました。
メーン行事となる「桜まつり」は、すでに日程が組まれており、4月13日は動かせないそうです。
しかし、桜の方は待ってくれません、一番の見ごろは、明日から明後日となるのではないでしょうか。
昨年の桜まつりは、寒くて寒くて、私は途中で帰ってきた記憶があります。
花は思い通りにはならないものですね。
今朝、桜の開花具合を撮ってきましたので、紹介します。
Img_0648



Img_0649



Img_0650






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域政治新聞「新しい桜川3月議会号」は3月31日の朝刊に折り込まれます

2013年03月28日 22時35分52秒 | 議員活動
3月議会の報告を載せた「新しい桜川30号」は、3月31日の朝刊に折り込まれます。
岩瀬読売、塩田新聞店、仙波新聞店、真壁読売、真壁朝日、協和読売の6店に折り込みを依頼してきました。
大和地区本木の北野台に、おおきな太陽光パネルがみられました。平地に基礎をうち、太陽光パネルを並べたものです。立ち寄って、見学させてもらいました。古河市の方が、土地を借りて、売電を目的に、太陽光パネルを敷き詰めたものです。経済的にプラスになるには、10年はかかるそうです。
市では、大和庁舎の屋上に、太陽光パネルがつけられます。
桜川市内の平地に、こんな規模の太陽光パネルを見たのは、私は初めてです。写真を撮ってきましたので、紹介します。
Img_0647





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨のため、読書に専念しました

2013年03月27日 22時20分37秒 | 日々の雑感
今日は、朝から小雨であり、また、連日、演説の疲れもあり、読書に専念しました。
今、私が関心をもって読んでいるのは、井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズです。私が、今まで、子どものころから疑問に思っていたことが、「あっ、そうなのか」とわかってきたからです。
1つは、鎌倉幕府のことです。
源頼朝の家系は、3代で途絶えてしまいました。その後、北条家が執権として、政治の実際をおこなってきたことは知っていましたが、たとえ名目であれ、「頼朝の地位=征夷代将軍」にいたのはだれであったのか言うことです。教科書には説明はありません。
そこのところを、きちんと説明してあるのです。
また、タブーを恐れず、ズバッと、核心をついているのも心地よいですね。
井沢氏の考えとは、相容れないところもあるのですが、氏の歴史の味方には、勉強させられます。
たとえば、「学者は公式資料しか信用しない」と、批判をしているところは、その通りだと思いました。
私も、以前、「江戸時代農民は何をたべていたか」で、学者と徹夜で論争したことがあります。
「人口の9割近くを占める農民が、コメを食べなければ、コメを消費できない」と、「物質不滅の法則}をつかって説明しても、「正義の学者」は、農民は、粟・稗を食べていたと言い張って、譲らないのです。
歴史は、冷害で苦労したことは書き残しても、日常普段の平凡なことは、あまり書き残さないのです。

私の体験でいえば、「茶髪禁止令」で、茶髪が減ったのではなく、茶髪が多かったから、茶髪禁止令ができたのです。
「コメをたべるな」というお触れも、「春に蒔く種もみも食べてしまったから、米を食べるな」との禁止令を出したのです。
こんなことを思い出させてくれる楽しい本です。
おすすめです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする